こんにちは、ルワンダ会計士ブロガーのぴかりん(@dujtcr77)です。
「自分の持っている仮想通貨を一括で管理したい」
「複数の仮想通貨取引所のサイトをいちいち開くのがめんどくさい」
仮想通貨を複数の取引所で運用していると、こんな悩みありますよね。
私も仮想通貨をいくつかの取引所で保有しているのですが、各取引所にいちいちログイン(しかも二段階認証)するのがめんどくさすぎてそろそろ発狂しそうです。
そこで今回は、取引所で保有している仮想通貨を一括で管理できるツールを紹介します。
目次
Coinboardとは
『Coinboard』は仮想通貨の取引状況を自動で更新してくれるツールです。
仮想通貨の保有状況や取引履歴などを、取引所をまたいで一括で管理することができます。
2017年10月8日現在、対応している取引所は以下の5つ。
- Coincheck
- bitFlyer
- Zaif
- Kraken
- Poloniex
仮想通貨の管理ツールとしては、日本語対応のものでは『Cryptofolio(クリプトフォリオ)』がよく使われています。
Cryptofolioも使いやすいのですが、手動で保有通貨を入力する必要があるという難点がありました。
私くらいの面倒くさがりになるとね、それすらも面倒なんですよ。笑
今回紹介する『Coinboard』は、各取引所と一度連携してしまえば、あとは自動で取引・保有状況を更新してくれるという点で画期的。
イメージとしては、「マネーフォワードの仮想通貨版」のような感じです。
それでは、Coinboardでどんなことができるのか、具体的に紹介していきます。
Coinboardでどんなことができるの?
それぞれの取引所から仮想通貨のデータを自動取得
自分の取引履歴や保有残高を取引所とデータ連携することで自動取得してくれます。
取引所からデータを取得するためには「API連携」をする必要があります。
API連携とは?
APIとは、「Application Programming Interface」の略で、あるソフトウェアが持つ機能を他のソフトで共有できるようにする仕組みのこと。
急にAPI連携なんていうごっつい難しそうなワードが出てきました。
でもご安心ください。
要は、Coinboardが他の取引所からデータを取得できる仕組みだと考えてください。
やり方についてもとても簡単なので、あとで順を追って説明しますね。
通貨の保有割合をグラフで可視化
日本円を含めた、仮想通貨の保有割合をパッと見でわかるようにグラフにしてくれます。
あちこちの取引所を使っていると、どのコインをどれくらい持っているのかわからなくなりがちなので、保有割合を可視化してくれるのはありがたいですね。
各仮想通貨の保有数の推移を可視化
通貨ごとに、
- 仮想通貨保有量の推移
- 取引所ごとの保有量の内訳
を見ることができます。
取引履歴の閲覧
全取引所の取引履歴を一覧で確認することができます。
取引ごとに以下の情報が見れます。
- 通貨
- 取引所
- 数量
- 価格
- 合計金額
Coinboardの使い方
①Coinboardでアカウントを作成する
Coinboardの公式ページより、アカウントを作成します。
②必要事項を入力
登録はカンタン。
「ユーザー名」「メールアドレス」「パスワード」を入力するだけです。
「利用規約に同意する」にチェックを入れて「アカウントを作成」を押すと入力したアドレスに本登録用のメールが送られてきます。
③メールからログインして登録完了
メールで送られてきたリンクより再度Coinboardのサイトに行くと、登録完了。
設定したメールアドレスとパスワードを入力してログインします。
④API設定
ログインすると「取引所とデータ連携をしましょう。API連携してね」というメッセージが襲い掛かってきます。
ここで「API…?さようならっ!」っと閉じたくなってしまうのをグッとこらえましょう。笑
私もこの時点では何をどうすればいいか分かりませんでしたが、結果的にものすごく簡単でした。
⑤ガイドに従って各取引所とAPI設定を行う
難しそうに感じる「API連携」ですが、取引所ごとに、API設定の方法が詳しく解説されているんです。
説明が丁寧なのでこれに従うだけで取引所あたり2,3分で簡単にAPI設定は完了してしまいます。
自分の使っている取引所のAPI設定を終えたら完了です。
Coinboardを使ってみて感じたメリット・デメリット
メリット
- 各取引所のサイトを開く必要がないのでラク
- 保有状況を自動で更新してくれる
- 日本語対応
- 無料で使える
- 使いやすい
デメリット
- 対応している取引所が少ない
- 最初のAPI設定にハードルがある
Coinboardの評判・口コミ
Twitterやブログでの評判を見ていると、「使いやすい」いう声がある反面「取引所が少ない」「APIが難しい」という声が目立ちました。
APIに関しては難しい響きですが、前述の通りCoinboard内に超丁寧に説明があるのでそれを見れば問題ないはずです。(本当に簡単)
#coinboard 便利だけど送金したばっかりなので、bittrexやcryptopia対応してくれないと寂しいことになってる。。。 pic.twitter.com/pGns4N340N
— iwa@BTC (@iwa_30) 2017年10月5日
仮想通貨の保有量とかを一括で管理するサービス。https://t.co/EhAgvDsahs
同じコトを考えた。むしろ税金を計算する需要があるだろうから、そのために。
ただ、APIの権限を適切に設定できない人多いだろうなと思って途中で止めた。OAuth的な仕組みが必要。— syn (@synbizmix) 2017年10月4日
まとめ:ビットコイン以外の仮想通貨も保有する人におすすめ
使ってみた全体の感想としては、使いやすくて期待のサービスだけど、取引所の数や分析機能の充実など今後に期待といったところです。
特に大手の海外取引所や国内でもGMOコインやQUOINEXなど、国内でもサブで使っている人が多い取引所が充実すると使い勝手が大きく上がると思います。
▼Coinboardを使ってみる▼
おすすめの使い方
2017年10月8日現在、Coinboardはアプリがありません。
いちいち公式サイトのURLなどを開くのはめんどうなので、以下のようにスマホのホーム画面に追加しています。
こうするとホーム画面から数秒~十数秒ですべての仮想通貨の保有状況が確認できるのでスピーディー&便利!
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