こんにちは、アフリカ在住ブロガーの根本(@dujtcr77)です。
アフリカのルワンダに住んで4年、今まで日本ルワンダ間を4往復してきました。
その度に考えるのが持ち物。
「これがあったら良かったな」「あれは意外に使わないな」など失敗を繰り返してきました。
そこで今回はアフリカ、特にルワンダに旅行する際の持ち物を、
- 必需品
- 優先順位の高いもの
- あると便利なもの
に分類して紹介したいと思います。
必需品
パスポート・査証(ビザ)
行き先が海外なので、当然ですがパスポートは必要になります。
申請から発行までの日数などは地域によって異なる場合があるので、事前に申請する事務所のホームページでも情報を確認しておきましょう。
また、例えばルワンダに行くためには査証(ビザ)も入手しなければなりません。
ルワンダのビザ申請手続きについては駐日ルワンダ大使館のサイトをご参考ください。
その他、ビザが必要となる国についてはこちらから確認できます。
現金
アフリカでは、クレジットカードが使えない店が先進国などと比較して多いです。
旅行では最悪の場合、これだけあればなんとかなるというのがパスポートと現金。
まとめて大金を持っているのは危険ですので、各カバンなどに分散して持っておくとよいでしょう。
また、ルワンダのように直接日本円から現地通貨に替えることができないことも多いので、ドル(USD)で持っておくことをおすすめします。
クレジットカード
多くないとはいえ、アフリカにもクレジットカードを利用できるお店はあります。(レストラン・ホテルなど)
万が一「持ってきたお金が足りない!」なんてときに役に立つのがクレジットカード。
1枚は持っていきたいですね。
まず外せないのはVISAカード。
クレジットカードが使える店の99%でVISAを使うことが出来ます。
ルワンダでも、カードが使えるお店でVISAが使えない店にあったことはありません。
特におすすめは年会費がずっと無料なのに、ゴールドカード並みの海外旅行保険がついている「エポスカード」。
持っていて得しかありません。
エポスカードをまだ持っていない人はとりあえず申し込んでおくことをおすすめします。
▼公式サイトでエポスカードを見てみる▼
エポスカードのレビュー記事も書いていますので、あわせて参考にしてみてください。
⇒海外旅行に行くならエポスカードがおすすめ!デメリットほぼなしの最強カードなのでとりあえず持っておきたい
手厚い補償・空港ラウンジ利用・高級ホテル割引などハイクラスな旅行を年会費4,000円で手に入れたい方にはこちらがおすすめ
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イエローカード(黄熱病予防接種証明書)
黄熱病の予防接種を受けた際に受け取る黄熱病予防接種証明書(通称:イエローカード)関しては、すべての人が必ず必要というわけではありません。
しかし、以下の条件に当てはまる人は必須となっており、重要度も高いので「必需品」として紹介します。
- 黄熱病の危険性のある国からルワンダへの入国を予定している者
- ルワンダから黄熱病の危険性のある国への入国を予定している者
また、証明書を所有していない者に関しては、ルワンダ国際空港を利用の際には、空港で40ドルにて予防接種を受けることが可能となります。
なお、イエローカードの提示が必要となる国や黄熱病予防接種をしている医療機関などは厚生労働省検疫所ホームページより確認することができます。
旅行用カバン
旅行用のカバンは、旅の快適さを決めるポイントになります。
ポイントは「自分にあったもの」を「最小限で」。
あれもこれも持っていくと荷物を持ち運ぶだけでも大変でせっかくの楽しい旅にストレスを抱えることになってしまいます。
旅の日数や航空会社の荷物制限を参考にしてカバン選びをしましょう。
大容量バック
1か月以上の旅になる場合は、1つは大容量のバックパックを持っていくと良いです。
アフリカの場合には、地面が整備されていない場所が多いのでスーツケースはおすすめしません。
