2018年8月26日最終更新
※Kucoinは日本居住者向けのサービスを停止するとの発表をしました。
こんにちは、会計士ブロガーの根本(@dujtcr77)です。
最近、よくTwitterなどで「Kucoin(ク―コイン)」という仮想通貨取引所の名前を頻繁に目にするようになりました。
2017年9月設立と比較的新しい取引所でありながら、順調にユーザー数も増やしているようです。
Kucoinが人気なのは実はしっかりとした理由があります。
そこで今回はいま勢いのある海外仮想通貨取引所「Kucoin」を紹介したいと思います。
目次
海外仮想通貨取引所 Kucoin(ク―コイン)の概要
運営会社概要
・拠点:香港
・設立:2017年9月
・代表取締役:Michael Gan
・公式Twitter:KUCOIN
2017年9月設立とかなり新しい取引所ですが、取扱い規模はすでに世界の取引所で20位前後。
日本最大の取引所「bitFlyer」と同程度の取引ボリュームを誇ります。
同じく2017年7月と最近の設立でありながら世界最大の取引高を誇る「Binance(バイナンス)」に引けを取らない勢いであることから「第2のバイナンス」とも言われています。
「第2のバイナンスなら、バイナンスで十分なのでは?」
と思うかもしれませんが、Kucoinにしかないメリットもあるので、そのあたりを比較しながらKucoinを紹介していきたいと思います。
Kucoin(ク―コイン)のメリット
取扱い仮想通貨の種類が豊富(100銘柄以上)
Kucoinでは2018年8月26日現在、100種類以上の通貨を取り扱っています。
Binanceでも同じく100種類以上の通貨をトレードすることが可能です。
しかしポイントは、
- Binanceでは取り扱っていないコインがある
- 日本国内の取引所と比較すると圧倒的な豊富さ
ということです。
特に、Kucoin独自のトークン「KCS」は面白いので次の項目で紹介したいと思います。
▼他にどんな通貨があるのかKucoin公式で見てみる▼
独自トークンKCSを保有していると配当を受け取れる
「第2のバイナンス」と言われているだけあって、Kucoinはサイトの作りなども似ているんですよね。
KucoinもBinanceの独自トークンBNB(バイナンスコイン)のように独自のトークン「Kucoin Shares(KCS)」を発行しています。
ただ、Binanceと異なるのはその使い道です。
KCSは、保有していると日々のKucoinにおける手数料収入から配当形式でボーナスを受け取ることが出来るんです。
Kucoinという取引所のユーザーが増えるにつれてKCSの人気も高まり、この1か月間で20倍以上にまで価格が高騰しています。
Kucoinは特に最近Twitterなどでもよくその名前を目にします。
まだまだ火が付き始めたばかりの取引所なので、今後さらなる価格上昇の可能性もあります。
やはり、持っているだけで毎日ボーナスがもらえるというのは魅力的ですもんね。
「どれくらい持っていると、どれだけのボーナスがもらえるのか?」
という目安を計算することができるサイトもあるので参考にしてみてください↓
▼Kucoinボーナスのことがわかる公式動画(英語)▼
取引手数料が安い
やはり、海外の仮想通貨取引所は手数料が安いですね。
Kucoinの取引手数料はなんと0.1%。
同じく手数料が激安であることで有名なBinanceの取引手数料と同じです。
(Binanceは独自トークンBNBを手数料支払いに充てることで手数料が最大50%オフになります)
さらに、前述のKucoinの独自トークン「KCS」を保有しておくと、取引手数料が最大で30%割引になります。
日本の取引所は、アルトコインと呼ばれるビットコイン以外の通貨は手数料が高い傾向にあります。
手数料の多くかかる「販売所方式」でしか売買ができないことが多いためです。
Kucoinは「取引所方式」で、手数料は0.1%と非常に安く、日本の取引所で売買するよりもかなりお得です。
例えば仮想通貨BCH(ビットコインキャッシュ)を100万円分買うとします。
このとき、国内の販売所である「Coincheck」で購入した場合と比較してみましょう。
BCH手数料比較
- coincheck:約49,000円
- Kucoin:約1,000円
※2018年01月07日15時15分時点の概算値です。
なんと、手数料だけで約48,000円もKucoinの方がおトクです。
日本語対応している
「海外の仮想通貨取引所って使ってみたいけど英語ができないし…」
こんな理由で足踏みしている方もいるのではないでしょうか?
