仮想通貨XEM(ゼム)/NEM(ネム)とは?概要や買い方、将来性などまとめ

こんにちは、ルワンダ会計士ブロガーのぴかりん(@dujtcr77)です。

突然ですが、以下の質問に簡単でも答えることができますか?

  1. NEMとは何か?
  2. NEMとXEMの関係は?
  3. NEMにはどのような使い道がある?

仮想通貨をやっている人でもよく混同されるのがNEMとXEM。
違いくらいはわかっていてもイマイチ理解されていないNEMとXEM。

そこで今回は仮想通貨投資歴2年目の私が、ブロックチェーン技術『NEM(ネム)』と仮想通貨『XEM(ゼム)』について解説していきます!

XEM(ゼム)/NEM(ネム)って?違いは何?【30秒でざっくり解説】

「NEMとXEMの違いは?」なんていう見出しをつけましたが、そもそも比べるレベルのものではありません

ただ、このあたりを混同されている方がいるようなので、まずはざっくり説明してイメージ付けをしましょう。

30秒でざっくり理解!NEMとXEM

✔ NEM(ネム)はビットコインの持つ欠点を補う形で開発されたブロックチェーン技術の名前

 XEM(ゼム)は、NEM(ネム)というブロックチェーン上における根幹となる仮想通貨のこと

✔ NEM上では他のアプリケーションとの統合がしやすい

 NEMの開発者たちが作った「mijin」というブロックチェーン技術と、NEMとの提携にも注目

 NEMやmijinは「カタパルト」と呼ばれるアップデートでさらに機能が追加される予定

✔ 仮想通貨XEMではビットコインのように「採掘(マイニング)」ではなく「収穫(ハーべスティング)」と呼ばれる

✔ 「ハーべスティング」は「マイニング」と異なり、PoIという方法で冨に偏りが生じないよう工夫されている

 仮想通貨XEMはNEM広く応用されることで大きく上昇する可能性があるも、いつになるかは読めない

 

ここではいったん、

  • 「NEM」はブロックチェーン技術のことで、「XEM」はそこから生まれた通貨だということ
  • 「NEM」はいろいろと応用可能らしい

ということを最低限押さえてもらえればオッケーです!

ブロックチェーン技術・NEM(ネム)とは

「NEM」は「New Economy Movement」(新しい経済運動)の略です。

NEMは、ビットコインの根幹技術であるブロックチェーン技術の欠点を克服する必要性から生まれました

一から開発され、全く新しいブロックチェーン技術として、

  • より単純で
  • 拡張しやすく
  • 外部アプリケーションとの統合が容易である

という特徴を持っています。

Bitcoin Forum」でUtopianfutureというハンドルネームの人物により企画され、2015年3月に公開。

NEMは、暗号通貨の価値が操作される確率を最小限にするために、より分散した状態で通貨を配布するという構想としてはじまりました。

NEM(ネム)の機能

NEMの機能としては資産(所有権)の管理、独自トークンの発行、電子署名などあらゆることが可能です。

ここではNEMのもっとも強力な機能の1つである「独自トークンの発行」NEMの技術よりうまれたプライベートブロックチェーン「mijin(ミジン)」に絞って紹介していきます。

独自トークン(モザイク)の発行

NEMにおける独自トークンはMosaic(モザイク)と呼ばれています。

このモザイクは、インターネット上のドメインのようなNamespace(ネームスペース)を取得することで発行することが可能。

NEMブロックチェーン上では、トークンを数分もかからず作成することができてしまうんです。

NEMで発行するトークンには、例えば以下のような特徴があります。

  • 自由に発行量の設定が可能
  • 一定期間後に失効させることができる
  • 現実世界のアセットを担保にすることができる
  • ユーザー間だけでなく発行者とユーザー間の取引に限定

mijin(ミジン)との提携

日本の仮想通貨取引所「Zaif」を運営している株式会社テックビューロ社が開発する「mijin(ミジン)」もNEMの技術をもとにしています。

NEMやビットコインのようなパブリックブロックチェーンでは誰もが簡単に参加することができます。

しかし実際のビジネスにおいては、参加できる人が限られていますよね。
mijinは、NEMのコアデベロッパー(中心的な開発者)たちによって開発されている、プライぺートブロックチェーンを構築するための製品となっています。

具体的な実用例で言うと、銀行の勘定システムへの適用などが考えられます。

また、複雑なコードを必要とせず利用できるという点でNEMと共通点があります。

▼「mijin」のことがよくわかる動画▼

NEM(ネム)関連のニュースでよく聞く「カタパルト(Catapult)」とは

NEMや前述のmijinのニュースでよく「カタパルト(Catapult)」という言葉が出てきます。
カタパルトはMijinのプラットフォームに新たに改良と修正を加えたプロジェクトのことです。

