こんにちは、会計士ブロガーの根本(@dujtcr77)です。
仮想通貨取引をしていると、海外の取引所に興味が出てくることもあるかと思います。
海外の仮想通貨取引所には「取引手数料が安い」「取扱い通貨が豊富」などのメリットがあり、私もいくつか併用しています。
慣れてしまえばとても便利なのですが、やはり国内の取引所よりもグッとハードルが上がるようです。
そこで今回は、日本語にも対応している海外の仮想通貨取引所「Kraken(クラーケン)」を紹介します。
目次
Kraken(クラーケン)の概要
運営会社概要
・会社名:Kraken
・拠点:サンフランシスコ
・設立:2011年7月28日
・代表取締役:Jesse Powell(ジェシー・パウエル)
・公式Twitterアカウント:Kraken Exchange
Krakenは、2011年にサンフランシスコで創業した仮想通貨取引所です。
2014年には日本にも進出しており、取引所サイトは日本語にも対応しています。
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Kraken(クラーケン)のメリット
取扱通貨が豊富
Krakenが取り扱っている仮想通貨は全部で13種類です。
完全日本語対応している仮想通貨取引所では、Krakenは最も多い取扱数を誇ります。
(Zaifのトークンは除く)
Krakenのように海外の仮想通貨取引所では、取扱数が豊富というのは珍しくありません。
ただ、やはり日本語対応していないとハードルが高くて手を出せない人も多いと思います。
そんな中でKrakenは日本にも拠点があることもあり、完全日本語対応しているので使いやすいですよね。
ちなみに以下のKraken取扱い通貨の中で、ICN・DOGE・XLM・MLN・GNO・EOS・USDTは国内の取引所では売買することのできない通貨です。
取扱い仮想通貨
- ビットコイン(BTC)
- イーサリアム(ETH)
- ライトコイン(LTC)
- テザー(USDT)
- モネロ(XMR)
- リップル(XRP)
- ビットコイン・キャッシュ(BCH)
- カルダノ(ADA)
- イオス(EOS)
- テゾス(XTZ)
- ダッシュ(DASH)
- ステラ―(XLM)
- ジーキャッシュ(ZEC)
日本円の入金にも対応している
海外の仮想通貨取引所のほとんどは、日本円の入金に対応していません。
そのため、海外取引所で取引を行うためには、
- まずは国内の取引所に日本円を入金
- 国内の取引所で日本円でビットコインなどの仮想通貨を購入する
- 購入したビットコイン等を海外の取引所に送金
という手順を踏む必要があります。
海外の取引所を利用するメリットは数多くあるので私もよく使っています。
でもやはり、少し面倒だと感じるし送金するのに手数料がかかってしまうのは嫌なんですよね。
その点、Krakenを使えば直接日本円を入金できるので、余計な手間や手数料は不要です。
日本円入金には本人確認が必要
日本円を入金するためには、身分証のアップロードなどの本人確認手続きが必要になります。
取引手数料が安い
日本で仮想通貨を買おうとすると、「販売所」でしか買えないものもあり手数料が高くついてしまうことがあります。
Krakenの場合は、すべてが取引所での売買なので、手数料がかなり安く済みます。
関連記事
「取引所」と「販売所」の違いや手数料についてはこちらの記事をご参照ください。
>>>仮想通貨取引所の手数料を徹底比較。通貨別にいちばん安く取引できる取引所を紹介する
Krakenの取引手数料は、取引ボリューム(量)によってそれぞれ以下の範囲で変動します。
Kraken取引手数料
- 指値注文:0~0.16%
- 成行注文:0.1~0.26%
私のもっともおすすめする海外取引所「Binance(バイナンス)」の取引手数料0.1%と比較しても劣らない安さですね。
Kraken(クラーケン)のデメリット
サーバーエラーが出てしまう
Krakenのサーバーは、他と比較するとサーバーが弱い印象を受けます。
画面を変更しようとすると「520エラー」が出てしまうことが多いですね。
520エラーはサーバー側の問題なので、こちらではどうしようもないんですよね…。
サイトに問題があると、やはり資産を預けている身としては不安になってしまいますよね。
※Krekenの公式サイトには「一度も外部からのサイバー攻撃にあったことのない強固なシステム」があるとの記載があり、セキュリティ対策は徹底しているようです。
流動性が低い
他の大手取引所と比較すると、板がうすく(注文が少なく)取引が成立しづらい印象を受けました。
流動性が低いと、買いたいときに買えない、売りたいときに売れない、といった問題がでてきてしまうので要注意です。
Kraken(クラーケン)の評判・口コミ
良い評判
Krakenについては、セキュリティの安全面や取扱い通貨の豊富さを評価する声がありました。
良い子のみんな、今のところ安全な取引所はKrakenかbitflyerぐらいだと思っておいたほうがいいよ。
— らぷとる@爬虫類型りっぴぃ (@cannavinothc) 2017年12月6日
Krakenは日本円の入出金ができて、DASH/BTC(XBT)の取引ペアを持っているんですが、流動性が他の取引所に比べて低いところが難点です。BTC/JPYの流動性はもっと低いので売買にかなり苦労した記憶があります。取り扱っているコインは多いので流動性が高くなれば魅力のある取引所だと思っています。
— とみ三(Samurai33) (@samurai3311) 2017年12月18日
良くない評判
一方で輪うい評判は、デメリットにも記載した通りkrakenのサーバーに不満を持っているユーザーは多いようですね。
はやく改善されることを祈ります。
ところでkrakenさんが520エラーでログインできなんですが。
わいだけ?— モモスケ@自称渋谷OL (@momosuke4989) 2017年12月9日
まとめ:Kraken(クラーケン)は日本と海外の取引所の良いところどり
最後に、ここまでの情報をもとにKrakenをおすすめできる人をまとめたいと思います。
✔ 取扱通貨が豊富⇒ビットコイン以外の仮想通貨にも幅広く投資したい人におススメ!
✔ 完全日本語対応&日本円入金が可能⇒海外の取引所を使ってみたいけど壁を感じている人におススメ!
✔ 取引手数料が安い⇒頻繁に売買をする人におススメ!
正直、現段階ではKrakenをメインの取引所とするという選択肢はないでしょう。
Krakenは、
- 海外の取引所なのに日本語対応&日本円入金が可能
- 国内の取引所では売買できない通貨を取り扱っている
というかゆいところに手の届く取引所です。
国内のおすすめ取引所である「bitbank」や「GMOコイン」などをメインとしつつ、サブとして利用することをおすすめします。
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