こんにちは、アフリカ在住ブロガーのぴかりん(@dujtcr77)です。
今回は、『キングダム』5巻のあらすじと感想を書いていきたいと思います。
第5巻のあらすじ(ネタバレあり)
目次
第42話 夢幻
第43話 怪鳥飛来
第44話 昭王
第45話 対峙
第46話 兄弟
第47話 最初の城
第48話 募集
第49話 伍
第50話 魏国軍
第51話 再開
第52話 蛇甘平原
あらすじ
信の渾身の一撃は致命打にはならなかったものの、その気迫に戦意喪失したランカイ。
もはや成蟜(せいきょう)のおどしも効果がなかった。
絶体絶命のピンチに、もはや成蟜を守ろうとする者もおらず、我先にと逃げる臣下たち。
王騎の副将である騰の出現、そして貂の吹き矢によって、竭氏(けつし)を討つことに成功した。
臣下のひとりが出口にいる貂を刺して逃げようとする。
貂は下に鎖帷子(くさりかたびら)を着ており一命をとりとめた。
止血をしようとした壁が鎖帷子を脱がせると、貂が女であることに気が付く。
本殿から外に逃げ出した成蟜。
その姿を見て戦場が混乱するなか、なぜか王騎将軍が登場する。
魏興は王騎を討とうとするが、あっけなく返り討ちに合う。
静まった戦場で王騎は政と場違いな問答をはじめる。
王騎は言う。
「貴方様はどのような王を目指しておられます?」
「じっくり考えてお答えください」
「この宝刀は不遜な言葉を許しませんよォ 相手が誰でありましょうとねェ」
「中華の唯一王だ」
何の躊躇もなく即答する政。
政の答えと”中華への路”をしっかりとらえた目に王騎は熱い時代の到来を感じ、満足して撤退する。
と同時に、竭氏の首を持った信たちが現れる。
最後の悪あがきをする成蟜であったが、政にあっけなくやられ、政と信たちの勝利に終わった。
王弟反乱の武功として家と土地を手に入れた信。
時を待ち続けた信は、ついに初陣のチャンスを得る。
魏国との戦に向けて兵を募集していたのだ。
歩兵たちは、「伍」を組むことを命じられそれぞれが仲間を集めていくなか、信は誰にも誘われない。
(「伍」とは歩兵5人を1組とした運命共同体)
結局、信は頼りない伍長の澤圭(たくけい)のもと、同じ村の尾兄弟、そして謎の子ども・羌瘣(きょうかい)と伍を組む。
残り者ばかりの伍に不安を抱えながらも、目的地を目指すことに。
信たちの属する4軍は、”星眼の黒龍”と恐れられる猛将・黒剛のいる丸城へ向かい、軍を整える手はずであった。
しかし丸城は魏の将軍・呉慶(ごけい)により落とされてしまう。
計画が変更となり、亜水で第1・2軍と合流し、滎陽を正面から攻めることに。
道の途中で、千人将となった壁と再会し、いざ決戦へ、と意気込むのもつかの間、また作戦が変更。
今回の戦における秦国の総大将・麃公(ひょうこう)の判断で決戦の地を滎陽と亜水の中間、蛇甘平原へと切り替えた。
この麃公という将軍、大丈夫なのだろうか…?
その力を知らない壁は不安になるのであった。
感想
王騎強すぎ!
画像出典:『キングダム』5巻
王騎の前に立ちはだかった魏興、瞬殺です。
もう一振りで真っ二つ。
血すら出ていませんね。
この王騎の一振りで、完全に魏興は噛ませ犬になってしまいました。
後になってみれば当然ですが、当時は王騎がどこまで強いか未知数だったので驚いた記憶があります。
羌瘣、初登場
5巻の途中から魏との蛇甘平原の戦いに入ります。
信の初陣ですね。
ここでは羌瘣が初登場。
なんともまあとっつきにくいキャラとして登場したんでした。
自己紹介で「嫌いなことはしゃべること。以上」ですからね。笑
まとめ
羌瘣だけでなく麃公将軍も初登場となった5巻。
今後名キャラクターになる者たちの登場に、信の公式戦デビュー。
これから6巻以降もどんどん面白くなります!
4巻の感想・ネタバレはこちら
『キングダム第4巻』感想・ネタバレ~成蟜のクズっぷりが逆に気持ちいい!~
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