こんにちは、アフリカ在住ブロガーのぴかりん(@dujtcr77)です。
今回は、『キングダム』4巻のあらすじと感想を書いていきたいと思います。
第4巻のあらすじ(ネタバレあり)
目次
第31話 魏興の弩行隊
第32話 人斬り長
第33話 触発
第34話 逆上
第35話 合力
第36話 嘲笑う王弟
第37話 仇
第38話 ランカイ
第39話 バジオウ
第40話 悪
第41話 決定打
あらすじ
政や楊端和らが魏興の弩行隊と戦っている間、信や貂(てん)、壁らは別動隊として右龍の回廊へ回り込んだ。
別動隊の目的は本殿に行き、成蟜を討つこと。
しかし右龍の回廊には人斬り長・左慈が待ち構えていた。
信や山の民の活躍で左慈の部隊を圧倒するも、大将・左慈の二振りで流れが一変する。
あまりの強さに体が動かない壁。
そんな中、信は「調子に乗りすぎだよ ハゲ!」と果敢に立ち向かう。
奴隷と言う身分でありながらも大将軍としての素質を見せる信を殺させない。
壁はそんな思いで左慈に斬りかかるも返り討ちにされてしまい、瀕死のケガを負う。
壁が死んだと思った信は更に力を増し、苦戦しながらも左慈を倒すことに成功する。
一方、外ではあまりの人数差に、さすがに山の民をはじめ疲労の色を隠せない様子の味方たち。
そんな中、政の檄により兵たちは再び士気を上げる。
政の、その若さを感じさせない堂々とした戦いっぷりによりなんとか場をしのいでいた。
本殿にたどり着いた信たち。
周りが慌てるふためく中、余裕の表情を見せる成蟜。
そこには人間離れした戦闘能力を持つランカイの姿があった。
ランカイにより信も一撃で戦線離脱してしまう。
絶体絶命かと思われたとき、山の民バジオウが前に出る。
獣のように育ったバジオウは、人間らしくなった今もその獣としての姿を奥に隠していた。
彼の中の獣を解放したとき、ランカイにも劣らぬ力を発揮する。
バジオウに圧倒され一度は戦意喪失したランカイであったが、成蟜の「お仕置きだぞ」の一言に怯えるように再び暴れ始める。
また押され始めるバジオウたち。
意識を取り戻した信は壁の「もっと剣を信じろ」の言葉にある作戦を思いつく。
山の民がバジオウを抑えている隙に、ランカイに渾身の一撃を与えるのであった。
感想
将軍の片鱗を見せた信
左慈のあまりの強さに怖気づいてしまう壁。
そんな中立ち向かったのが信でした。
その姿に壁は「天下の大将軍」の可能性を感じます。
なぜだ信 なぜ少年の君が左慈を相手に立ち向かえるんだ
恐ろしくないのか?(中略)
君たちは一体…天下の大将軍
本当になるというのか 信
下僕の身の君が本当に―
引用:『キングダム』4巻
こういう信の可能性を感じさせるシーンいいですよね。
味方でよかったバジオウ
獣モードのバジオウの強さはとんでもないですね。
普通に怖いもん。
信や政のでかたによってはバジオウをはじめとして山の民が敵になってたかもしれないと思いとゾッとします。
まあ、本当におそろしいのは楊端和ですが。
そのバジオウすら歯が立たない相手ですからね。
今回の戦いでも汗ひとつかいていません。
名言・名シーン
死罪!(成蟜)
画像出典:『キングダム』4巻
貴様らのような下等な輩が高貴な応急に踏み入った罪で死罪
貴様らのような下等な輩が王族に向かって話しかけた罪で死罪
貴様らゴミ虫が俺と同じ場所で息をしている罪で 死罪!
引用:『キングダム』4巻
成蟜のクズっぷりが気持ちいいくらいに出ているシーン。
ここまでスラスラと相手を見下す言葉を並べるのはある種の才能ですね。笑
ランカイだよ!(成蟜)
画像出典:『キングダム』4巻
「何なんだこいつは!!」という声に「ランカイだよ!」って。
名前の話してねーよ。笑
このシーン地味に大好きです。
3巻の感想・ネタバレはこちら
『キングダム第3巻』感想・ネタバレ~とりあえず、楊端和が美しい~
5巻の感想・ネタバレはこちら
『キングダム第5巻』感想・ネタバレ~信の初陣!蛇甘平原の戦いで魏との戦がはじまる~
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