簡単にいうと、NEMとmijinに追加される予定の新機能のようなもの。

具体的には以下の3つの機能が追加されます。

1、プログラミングを必要としないアセットの自由な生成・利用(On-Chain Asset Modeling)

全ての資産をトークン化してブロックチェーン上で管理することができます。
プログラミングを必要としないのでシステム開発不要で、経営者が自由に設計することが可能。

2、マルチシグによるアセットのコントロール(Smart Signing Contract)

⇒すべての資産へのアクション(取引)に対し、複数の人が承認がなければ実行に移せないように設定。
これによりアセットのコントロールが簡単・安全に行うことができます。

3、複数の取引の同時実行(Aggregate Transaction)

⇒複雑な取引も、条件を満たしたタイミングで同時に実行することができます。

 

これらの機能により、工期・工数・コストなどを劇的に削減可能になります。

カタパルトの実装は、mijinは2017年11月にオープンソース化に向けたβテストプログラムを開始。(つまり、もうすぐ公開ということ)
NEMにも2018年以降に実装予定です。

仮想通貨XEM(ゼム)の概要・仕様

概要

  • 名称:XEM
  • 読み方:ゼム
  • 発行上限数:8,999,999,999
  • 収穫(ハーべスティング)の方法:PoI(プルーフ・オブ・インポータンス)
  • リリース日:2015年3月31日

ここからは、NEM上で発行された仮想通貨「XEM」について見ていきましょう。

XEMの発行上限数は約90億枚。
これをおよそ1,600人の投資家に均等に分配したことよりはじまりました。

最初にコインが全て発行されているため、ハーべスティングの報酬は取引手数料が原資となります。

仮想通貨XEM(ゼム)の収穫(ハーべスティング)

PoI(プルーフオブ・インポータンス)

前述の通り、NEMはビットコインのもつ欠点を改善する形で登場しました。
その中の1つに採掘方法があります。

ビットコインがマイニング用いるPoW(プルーフ・オブ・ワーク)には以下のような問題点があります。

  • 多くの資本力を必要とする計算力がカギとなるため冨に偏りが生じる
  • 大量の電力を必要とする

PoWは「Proof of Work」と言われるだけあってその仕事量に応じてビットコインを報酬として受け取れる仕組みです。

この意味では健全なものなのですが、その仕事をこなすのに多くの計算力(PCや電力)を必要とします。
それゆえに資本力のある者が有利となってしまい、結局お金持ちがさらにお金持ちになるだけという傾向があるのです。

この冨の偏りを避けるために登場したのがNEMのPoI(プルーフ・オブ・インポータンス)
アカウントに持っている仮想通貨の残高や、アカウントが処理している取引ボリュームに応じてハーべスティングを行う権利が決定されます。

アカウントが処理する取引が多い(=貢献度が高い)ほど、ネットワークにとっての重要性(Importance)も上昇するという考え方です。

普通のPCでもハーべスティングに参加することができ、大量の電量も必要としません。

仮想通貨XEM(ゼム)過去の相場・値動き

XEM(ゼム)のチャート

XEMは2017年はじめまでは1円以下で推移していましたが、3月~5月にかけて大きく上昇

この時期は仮想通貨全般が大きく盛り上がっていた(特にゴールデンウイーク)のに加え、前述の「Catapult」への期待などが主な暴騰要因ですね。

XEMは一度暴落して再度7月~8月に上昇しました。
ブロックチェーン技術を実際のビジネスに応用するための「COMSA」にNEMが使われることなどが理由です。

その後は緩やかな下降傾向で2017年11月現在は1XEM=20円前後となっています。

時価総額から見る他の通貨との関係

仮想通貨全体の中でもXEMの時価総額は上位
2017年11月8日時点で「中国版のイーサリアム」と呼ばれるNEOに続く8位となっています。

例えばこれが100倍になると時価総額最大のビットコインを軽く超えてしまいます。
上昇することはあっても短期的にに50倍、100倍のような上がり方はしないでしょう。

ただ、仮想通貨市場そのものも成長しています。
数年後に「フタを開けてみたら2017年から100倍になってたね」という可能性はゼロではありませんね。

もう少し短期的なところだと、リップルやライトコインあたりは充分に射程圏内だと思うので、2~5倍くらいにはなってもおかしくないかも?

仮想通貨XEM(ゼム)の将来性

生かすも殺すもユーザー次第

ここまで見てきた通り、XEMは非常に革新的な技術であるNEMという技術に裏付けされた将来有望な通貨であるように思えます。

しかし、2017年に何度が暴騰したものの11月現在その価格も落ち着き少しくすぶっている印象。
その理由は何か?

