こんにちは!「主婦日報」というブログを運営している、ひみこ(@himikoraimi)と申します。
日本の片田舎在住・2歳と3歳の年子のお母さんです。
そんな私がなぜルワンダ会計士ブロガー・ぴかりん先生のブログに寄せさせていただいたかというと、私が「#私調べ投資で儲けられない人のパターン」というハッシュタグをつけたツイートをしたのがきっかけです。
私は大学を卒業して寿退社をするまでの丸8年間、証券会社で個人客を担当する営業職の仕事をしていました。
新規開拓から担当するお客様へ株、債券、投信、仕組債などの商品をご案内したり、注文を受けるのが仕事です。
決してデキる営業ではありませんでしたが、お客様が納得した方法で資産を増やすために日々奔走していました。
そんな8年の営業職の経験の中で、お客様の雰囲気や言動で
と感じ、実際に投資があまりうまくいかない人に、なんとなく傾向があることを体感してきました。
最近は仮想通貨の話題が盛り上がってきてますよね。
ツイッターなどで色々な人の仮想通貨投資のつぶやきを見ると、証券営業時代の「この人は儲からないだろうな・・・」というあの感覚が蘇ることがあります。
そんなときに私が感じてきた「投資をして儲からない人の傾向」を何パターンかツイッターで呟きました。そのツイートに、仮想通貨の雄・ぴかりん先生から
とお褒めの言葉をいただき、記事を書かせていただくことにしました。
ということで今回は「元・証券営業の私から見た投資で失敗する人の傾向と対策」を仮想通貨投資と絡めてご紹介していきます!
今回のこの記事はこんな人向けです!
- 仮想通貨初心者のあなた!
- 仮想通貨経験者だけどちょっとお疲れ気味のあなた!
何か参考になることがあるかもしれません、よかったら読んで見てください。
仮想通貨投資で失敗する人の傾向 8パターン
では早速、私調べ・仮想通貨取引で失敗する人の傾向をご紹介していきます。
ツイッターでご紹介したものを再編し8パターン、ご紹介します。
投資で失敗する人の傾向8パターン
- 投資に関して自分で勉強しない人
- 話が長い人
- 投資方針がブレる人
- たらればの話が多い人
- チャートを分析しすぎる人
- 投資すべきではないお金で投資をする人
- 細かい資金をガチャガチャしたがる人
- 少額の投資で短期で億万長者になれると信じている人
それぞれ説明していきますね。
1.投資に関して自分で勉強しない人
証券営業をやってて、困ったのはこのタイプですね。
的なことを平気で言っちゃうんですよね。
証券営業でも「確実に儲かる銘柄」なんて当然分かりませんから、手取り足取り投資の初歩の初歩から教育するところから始めます。
だいたいそう言う人は教育を始めると、
と言われます。「無知は強い」ですね。(苦笑)
フットワークの軽さは評価しますが、自分の大切なお金をリスクに晒(さら)す行為に、自分で勉強をしない姿勢の人は何かしら失敗します。
仮想通貨は、主にネットを使って個人が取引をするのが基本的なスタイルです。
アドバイスをしたり、相談に乗ってくれる証券会社の営業のような存在がいません。
だからこそ、自分で正しい知識を身につけたり、正確で有益な情報を手に入れることを惜しんではいけません。
と思っている人もいるかもしれません。
しかしその知人も自分で勉強し「詳しいだけ」です。先のことを確実に読める訳ではありません。
投資に関しては人から受けた情報を鵜呑みにせず自分で勉強し考えた結果と擦り合わせて、投資しましょう。
大切なお金を託す先について、自分なりの投資方針やルールを自分で決められる「最低限」の勉強はしてから投資しましょう。
「最低限」というのは以下の通りです。
最低限というのは・・・
- リスク
- 価格変動の要因は何か
- 取引にかかる手数料
- 税金はどのタイミングでどのくらいかかるのか
また、その勉強したことから
これも考えよう
- いくら利益や出たら利益確定するか
- 保有中どのくらい価格が下落したら損きりをするか
- 保有期間をどの程度に設定するか
と言うことも、「自分で」決められる程度に知識をつけてください。
漠然と保有するのではなく、方針やルールを持って保有しましょう。
実際投資してみないと分からないこともたくさんありますが、この最低限のことは「自分で」勉強して投資をスタートしてください。
株式投資など従来の投資の経験があっても、仮想通貨は従来の投資対象と違う部分が多くあります。