機内持ち込みサイズのリュック
機内に持ち込めるくらいのサイズのバックも用意しておきたいですね。
ちなみに余談ですが、旅に行くときのリュックは普段使えないような派手派手な色が好きです。
非日常を演出できてテンションも上がりますしね。笑
優先順位の高いもの
必需品以外で「どんなにバックが小さくてもこれは持っていきたい!」というもの。
SIMフリーのスマートフォン
SIMフリーのスマホがあれば、アフリカにいてもネット環境に身を置くことができます。
やはりネットがあると何かと便利、というかないと困ることも多いです。
例えばホテルに行きたいだけなのにタクシーの運転手が道知らなかったり、そもそも言葉通じないからコミュニケーション取れなかったり。
そんなときでも、ネットがあれば地図を表示したり翻訳サイトをサクッと活用できますからね。
おすすめはハイスペックで使いやすいASUS(エイスース)のZenfoneシリーズ。
私は使いやすさ・性能トップクラスのZenfone3 ZE552KLを愛用しています。
ルワンダでも問題なく使えてます。
レンタルWi-Fiルーター
「SIMフリーのスマホは持ってないし、買うつもりもない」という方におすすめしたいのがレンタルのWi-Fiルーター。
持っているスマホに繋げば、ネットを利用することができます。
1日480円~1,580円で利用可能(2017年6月現在)で可能なので、前もって予約しておきましょう。
おすすめは『イモトのWi-Fi』。
私も過去何度か利用したことがありますが、問題なく使うことができました。
アフリカも40以上の国に対応しています。
イモトのWi-Fiをレンタルする⇒イモトのWiFi
変圧器・変換プラグ
国によって使えるものが違うので、1つ万能なものを持っておくと便利です。
私のおすすめは『BESTEK』。
「とにかくこれ1つあればOK!」といった商品なので大変気に入っています。
コンセントやUSBを差し込める場所も計7つあるので、たこ足が不要です。
詳細なレビューも書いていますので、併せて参考にしてください⇒【おすすめ変圧器・BESTEKレビュー】海外旅行やよりも移住者向け~メリット・デメリット~
モバイルバッテリー
頻繁にカメラを使う人や、旅行の様子をSNSやブログにアップしたい人などに欠かせないのがモバイルバッテリー。
私が使っているのは『Anker PowerCore 20100』。
コスパ高いわスペック高いわで、モバイルバッテリーはAnker以外に考えられないですね。
お気に入りの理由はその容量。
なんとiPadを2回フル充電でき、iPhoneだったら約7回の充電が可能です。
あえて難点を挙げるとすれば大きさと重さ。
長財布くらいの大きさで、割とズッシリきます。
「そこまで充電しないけど、心配だから持っておきたい」
「荷物はできるだけ軽くした」
こういった方はコンパクトサイズで十分かもしれません。
(こちらのスティック型はスマホ1~2回フル充電可能です)
薬
普段飲んでいる薬は持っていった方がいいです。
もちろん海外でも薬は売っていますが、例えば同じ頭痛薬でも成分や強さが全然違ったりします。
あるだけでも気持ち的に安心ですしね。
携帯歯みがきセット
なんだか当たり前すぎて忘れてしまいそうですが、地味に忘れちゃいけないのが歯みがきセット。
日本のホテルみたいに丁寧に置いてあると思わない方がいいです。
ポカリスエットの粉末
私のようにお腹が弱い人には「必需品」まで格上げしてもおかしくないのがポカリ粉末。
食中毒になってしまった場合、脱水症状を防ぐためにポカリの粉を薄めて飲むといいと言われています。
本来の分量だと濃すぎるらしいので、そこまで長期でなければ最低2~3袋バッグのすき間に入れておくことをおすすめします。
虫よけスプレー
アフリカではマラリアの危険性がある国も多く、虫よけスプレーは持っていくべきです。
マラリアなくても、何か所も虫に刺されるとけっこうイライラしますしね。
室内用だったらこちらの「蚊がいなくなるスプレー」がおすすめ。