その点、Kucoinは日本語にも対応しているので心配いりません。
画面右上のプルダウンから「日本語」を選択するだけで日本語ページに切り替わります。
難しい設定が不要なので、英語が苦手な方でも安心ですね。
日本語対応は完璧ではありませんが、最低限取引をする分には困らない程度になっています。
Kucoin(ク―コイン)のデメリット
Binanceより優先して利用する決め手がない
ここまで見てきて、たしかに「第2のバイナンス」の名にふさわしいメリットが盛りだくさんでした。
ただ、まだ「バイナンスの方がメインかな」という印象なのが正直な感想です。
- KCSボーナス
- Binanceにはないコインの取扱いがある
など、Binanceにはない魅力もあるので、サブに持っておく取引所としてはピッタリですね。
逆に言えばデメリットはこの程度で、本当にバランスの良い取引所だと思います。
Kucoin(ク―コイン)の評判・口コミ
良い評判
Kucoinの魅力はまだまだマイナーで低価格なコインを発掘できるところ。
資産を何倍にもすることを夢見て使っている方が多い印象でした。
でも後半Kucoinで買った $DENT $DGB $KCS $DBC は買ってから2-4倍になったのでここで大きく稼げましたね
バイナンスの次はKucoinが来ると思って先回りして買っておいたのが良かった— JPYマイニングしたくない (@Z12nDJnExBdayze) 2018年1月7日
また、やはりKucoinの特徴とも言えるKCSの配当に魅力を感じている方も。
KucoinのKCSの配当いいね
金なくて雀の涙ほどしか買えてないけど
資金調達できたら買い増したい— PLOK! (@PLOKWORLD) 2018年1月7日
良くない評判
Binanceのとき同様、あまり悪い評判は見かけませんでした。
ただ、相当人気が殺到しているのか、「登録ができない」という方もちらほらいらっしゃいましたね。
(サーバーの問題で、登録受付を停止している訳ではないみたいです)
なんかkucoin新規登録できないみたいなツイート見られるけどさっきできたんだよなあ。どの時点ではじかれるの?
— HIROYUKKKKY (@HIROYUKKKKY) 2018年1月7日
登録できる人はできるみたいですので、Binanceのように完全に一時停止となって機会を失わないように、はやめの登録をおすすめします。
▼Kucoinを今のうちに登録しておく▼
Kucoin(ク―コイン)の使い方・登録方法
Kucoinの登録はものすごくカンタンです。
①Kucoinの公式サイトより新規登録
Kucoinの公式サイトへ行き、ページ右上の「新規登録」をクリックします。
②必要事項を入力
- メールアドレス
- パスワード
- パスワード(確認用)
の3点を入力します。
パスワードは数字とアルファベットの大文字と小文字が含まれている必要があります。
一番下の「初代コード」は入力しなくて大丈夫です。
③送られてきたメールのリンクをクリック
必要事項を入力し終えると、登録したメールアドレス宛に本登録用のメールが送られてきます。
このメールにあるリンクをクリックすれば基本的な登録は完了です。
国内の取引所のように、本人確認書類の到着を待たなくても、登録したその日から取引ができます。
④二段階認証設定をしよう
登録した時点だと、二段階認証は設定されていません。
この設定を行わないと「メールアドレス」「パスワード」を盗まれただけで簡単に他人がログインできてしまいます。
自分の大切なお金を守るために、登録したらすぐに二段階認証設定も行いましょう。
まとめ
ここまで見てきた情報をもとに、Kucoinが特におススメな人をまとめたいと思います。
✔ 取扱通貨が豊富⇒ビットコイン以外の仮想通貨にも幅広く投資したい人におススメ!
✔ 独自トークンKCSで配当⇒ほっとくだけで資産が増えるので不労所得を得たい人におススメ!
✔ 取引手数料が安い⇒頻繁に売買をする人におススメ!
✔ 日本語対応している⇒英語に抵抗があって海外取引所に踏み込めない人におススメ!
Kucoinは正直かなりおススメです。
ただ、日本居住者へのサービスを停止することが発表されてしまいました。
特にこだわりがなく、「海外の取引所で色んな通貨をトレードしたい」という方は『Binance』の方が良いかもしれませんね。
>>>Binance(バイナンス)の評価・メリット・デメリットはこちら
Kucoinも「いくつか利用するうちのメイン取引所の1つ」といった位置付けが良いと思います。
▼Kucoin公式ページからはじめてみる▼
※Kucoinは日本居住者向けのサービスを停止するとの発表をしました。
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