その相違点を理解できるように勉強する必要があります。
ちなみに「勉強しすぎ」もオススメしません。
勉強しすぎると今度は投資の「怖いところ」ばかりが見えてきて、投資する投資する機会を失います。
2.話が長い人
証券営業時代、数百人のお客様を担当していましたが、その中に「ものすごく話が長いお客さま」、「1日に何度も相談の電話をしてくるお客さま」がいらっしゃいました。
そういうお客様は、だいたい相場全体や個別の銘柄の価格が「上がる、下がる」という誰にも答えが分からないことを延々話し、最終的に私に「どう思う?」と意見を求めてきます。・・・が、私の意見は全く聞いていませんでした。(笑)
多分、人から自分が買いを検討してたり、保有している銘柄が「上がる」と言ってもらって安心したいんだろうと思いますが、証券営業をしている人は絶対「上がります」とは言いません。(苦笑)
・・・こう言うタイプの人、あまり投資にがうまくいっていない人が多かったです。
こういったタイプの方は、投資がうまくいってないから不安で安心したくて話が長い、という可能性もありますが、性格の傾向として
- 自分を客観視できない
- 想像力に欠ける
タイプの方が多いように感じます。
誰も明確な答えを出せない先の相場について、延々と長話をしたり、過度に相談をする人は、「自分が話をしている相手にどう思われるか」とか、「自分と相手の時間を無駄にしている」ということを想像できず、自分の状況を冷静に判断できてないんですよね。
こう言うタイプの人は、投資する場合は注意が必要です。
投資先の価格の変動は一見、人の思考とは無縁のように思うかもしれません。
しかし、実は取引をする人の思惑(需給)によって価値が上下しています。
価格の変動要因となることが起きたとき、自分以外の人がどう動くのか「想像する力」が必要です。
また相場は自分の想像や想定と違った動きをした時。
思ってもみない含み損が出て狼狽する状況で、相場の展望や自分の置かれた状態を客観視して、対処を決定する冷静さが必要です。
特に仮想通貨は、発行する企業の業績などの客観的判断材料がなく、価格は需給によってのみ決まります。
需給に影響を与えそうなニュースから需給がどのように変化するか「想像し判断する力」が必要です。
また、仮想通貨は値段の乱高下が激しいものです。その乱高下にいちいち翻弄されない冷静さも必要です。
3.投資方針がブレる人
さて、次は質問です。
問.
「価格変動が激しいから2割の利益が出たら、早めに一旦利益確定を入れよう。」と自分で決めて仮想通貨投資を始めたとします。
保有を始めたところから相場が上向いて、自分が想定していたより早い期間で2割の含み益がでる状態になったとします。今売れば売り買いのコストを抜いても2割の利益がとれそうです。
さて、あなたはここで利益確定を入れますか?
あなたの答えはどうでしょうか?
ここで、「利益確定を入れずもう少し様子を見る!」と回答する人は、失敗しやすいタイプかもしれません。
その段階では利益が出ていても、含み益は「絵に描いた餅」です。
確定させて初めて含み益は「利益」になります。
仮想通貨のように価格が乱高下するものは、価格が上昇するのも早いです。
一方で「もう少し」と思っている間に同じくらいのスピードで値下がりすることだって十分に考えられます。
相場に翻弄されて自分が最初に決めた投資方針やルールをその場凌ぎにコロコロ変更していると、相場が下がっても買えず、含み益が出てもいつまでたっても利益が確定できず、チャンスを逃すことになります。
「利益確定」ができないと言う人は、投資方針を決める際に利益確定も段階を追って設定しておきましょう。
例えば「2割上がれば一部離して、残りは5割取れることを期待して継続保有する。」のように、一度に全てを確定させない方法も自分で設定しておくといいですね。
もちろん、長期的な価格上昇を期待している場合は、短期的な価格の変動に翻弄されず長期保有というスタンスでもいいと思います。
その場合は「東京オリンピックを目処に保有をしてみよう」など先の需給に影響がありそうなイベントを目処に保有しましょう。
目処イベントまで保有したら、そこでどうするか次の目処を決めましょう。
4.たらればの話が多い人
こう言う「たられば話」が多い人も投資があまりうまくいってないお客様に多かったように思います。
利益確定したあとで、その銘柄の値が上がると口惜しい。