NEMはいろんなことができる技術であると同時に、今はそれがあだになり何ができるかよくわからないために手を出しづらいのだと思います。

「仮想通貨界の器用貧乏」になってしまっているわけです。

仮想通貨の数か月先すらどうなっているかよくわからない今の状況では「決済を安くスピーディーに!」とか思想のわかりやすいものの方がウケが良さそうです。

つまりこの先、いかにNEMをうまく活用していくかでその運命が大きく分かれるのではないでしょうか。

特に実用面で一般の人にもわかりやすいニュースが出れば、案外あっさりと上昇するかもしれません。

NEMコミュニティの盛り上がり

ある仮想通貨が価値ある投資対象となるか判断するための重要な要素として「コミュニティ」が挙げられます。

ナンバーワンにならなくても、コミュニティで愛され「普及させよう」「盛り上げてこう」という動きが強い通貨は将来性が高いです。

NEMにもその動きは見られます。

例えば2017年12月16日(土) に入谷ホール(東京都台東区)では「NEMket」と呼ばれるNEMで決済するフリーマーケットのようなものが開催されます。

また2017年12月には渋谷にNEM支払いのできるバー「NEM Bar」がオープン予定です。

この他にも影響力の強い仮想通貨ブロガーのイケハヤさん(@IHayato)が推している通貨で、NEMを使って何か仕掛けてくれそうな予感もあります。

モナコインの紹介記事で書いたTwitter上の投げ銭システムはNEMにも存在し、「tipNEM」と呼ばれています。

このように、少しずつNEMも身近に感じることのできるイベントや動きが出てきたことで、コミュニティの広まりが加速していくことでしょう。

仮想通貨XEM(ゼム)の買い方

仮想通貨XEMを買うことができる仮想通貨取引所は国内にもいくつかあります。

その中で特におすすめの取引所を2つご紹介します。

Zaif

Zaifは株式会社テックビューロが運営する取引所です。

取引手数料が安い、ZAIFトークンなど他では買えない銘柄を数多く扱っているなどの特徴があり、仮想通貨投資をするなら絶対に開いておきたい取引所の1つですね。

特にXEMを購入する際におすすめの理由は、ZaifにはXEMの販売所ではなく取引所があり他よりもお得に購入することができるからです。
(販売所と取引所の違いはこちらの記事で解説しています⇒【ビットコイン取引所】主要13社を徹底比較しておすすめ5社をランキング形式で紹介する)

Zaifは登録したあとに取引ができるようになるまで時間がかかるので、気になる人はまず登録をしておきましょう。

▼Zaif公式ページからはじめてみる▼

Zaifの詳しい紹介記事もあわせてチェック⇒Zaifのメリット・デメリット・評判まとめ

Coincheck

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もうひとつ、XEMを取引したい人におすすめなのが「Coincheck」です。

Coincheckでは現在、XEMの取引は販売所でしかできないためZaifと比較して割高になってしまいます。
しかし、XEM以外にもビットコイン、イーサリアム、オーガーなど12種類の仮想通貨を取り扱っています。

XEMだけでなく、色んな仮想通貨に幅広く投資したい人におすすめの取引所となっています。

仮想通貨周りはニュースが絶えず、急にある通貨が注目を浴びることがあります。
そんなときにCoincheckに口座を持っていると主要な仮想通貨を豊富に取り扱っているのでいつでも動けて安心です。

はじめて仮想通貨を開く人はもちろん、サブとしても是非使いたい取引所ですね。
私は前述のZaifとCoincheckを両方持って使い分けています。

▼Coincheck公式ページからはじめてみる▼

Coincheckの紹介記事もあわせてチェック⇒Coincheckのメリット・デメリット・評判まとめ

まとめ:NEM(ネム)はビットコインから可能性を広げた汎用性の高い技術

今まで見てきたように、ビットコインの欠点を補う形で産まれたNEM、そしてその通貨であるXEMは、大きな可能性を秘めています。

よく仮想通貨の(個人的)評価をする時に「長期的には買い」という言い方をします。
XEMも投資的な観点で言えば「長期的には買い」だとは思います。

しかしこれもどのタイミングでどれだけ上昇するか読めず、1~2年ではもしかしたら芽が出ないかもしれません。

私は今後数年は、

  • 徐々にNEMの技術レベルが実用化に追いつき
  • その度に暴騰⇒調整売りで少し下げる
  • また新たな実用化ニュースで上げる

ということを繰り返し、長期のチャートで見ると結果的に右肩上がりになっているのではと予想しています。

なので資金を集めすぎず買って、気長に待つ方針です。

※好き勝手書いてるだけなので投資は自己責任でお願いします!

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