プシュっとワンプッシュするだけで蚊やハエがすぐに死にます。人類すごいです。
蚊帳のない宿に泊まった際などに重宝します。
小さなものを選ぼう
虫よけは是非とも用意しておきたいアイテムですが、そんなにバンバン使うものでもありません。
荷物になるので旅行期間などとも相談してできるだけ小さいものを選ぶようにしましょう。
ムヒアルファ
虫よけを使ったからって絶対に刺されないわけではありません。
また、蚊以外にもアフリカでやっかいなのがダニなどの害虫被害。
ダニは蚊よりもかゆみが強く、しつこいです。
できればお医者さんにいって処方してもらうことをおすすめします。
市販であれば、いくつか試した中でもここで紹介している『ムヒアルファEX』が一番効きました。
速乾タオル
速乾の名に恥じないスピードで乾きます。
また、面積当たりの吸収力が普通のタオルよりも圧倒的に強い。
私はハンドタオル程の大きさのものを使っていますがバスタオルとして十分に使えます。
朝使って浴室に放置。夕方帰ってきたらもうカラッカラですからね。
ヘッドライト
これを優先順位の高いものとして挙げるのは少し意外かもしれません。
しかしヘッドライトはとても大事なアイテムだと認識しています。
アフリカでは停電が多く、また街灯がない場所などでは真っ暗な道を進むことを余儀なくされることがあります。
そんな時、スマホのライトを使うのは盗難の可能性もあり非常に危険です。
また、犯罪はもちろん道路が舗装されておらず突然落とし穴のようなくぼみがあり落下・転倒の恐れがあります。
その場合にヘッドライトをしていれば穴に気が付きやすく、また万が一転んでも両手を自由に使うことができます。
旅は安全あってのもの。
私用頻度は決して高くありませんができれば持っていってすぐに使える場所にしまっておいてください。
折り畳み傘
アフリカでは、スコールのように急に強い雨が降り始めることがあります。
「アフリカに行くんだから雨くらい気にならない説」もありますが、楽しい旅の途中で雨に濡れて風邪を引いてしまってはつまらないので、携帯しておきましょう。
ウェットティッシュ・シャワーシート
アフリカでは水が十分になかったり、シャワーが壊れてたりしている場合もあります。
そんなときにシャワー代わりとして活躍してくれるのがウエットティッシュやシャワーシート。
手を洗いたい時などにも便利。
アフリカでは手を使って食事をすることもあるので、食事の前後にも活躍します。
着替え
当たり前ですが必要な着替えもいくつか必要になります。
アフリカ旅行にがっつりオシャレしていってもしょうがないので、メルカリなどを使ってサクッと買い物を済ませてしまいましょう。
あると便利なもの
ソーラーランタン
小さな巨人とはコイツのこと。
持ち運びの際にぺったんこに出来るのは嬉しいです。
つぶすとホットケーキくらいの大きさになるのに、膨らまして電気をつけるとベッド回りがパッと明るくなります。
特に長期で滞在する人におすすめ。
イヤな停電のはずが、ソーラーランタンの優しい光の中で読書なんかすると不思議と幸せな気持ちになりますよ。
Kindle(キンドル)
本好きには「必需品」といっても過言ではないのがKindle。
旅行では移動中や疲れて宿でゆっくりしたい時など、さまざまな場所で旅の相棒として活躍してくれます。
カメラ
旅の思い出を少しでもきれいに残しておきたい、という人はカメラがあると便利です。
私もルワンダに来る前に意気込んで「ミラーレス一眼」なるものを買ってみました。
(「ミラーレス」が何なのか、「一眼」が何なのかも知らずに)
結果としてまったく面白いと思えず、すぐにやめてしまいました。
とはいえ他に海外で活躍している協力隊同期やブロガーさんをみていると、やはりカメラを楽しみ上手く活用している人は多いです。
なので人による、という意味で「あると便利なもの」に入れました。
私のようにカメラに詳しくないもののせっかくアフリカに行くのだから買ってみたいという方は以下のサイトでおすすめのカメラを紹介していますので参考にどうぞ。