買ったあとで値が下がると含み損の額面以上に損した気分になる。
こんな感じでこのタイプの人は、投資をすればするほど結果はどうあれ「口惜しい想い」をするので、「投資=しんどい」になって投資が長続きしません。
これは「利益が出れば素直に喜び、損失が出たら悔しがれ」という話ではありません。
「たられば話」をするよりは、起きた現実は現実のままに受け止めましょう。
そして、その経験を先の良い結果にどう繋げるか、ということ考えて欲しいということです。
実際に起きていない都合のいい「たられば話」は気分がいいし、妄想が膨らみますよね。
しかしそれは結局「現実逃避」なので、自分の投資行動による結果を無視した思考です。
これははっきり言って「無意味」で「無駄」です。
当然ですが、相場は不確実で予測不可能です。「こうなればよかったのにな。」と思うのは自然な思考だと思います。
しかし起きた事実を無視して「たられば」を言っていても進歩がありません。そこから一歩先「自分はどう立ち回ればその理想に近づけたのか」「次はどう対処するか」具体的に考えを巡らせるクセをつけましょう。
5.チャートを分析しすぎる人
投資をする際、チャート見ますよね。
値動きが可視化できてとトレンドを判断するのに便利ですよね。
証券営業時代はお客様に株価に状況を伝えるためにチャートをかなり活用していました。ネットでチャートが見られるようになってお客様の中でも、チャート分析にとても長けた方がいらっしゃいました。
チャートを上手に活用されるお客様は、チャートを売り時、買い時の判断材料の一つにされていました。
一方で、チャートの分析はできるのに投資売買にうまく活用できないお客様もいました。
チャート分析をうまく活用できないお客様は大抵「チャートの上下のピークで売買」することを目的にチャートを見ているんですよね。
結論からいうと狙ってチャートのピークで売買をするのは無理です。
そろそろかなというタイミングで売買した結果、あとでチャートを見たら自分の売買はチャートのピークだったということはあるかもしれません。
でも、ピークを狙って売買するのは無理です。(大切なので2度言いますよ。)
チャートのピークを伺っていうちに、ピークアウトして、
みたいなことになって、結局タイミングを逃し、投資に失敗します。
チャートはあくまで過去のデータの変動を可視化したものに過ぎません。過去の集積です。
それを見て分かるのは「未来」ではなく「過去」の事実のみです。
チャートを見るのは、過去の事実から、先人やあなた自身の経験則を参考に未来を予測するためです。
未来を確実に知るためではありません。
古くからある投資の格言に「頭と尻尾はくれてやれ」というのがあります。
これは「最高値で売ろう、最安値で買おうと思うな」という戒めの言葉です。
チャートの動きばかり見てしまって、身動きが取れない時には思い出したい言葉ですね。
6.細かい資金をガチャガチャしたがる人
はい、これは完全に営業してる側の偏見ですね。しかも「ガチャガチャ」って言葉が悪いですが。(苦笑)
これはあくまで私の私見ですが。
儲けが出ない人ほど小さい金額を短期間に頻繁に売買したがるんですよね、なぜか。
売買の都度コストもかかることだし、
とアドバイスしたこともありますが、リスク分散で利益を細かくとっていこうとお考えなんでしょうね・・・。
このタイプの人は、細かく利益を出すために常に相場を見ていないといけないので、結構消耗するようです。
数ヶ月に一度定期的に、ほぼ毎日出してた注文が途切れることがあって、様子を伺うと「相場見るの疲れたからちょっと休憩」とかそういうことがありました。
変動するものを毎日つぶさに追うのは結構精神的に消耗しますからね。
もちろん、ディトレーダーで相場に張り付きで超短期で利ざやをとる投資法で利益を積み上げて成功する人もいます。
しかしこれは、初心者向けではないし継続するには精神力が必要な投資法だと思います。
一方で大きく儲けを出すお客様は、動かす資金も、出る儲けも、投資期間もおおらかな方が多かった印象です。
株価も特別なことがないと、株価は午前・午後それぞれの終値を確認する程度で、そろそろ売買しようかな、という頃から頻度を上げて株価を確認されている感じでした。
平日9時〜15時限定の株式投資と違って、仮想通貨が24時間いつでも価格が変動し取引が可能です。
