こんにちは、アフリカ在住ブロガーのぴかりん(@dujtcr77)です。
最近春休みということもあってか、学生さんを中心に日本人がものすごい勢いでルワンダに来ています。
ありがたいことに私の村・ムウォゴにも遊びに行きたいと言ってくれる方もいて、村を案内したり、ホームステイ体験をしてもらったりしています。
今日はムウォゴに遊びに来てくれた人たちとの出会いから感じたことを書きたいと思います。
ムウォゴはやることが限られた小さな村
私が住んでいるムウォゴはルワンダの中でもかなり田舎の部類に入る小さな村。
ネットはものすごく弱いし、水道も通っていません。電気は通ってるけど不安定。
「ムウォゴと言えば?」というものもなく、この村で出来るのは散歩したり、村人と時間を共にすることくらいです。
なのでお客さんが来てくれた時に出来ることってかなり限られてるんですよね。
- 村をブラブラ散歩
- 友達を紹介して話したり、一緒にごはん
- 現地人の家にホームステイ
- ぴかりん宅で動物と触れ合い
この前来てくれた友達にはこんな感想を頂きました。
コンパクトな街で回りやすくて良かった!←褒めてます(笑)
これをお客さんが来る度に繰り返しているわけです。
飽きそうでしょ?笑
でも、楽しいんですよ。
マジで。
どうして毎回楽しいのか?
一緒に村をまわる人は違う
ムウォゴに来てくれる方の多くは、ブログを見て連絡をくれた方だったり、紹介してもらった方が大半です。
なのでルワンダではじめましてのパターンがほとんど。
そういう人たちが「なんでルワンダに来たのか?」「この村を見てどう感じたか?」いろいろ話してくれるから面白い。
なんとなく来た人もいれば明確な目的を持っている人もいる。
「世の中いろんな人がいるなあ~、おもしろっ」って。
あとは自分があまり気にしていなかった部分を質問してくれたりするので、勉強になります。
同じ場所をまわっていても、毎回感じ方が違うし、勉強になる。
だから楽しい。
村に来てくれて嬉しい
ムウォゴという村に住んでみると、本当に良い村なんです。
- 赤土の道路が真っ直ぐに伸びて、その両端には大自然。
- 村人は穏やかで優しく、困ってたら助けてくれる。
- ボロボロの服きて鼻水たらしたガキんちょが走って抱き着いてくる。
でもどれも住んでみないとわからないことで、外からだと「何もない村」に見えてしまう。
キレイな建物が建っているわけでもなければ、ここでしか食べられないものがあるわけでもありません。
なのに、この場所を選んでくれた。
これがマジでうれしい。
1年ちょっとしか住んでいませんが、自分の中でもうムウォゴは第2の故郷になっています。
なのでムウォゴをけなされたら腹立つし、褒められたらうれしい。
大事な時間を使って遊びに来てくれたらもっとうれしい。
でももっと大切なことがある
このように、普通にしていても村に来てくれる人を案内するのは楽しいです。
でも、それ以上に大切にしていることがあります。
それは「自分にとっては何回も経験したことかもしれないけど、相手にとってははじめてなんだ」と意識すること。
私のようなもの好きを除いては、一生のうちにルワンダに何度も足を運ぶことはないでしょう。
ましてやムウォゴという村に来る機会は1度だけなはず。
(たまにリピーターもいますが…これは更に嬉しい。笑)
来てくれたお客さんには「一生に一度」。
こう考えた時に、
- お客さんを全力でもてなすこと
- 自分も初めての気持ちで一緒に楽しむこと
は絶対に忘れちゃいけないことなんだなと思うんです。
だから、普通に楽しいだけじゃなく、もっと楽しむようにしています。
自分もはじめてこの村に来たくらいの気持ちで。
さいごに
これからも、お客さんが来てくれて、案内するということを繰り返していくでしょう。
うわべだけ見たら「同じことの繰り返し」。
でも出会う人、話すことは違うし、相手にとってははじめてのこと。
これを忘れずにひとつひとつの出会いを大切にして、「この村に来てよかった」と思ってもらえるように一生懸命みなさんを案内させて頂きたいと思っています。
つぎにおススメ!
・いま、ルワンダの教育のためにすべきことは「ゴールを作る」こと