※2017年11月22日最終更新
こんにちは、ルワンダ会計士ブロガーのぴかりん(@dujtcr77)です。
今回は仮想通貨「Litecoin(ライトコイン)」を紹介します。
目次
Litecoin(ライトコイン)の特徴・仕様
概要
- 名称:Litecoin
- 読み方:ライトコイン
- LSK発行上限数:8,400万枚
- 採掘(マイニング)の方法:PoW(プルーフ・オブ・ワーク)
- リリース:2011年10月
ライトコインは数あるアルトコインの中でも、初期に作られたコインです。
2011年にソフトウェア開発プロジェクトのための共有ウェブサービスである「Github」上で元Google社員のCharlie Lee(チャーリー・リー)氏により創られました。
ビットコインのプログラムコードを基に開発されたため、基本的な仕組みはビットコインと同じです。
利用方法としてもビットコインと同様、決済用通貨になります。
▼ライトコイン開発者Charlie Leeさんの発言もTwitterでチェック▼
I just published “My Vision For SegWit And Lightning Networks On Litecoin And Bitcoin” https://t.co/lGOzDCxSrd
— Charlie Lee [LTC] (@SatoshiLite) 2017年1月6日
▼ライトコインのわかりやすい紹介動画(英語)▼
こちらはライトコインについて説明した動画です。
英語音声ですが視覚的な動画でわかりやすいので1度観てみることをおすすめします。
Litecoin(ライトコイン)とビットコインの違い
ライトコインはビットコインをもとに開発されましたが、ビットコインとは異なる点が大きく3つあります。
ビットコインより承認時間が短い(約2分半)
ビットコインの場合は、1つのブロックの生成時間、すなわち承認時間が約10分になっています。
これに対しライトコインの承認時間は約2分半と、ビットコインの約4分の1であることが1つ目の特徴です。
これによりビットコインよりもスピーディな取引が可能となります。
また、取引時間が短いということは「ダブルスペント(二重支払い)」の防止にもつながります。
ダブルスペント(二重支払い)とは
ダブルスペントは、複数の人に同時に送金をすることで、ある人への送金が正しく行われないこと。
その反面、承認時間が短くなることで改ざんなどに対するセキュリティ面で弱くなるなどのデメリットもあります。
暗号化方式が異なる(Scrypt)
ビットコインは暗号化方式に「SHA-256」を利用しているのに対し、ライトコインは「Scrypt」を採用しています。
技術的な話は避けますが、要はライトコインはビットコインでは使っていなかった技術を採用したことで優位性を見出しました。
しかし現在ではその技術的な優位性もなくなり、Scryptは今まであまり使われてこなかった暗号化方式を使っていることで何らかの問題が見つかるのではないか、という懸念も指摘されています。
コインの発行上限が8,400万枚
ビットコインのコイン発行上限が2,100万枚なのに対し、ライトコインの上限は4倍の8,400万枚となっています。
これは、ライトコインの承認時間がビットコインの4分の1である2分半であることと関係しています。
ビットコインの場合は、約10分ごとに承認が行われその報酬としてビットコインが支払われます。
ライトコインは2分半ごとに同様に報酬が支払われるため、報酬支払の頻度が高くなりますね。
ライトコインも報酬額の設定はビットコインと同じです。
そこでインフレ率をビットコインと合わせるために、ビットコインの4倍の発行量にすることで調整を行っているのです。
Litecoin(ライトコイン)過去の相場・値動き(チャート)
過去のチャート
ライトコインのチャートを見ると、仮想通貨全体が盛り上がりを見せた2017年4~5月ごろから上昇がはじまっています。
その後9月にライトコインは最高値である10,000円をつけるも、中国の規制問題などの影響で一時的に暴落。
2017年10月からは緩やかに上昇を続け、再度10,000円を目指す形となっています。
記事執筆時点(2017年11月22日)では8,000円で、年初の400円台と比較すると約20倍になっている計算です。
ライトコインの時価総額
主要な仮想通貨の時価総額や価格などランキング形式で確認することのできる「Cryptocurrency Market Capitalizations」で確認をすると、ライトコインの時価総額は第5位となっています。
Litecoin(ライトコイン)の将来性
仮想通貨市場の成長とともにジワジワ上がっていく?