いつでも手軽に売買できますが、売買の都度それなりのコストがかかるので儲けが大きく取れなかったり、仮想通貨の値動きを追いすぎて疲れてしまうことがあるかもしれません。
保有した限りは、値動きを把握しておく必要はあります。
しかし、気持ちに余裕を持って値動きを追えると言うことも投資を継続しながら、利益をあげるためには大切なことです。
7.少額の投資で短期で億万長者になれると信じている人
これ、株式投資では夢のような話ですけど、仮想通貨ならもしかしたら有り得る話じゃないのかな・・・と思いつつも、失敗する一例として上げておきます。
「わずかな資金で億万長者になる」というのは、何かしらの投資経験がある人は「そんな甘いものじゃない」と言うと思います。
投資初心者が陥りがちな思考ですよね。投資への期待から都合いいことだけ妄想してしまうのだと思います。
実際、証券営業時代に窓口に口座開設に来られる人の中には、投資はなんかの錬金術と間違えてるのかな?と思う妄想を抱えている人が時々いました。
そう言う方は、リスクを説明しても「まぁ、そういうこともあるよね。ウンウン」程度で取引が始まって、
と現実を見るわけです。(苦笑)
夢のような話も転がる投資の世界ですが、期待が大きすぎるとそれに見合う結果が出ず失敗することがあります。
いくら仮想通貨が今後も資金流入が見込めるものだとしても、やはり投資した資金の応じたリターンです。
場合によっては少額でも分割などを経て、長い年月保有し続けることで評価が膨れ上がることや、仮想通貨の先物などを駆使して1年間で億単位を儲けた人もいるようですが・・・これはちょっと特殊な例かな、と思います。
「億り人」という言葉をよく聞くようになりましたが、達成した人も「何倍にもなった」とはいえ、億に到達する「それなり」の金額を投資しています。
8.投資すべきお金ではない資金で投資する人
これは、投資に失敗する人のタイプというよりは、仮想通貨投資初心者の人への注意喚起です。
私が証券営業時代、「投資目的」と投資するお金の「資金性格」はきちんとお客様に確認するように厳しく言われていました。
証券会社や銀行では入金したお金を「使徒確定金です」と申し出ると、リスクのある商品は保有できません。
実際私も、
と口座開設にきたお客様を「先の予定のあるお金で、株を買うのはやめたほうがいい。」と、必死で説得したことがあります。
投資をするお金は必ず「余剰資金」が鉄則です。
仮想通貨はネットで取引をスタートできる手軽さもありますが、投資に向けるお金の資金性格を確認してくれる担当者はいません。
自分のどの資産をどの程度投資に振り向けるかは自分自身で決めなくてはなりません。
金利の低い預金にお金を置いておくよりも、仮想通貨投資で少しでもお金を増やしたいと考える気持ちはわかります。
しかし、投資は「増える可能性と同じだけ減ってしまう可能性がある」ということを忘れないでください。
もちろん、将来的に仮想通貨で決済できるものへの支払いに当てる予定であれば、買いやすい時期に円から仮想通貨にしておく、というのは問題ないと思います!
損していいお金などもちろんありませんが、投資資金を決める際は含み損を大きすぎて塩漬けになったり、最悪の場合ゼロになったとしても、家族が困ったり、首を括らなくて済む範囲の金額にしてください。
証券営業の時代は上記のような感じで、資金性格が「余剰資金」のお金しか投資へ誘導していないので、「使徒確定金」を投資した実際の経験はありませんが。
世の中「損が許されないお金ほど、不思議を損をする」ものだと思います。
上がっても下がっても自分が平常心を保てる範囲の資金、を念頭に投資資金を決めましょう。
以上が投資で儲けられない人8パターンでした。
ちなみに、この8パターンの人に共通して言えることが一つあります。それは、
「人の話を聞かない」
ということです。
「この人はあかんパターンだな・・・」と思って、アドバイスやフォローをしてもだいたい「聞けない」「受け入れない」「自分の想いで突っ走る」でした。(苦笑)
また、話を聞かなくても最終的に「投資は自己責任」ですからお客様の意向を尊重しますが、含み損が拡大した時や損失が確定した時に、他人や参考にした情報に責任転嫁したがるのも話を聞かない人の共通した特徴でした。
では、仮想通貨投資で成功している人はどんな人だったか?
ここまで私が証券営業をしている時代に感じた、主に株式投資で失敗する人のパターンでした。
思い当たる点、ありましたか?
