DApps・ブロックチェーンゲーム

Enjin Coin(エンジンコイン)とは?オールインワンのブロックチェーンゲーム開発プラットフォーム

2018年10月27日最終更新

こんにちは、会計士ブロガーの根本(@dujtcr77)です。

今回はいま注目のブロックチェーンゲームプラットフォーム『ENJIN(エンジン)』を紹介します。

Enjin Coin(エンジンコイン)とは

Enjin Coin(エンジンコイン)はブロックチェーンゲームのオールインワンプラットフォームです。

Enjin Coinが実装される「Enjin」はもともとゲームコミュニティのプラットフォームを提供していて、2,000万人近くのゲーマーが登録しています。

Enjin Coinは、

  • オープンソースの開発キット(SDK)
  • 独自のスマートウォレット
  • ゲームプラグイン
  • ゲーム内アイテムの管理や売買

などを提供し、ゲーマーにもゲーム開発者にも便利で安全な場を提供します。

独自のウォレット「Enjin Wallet」も順調に開発が進んでいる様子で、とても使いやすいです。

関連記事:Enjin Wallet(エンジンウォレット)の使い方を解説。ERC-1155対応のブロックチェーンゲーマー注目ウォレット

トークン規格「ERC-1155」がすごい

Enjin CoinのCTOであるRadmski氏が開発したERC-1155を実装するという点で注目を浴びています。

これまで多くのブロックチェーンゲームは、

  • ERC-20(代替可能。コインなど)
  • ERC-721(代替不可能。キャラや武器など)

という2つのトークン規格を使って作られてきました。

ENJINに実装されるERC-1155はこの2つのハイブリッド型のトークンで、代替可能/代替不可能どちらの特徴も持たせることができ、かつこれらをまとめて取り扱うことができます。

これにより、「アイテム(代替可能)を持たせたキャラ(代替不可能)を送信する」みたいな一括処理が可能になる訳ですね。

トランザクションのコストを抑え、より便利にゲームのプレイやトレードをできるようになります。

関連記事(外部サイト)

ERC-1155についてはdApps Marketさん(@dapps_market)が以下の記事でで詳しくまとめていますので併せてチェックしてみてください。

>>>ERC1155とは?仮想通貨ゲームに革命が起きる特徴と将来性

マインクラフトにプラグインを提供

ENJINプラットフォームには、『マインクラフト』のコミュニティサーバーも登録されています。

そしてマインクラフトをはじめとした既存のゲームでENJIN COINを採用するビジョンもあるようです。

これにより、

  • ゲーム内アイテムのアセット化で価値を持たせる
  • 取引の安全性や透明性を高める
  • トークンを用いたコミュニティへの報酬設計

などゲームの利便性が高まり、また遊び方や稼ぎ方の幅が広がることが期待できます。

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Enjin Coin(エンジンコイン)を使って開発中のゲーム

すでにENJINベースで開発の進んでいるゲームがいくつかあるので紹介します。

War of Crypto

個性的なヒーローを育成・トレードするPvPバトルゲーム『War of Crypto』

プレセールは2018年7月30日に開始です。

公式サイトより事前登録すると、2日早い7月28日からセールに参加できます。

▼公式の紹介動画▼

9Lives

こちらは超本格的な対戦オンラインRPG『9Lives』

リリースは少し先、2019年の予定です。

動画見てみるとクオリティ半端ないですよ↓

▼公式の紹介動画▼

ENJINの基軸通貨は仮想通貨「Enjin Coin(エンジンコイン/ENJ)」

ENJ概要

Enjin Coin(エンジンコイン)で利用される基軸通貨はENJINCOIN(エンジンコイン、ENJ)です。

ENJINに対応したゲーム内のアイテム売買などを行うことができます。

ENJ(エンジンコイン)が売買できる取引所

ENJコインはいくつかの海外仮想通貨取引所で買うことができます。

おすすめは海外の大手取引所『BINANCE(バイナンス)』ですね。

Enjin Coinの公式サイトからもBinanceへのリンクが貼られています。

▼BinanceでENJを見てみる▼

Binance公式サイトはこちら

まとめ

ブロックチェーンゲームプラットフォーム系のプロジェクトはMOLDChimaeraなど、挙げればキリがないほど存在します。

そのためどれも似たように見えてしまい、なかなか差別化が難しいんですよね。

Enjin Coin(エンジンコイン)は、

  • ENJINの持つ既存の大きなコミュニティ
  • ゲームの開発が進んでいる様子がしっかり見える
  • ERC-1155による利便性の向上

など特徴が多く目立つ存在です。

直近のイベントは『War of Crypto』のプレセール(7月28日)ですが、それ以降も目が離せません。

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