ライトコイン自体は、特別とがった特徴を持っているわけではありません。
そのため、他の仮想通貨を差し置いてライトコインだけだ大きく成長していく可能性は低いと考えています。
また上述の通りライトコインの時価総額はすべての仮想通貨の中ですでに5位と上位につけています。
よって、私はライトコインは仮想通貨市場の成長とともに、静かに成長していく長期期待銘柄だと思っています。
ただし、現在同じく決済用通貨のビットコインやビットコインキャッシュなどもハードフォークや不要な対立関係でゴタゴタしがちです。
このような状況の中、ライトコインはリスク回避先として選ばれ得る銘柄であるため、状況次第では短期的な上昇も見込めるでしょう。
Litecoin(ライトコイン)が買える取引所
GMOコイン
ライトコインを「お得に」「簡単に」売買したいのであれば選択肢は「GMOコイン」一択です。
なぜなら、ライトコインを買う際に必要となる「スプレッド」と言われる手数料がGMOコインダントツで安いから。
取引所の開設もすぐにできます。
取引ができるようになるまで会社によっては数週間かかりますが、GMOコインであれば通常1~2営業日で必要な手続きは完了します。
「ライトコインを買いたいのにまだ取引所が使えないからチャンスを逃しそう!」
なんてことにならないように、はやめに無料でアカウントを作っておきましょう。
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GMOコインの紹介記事もあわせてチェック⇒GMOコインのメリット・デメリット・評判まとめ
Coincheck
「Coincheck」でもライトコインの取扱いがあります。
またライトコインだけでなく、その他にも多くの通貨を取り揃えているのがこの「Coincheck」。
したがって、色んな仮想通貨に幅広く投資したい人におすすめの取引所となっています。
仮想通貨周りはニュースが絶えず、急にある通貨が注目を浴びることがあります。
そんなときにCoincheckに口座を持っていると主要な仮想通貨を豊富に取り扱っているのでいつでも動けて安心です。
はじめて仮想通貨を開く人はもちろん、サブとしても是非使いたい取引所ですね。
▼Coincheck公式ページからはじめてみる▼
Coincheckの紹介記事もあわせてチェック⇒Coincheckのメリット・デメリット・評判まとめ
bitFlyer
bitFlyerは、国内最大のシェア・取引数を誇る取引所です。
3大メガバンク系のベンチャーキャピタルからも出資を受けており、資金が十分にあるので経営や取引所の運営も安定しています。
「仮想通貨投資に興味があるけどまだ少しコワいな」と不安感のある人がもっとも安心して使える取引所でしょう。
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bitFlyerの詳しい紹介記事もあわせてチェック⇒bitFlyerのメリット・デメリット・評判まとめ
まとめ
最後に、ここまで見てきたライトコインについてまとめます。
✔ ライトコインはビットコインの開発コードをもとに開発された
✔ そのため、基本的な仕様はビットコインど同じ
✔ ビットコインとの違いは①承認時間、②暗号化方式、③発行上限枚数
✔ ライトコインの相場は2017年9月に最高値の10,000円台を見せその後いったん暴落
✔ ここ数か月は緩やかに上げ、再度10,000円を目指す形となっている
✔ 値動きとしては、仮想通貨市場の成長とともにゆっくり成長していくのではないか(個人的予想)
✔ 仮想通貨LSKは仮想通貨取引所「Coincheck」と「bitFlyer」などで買うことができるが、一番おトクなのは「GMOコイン」。
Twitterや取引所のチャット欄を見ていても、最近は大きく取り上げられることもなく大人しい印象のライトコイン。
しかしチャートを見ているとジワジワと上がってきており、派手な特徴がない分逆に大きな波乱もなく今後もしっかりと上げていくのではないでしょうか?
実用面としても、決済手段としてどれだけ広まっていくのか注目です。
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