では、逆にどんな人が投資で成功するのでしょうか。
これも私の経験から投資に成功しているお客様のパターンも合わせてご紹介しておきますね。
この場合の「投資に成功している人」は負けなしと言う訳ではなく、損失が出ることもあるけど、トータルで見るとコンスタントに利益確定ができている人のことです。
投資で成功してる人はこんな人だった
- 自分で経済を投資についてバランス情報収集し、知識の研鑽を継続している
- 自分で勉強した上で、人の話も熱心に聞ける
- 自分の決めた投資ルールで淡々とホールド、売買をする
- 損から学んでいた
- 投資の話をするときは最高に楽しそう
- 「有事の買い」が実践できる
シンプルですね。
1〜3は、先に紹介した失敗する人のパターンの裏返しなので、詳細に説明しなくても良さそうですね。
投資に関しての情報は新聞、ネット、雑誌など複数のメディアからバランスよく入手されている人が多かったです。
入手した情報を自分なりに整理・解釈して自分の投資行動に反映させていました。
また、投資がうまくいってるお客様はご年配の方も多かったですが、当時20代だった若造の私にも意見やアドバイスを求め、熱心に話を聞いてくださる方がほどんどでした。(私もそのお客様からはたくさんのことを学ばせてもらったと思います。)
4以降は個別に説明しますね。
4.損から学んでいた
コンスタントに利益を出してる人でも、買う銘柄全てが勝つ訳ではありません。
複数の銘柄の中でやはり損切りをすることもあります。
自分の投資ルールの則って損切りをした後、自分が失敗したことや次はどういうタイミングで売買をするかなど、具体的な反省や次への改善点を聞かせてくださることが多かったです。
損をして感情的になるのではなく、自分の投資行動を分析でき改善策を考えられる冷静さは大切です。
5.投資の話をする時は楽しそう
コンスタントに結果が出てるお客様のほどんどは、銘柄や相場の話をするときとても楽しそうでした。
良い結果が出ているから楽しい、というのもあるのかもしれませんが、新しい情報に触れ、自分の知識を増やし、それをどう自分の投資行動に反映させようか考えることにワクワクされていたんだろうな、と思います。
また、損も含め「楽しい」と感じられる程度の心の余裕があった方が、冷静な投資判断ができると思います。
6.「有事の買い」が実践できる
コンスタントに利益が上がっているお客様の中には「有事の買い」を実践している人も多かったように思います。
例えば、株式相場で言えば2008年のリーマンショック時。
11000円ほどだった日経平均が、1か月ほどで7000円割れの水準まで株価が下がりました。
世界同時不況と言われ、狼狽売りが狼狽売りを呼び株価の底が見えないようなこの時期に、あえて買いを入れるお客様もいました。
「相場全体の影響で株価は下がっても、自分の追っているこの企業は今回のリーマンショックの影響を受けないと判断したから、大安売りで買えてよかった」と言われていたのがとても印象に残っています。
ちなみに、その頃にお客様が買って保有された銘柄は、その後利益確定できていましたし、不況も乗り越え現在も健在の銘柄です。
リーマンショックに限らず、何か相場全体に大きなインパクトを与えるようなできことがあった時、相場や多数派の動きにのまれず自分の投資方針やルールに基づいて、冷静に判断ができる人が利益を出せていました。
とはいえ、有事の際の「有事の買い」が正解ではない場合もあるので、状況に応じて冷静な判断が必要です。
まとめ:仮想通貨投資で失敗しないために必要なのは・・・?
仮想通貨投資をはじめ、投資初心者の方に知っておいてもらいたい、投資の失敗するパターン、成功するパターンを私見たっぷりでご紹介しました。
記事を書きながら思ったのは、仮想通過に限らず投資に必要なものは、
- 自分で情報を集め、勉強し続けること
- 冷静さ
- 経験
この3点に尽きるのだと思います。
仮想通貨相場は24時間365日休みなく変動し続けています。
常に変わり続ける状況を掴み、冷静に判断し行動を起こす。
行動した結果を経験として淡々と受け止め、次の投資に生かす、この繰り返しです。
更にいえば、この一連の流れを楽しんでできることが、仮想通貨投資が成功への鍵の一つかもしれませんね。
さて、ここまで投資の話を長々話してきましたが、「投資を語ってるお前は仮想通貨投資してるのか?」と思われた方もいるかもしれませんね。
私も仮想通貨取引やってます!
記事の中でご紹介したように、私も自分なりの投資方針を決め、それに基づいて投資しています。
私は、仮想通貨の展望や税金の面も考慮して、ガチホ(長期保有)の方針です。
価格やお財布事情を踏まえつつ、時間分散して決めた数銘柄を買い増ししています。
何年か先、世の中のいろんなものが仮想通貨で手軽に決済できるようになった時、今コツコツ積み上げている仮想通貨で決済することを楽しみにしています。
あなたはどんな方針で、どんなことを楽しみに、仮想通貨を投資をしますか?
お互い、楽しみながら仮想通貨投資をやって行きましょう!
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