一眼レフカメラを初めて買いたい人は必見!1台目はNikonかCanonの初心者向け中級機種がおすすめ
洗濯ロープ
室内乾し用に。部屋の形にとらわれず柔軟に設置可能なのが洗濯ロープ。
とっかかりがあればどこにでも引っかけることができて、長さの調節も可能です。
私も愛用しています。
ハードディスク
データの保存場所、バックアップ用として。
容量は自分がどれくらい使いそうかで決めればいいと思います。
容量が大きいから極端に物理的なサイズが大きくなる訳ではないので、私は1テラのものを使っています。
予備のパソコン
私の場合、メインPCはレッツノートなのですが、その前に使用していたMacを念のため別送しておきました。
あまり出番はないかと思っていたのですが、ルワンダに来て何故かレッツノートだけWi-Fiにつなげなくなるというハプニングが発生。
あれこれイジってたら解消したのですが、レッツノートが使えない間はメインとして頑張ってくれました。
このように、予想外のハプニングということもあるので、パソコンが必須な人、長期滞在の人は予備のパソコンがあると安心です。
「予備のパソコンがあるといいでしょう」なんて言われてもそうポンポン買えるもんじゃありませんよね。
もし気にならないのであれば、予備のパソコンは中古で探してみるのも手です。
日本食
長期滞在だと、めちゃくちゃ恋しくなりますね、日本食。
非常食にもなりますので、荷物に余裕があるようであれば是非持っていくことをおすすめします。
またこの記事を見てくれている方が青年海外協力隊候補である場合は、強く強くおすすめします。笑
ルワンダでもそうでしたが、マズイわけじゃないんですけどね、現地のメシはとにかく飽きます。
ここで紹介しているアルファ米シリーズは本当ウマい。
水入れて60分、お湯なら15分待つだけで本格的な五目ごはんやもちもちの白米が食べられちゃいます。
ビーチサンダル
ビーチに行きたいときはもちろん、室内履きとして、長いフライトで足をラクにするために。
色んな所で活躍してくれるのはビーチサンダルです。
パーカーなどの羽織るもの
「アフリカ=暑い」と思っている方は多いと思います。
確かに、多くの国は赤道近くに位置しているため間違った認識ではありません。
しかしすべてのアフリカの国が暑いわけではないんですね。
例えば私の住んでいるルワンダ。
赤道直下の国にも関わらず、季節によっては朝晩冷えます。
その理由は標高が高いから。
ルワンダに限らず、半そで半ズボンだけでアフリカ大陸に乗り込むのはNG。
自分の行く国の気候を調べて、必要に応じてパーカーなどの羽織るものを持っていきましょう。
まとめ
さいごにおさらいとして、アフリカ旅行持ち物リストを振り返ります。
必需品
- パスポート・査証(ビザ)
- 現金
- クレジットカード
- イエローカード(黄熱病予防接種証明書)
- 旅行用カバン
優先順位の高いもの
- SIMフリーのスマートフォン
- レンタルWi-Fiルーター
- 変圧器・変換プラグ
- モバイルバッテリー
- 薬
- 携帯歯みがきセット
- ポカリスエットの粉末
- 虫よけスプレー
- ムヒアルファ
- 速乾タオル
- ヘッドライト
- 折り畳み傘
- ウェットティッシュ・シャワーシート
- 着替え
あると便利なもの
- ソーラーランタン
- Kindle(キンドル)
- カメラ
- 洗濯ロープ
- ハードディスク
- 予備のパソコン
- 日本食
- ビーチサンダル
- パーカーなどの羽織るもの
正直慣れてくると「まあとりあえずモノがなくてもなんとかなるっしょ」とか思ってしまいます。
でも自分がそうだったように、はじめて行くときってよくわからないし不安なんですよねー。
もしも、
「〇〇は現地で調達できますか?」
「△△は持っていった方がいいの?」
みたいな質問や気になることがあれば、わかる範囲でお答えするのでお気軽に質問ください。
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