こんにちは、ルワンダ会計士ブロガーのぴかりん(@dujtcr77)です。
最近、ルワンダに旅行にやってくる日本人が増え始めています。
ルワンダ大好き人間としてこれは嬉しい事です。
旅行や観光ではなくビジネスチャンスを見出してルワンダを訪れる個人・企業も増加中。
ルワンダのビジネス環境
世界銀行が毎年発表している「ビジネスがしやすい国」ランキング2017でルワンダはアフリか54か国中2位。
ワンストップ&1日で会社を作れる起業のしやすさや、建設許可の取得のしやすさが評価を受けています。
とはいえ、まだ注目を浴び始めたばかりの国。
ネットで情報を集めようと思ってもなかなか狙った情報が出てこないんですよね。
そこで今回はそんな情報の1つ、「ルワンダに行くためにはどんな準備が必要なの?」というところを書いていきたいと思います。
やるべきことはざっくり6つ。
- パスポートの取得
- ビザの取得
- 予防接種
- 海外保険
- 持ち物の準備
- 航空券
順番に解説していきます。
パスポート
まず、パスポートを持っていない方は最優先で取得するようにしましょう。
通常、パスポートは申請から発行まで1週間以上かかります。(申請場所や混雑状況により変動あり)
パスポートは後述するビザの申請などにも必要となってくるので、お持ちでない方、有効期限が切れてしまいそうな方は要注意です。
パスポートの申請から受領までの手続き・必要書類については外務省のホームページに詳しく載っています。
申請自体は、以下のリンクを見るとスムーズに行うことができます。
- 国内で申請の場合⇒各都道府県のパスポート申請窓口
- 国外で申請の場合⇒各在外公館
ビザ(査証)
ルワンダに入国するためにはビザが必要となります。
取得するべきビザは大きく「ルワンダ一般ビザ」と「東アフリカ観光ビザ」の2種類に分かれるので、順番に紹介していきますね。
ルワンダ一般ビザ(ルワンダのみ滞在の場合)
まずは、ルワンダのみ滞在する場合に必要となるのがこちらのビザ。
「一般観光ビザ」「ビジネスビザ」などいくつかの種類があり、それにより必要書類や料金が異なります。
ちなみに私は有効期限90日のビジネスビザを取得していきました。
料金は6,200円です。
詳細はこちら⇒ルワンダ一般ビザ申請
東アフリカ観光ビザ(ケニア共和国、ルワンダ共和国、ウガンダ共和国)
ケニア共和国、ルワンダ共和国とウガンダ共和国の3か国、もしくはこのうち2か国を観光目的で同時に旅行する方が対象です。
有効期限は90日間で延長はできません。
料金は12,300円。
詳細はこちら⇒東アフリカ観光ビザ申請
申請手続きについて
ビザの申請は在日ルワンダ大使館で行うことになります。
ビザの申請・受領は月曜日から金曜日の午前9時30分〜午後4時30分。
方法としては、以下の3パターンになります。
- 大使館に行く
- 代理申請する
- 郵送
申請からビザ発給までは通常4日間かかるため、余裕を持って申請をしてください。
私が行ったときは「2日くらいルワンダから連絡が返ってきてない状況だから、もう少しかかっちゃうかもね~…」と言われたので、本当に余裕を持って。笑
(結果として5日くらいで受け取ることはできました)
必要書類やアプリケーションフォームのダウンロードなど、さらに詳しい情報は在日ルワンダ大使館のサイトよりどうぞ。
アクセス
住所⇒〒158-0081 東京都世田谷区深沢1丁目17−17
ちなみにルワンダ大使館の場所、なかなかわかりづらいです。
というのも、見た目がほぼ普通の家なんです。
この写真と横に立っているルワンダの国旗をたよりに、頑張ってたどり着いてください!笑
ルワンダで就労ビザに切り替えたい場合(準備中)
日本でとることができるビザだと90日間しか滞在することができません。
そのため、90日以上滞在の場合は現地の出入国管理局(イミグレ)で延長の手続きをする必要があります。
私の場合はまず日本でビジネスビザ(90日間)を取得し、現地で就労ビザに切り替える予定です。
選挙期間中はビザが通りにくいという噂があり、ここはまだ切り替えを行っていません。
手続きをし次第、情報を追記します。
特に注意したいのは、取得するビザによっては軽犯罪歴証明書、英文の学位証明書を日本で入手しておく必要があるということ。
必要書類や詳細はこちら
各種予防接種
やったほうが良いもの
予防接種って、いまいち何やっていいかわからないですよね?
結構お金もかかるし、モノによっては期間をあけて複数回に分けて打つ必要があるので時間も必要とします。
そんなときに非常に便利なのが、JICAが作成・公開している「予防接種のご案内」です。
なんと国別に推奨の予防接種を紹介してくれてるんです。
こちらからダウンロードできます⇒予防接種のご案内
ちなみにルワンダの場合は以下の予防接種が推奨とのこと。
- 破傷風
- A型肝炎
- B型肝炎
- 狂犬病
- ポリオ
- 腸チフス
- 髄膜炎菌性髄膜炎
多い…。
これ全部をやると数万円かかります。
高いし、何回かに分けて行うので面倒くさいです。
ぶっちゃけ個人で来ている人の中には予防接種をほとんど受けないで来ている人もいます。
しかし、命には代えられないので私は一通り受けておくことを推奨します。
ある程度の期間が必要になるため、予防接種はスケジュールとも相談して余裕を持ってはじめましょう。
黄熱病(イエローカード)について
国によっては、イエローカード(黄熱病の予防接種を受けた証明書)が入出国時に必要になります。
ルワンダの場合、全員が必須というわけではありませんが、以下に該当する方はルワンダへの入国時に有効期限内のイエローカードが必須となるのでご注意ください。
- 条件1: 黄熱病の危険性のある国からルワンダへの入国を予定している者
- 条件2: ルワンダから黄熱病の危険性のある国への入国を予定している者
詳細及びお問い合わせについては以下のリンクをご参照ください。
【更新】【黄熱病予防措置採択のお知らせ】 | 在日ルワンダ大使館ホームページ
海外保険
さて、予防接種とくればつぎに気になるのが海外保険です。
よく使われているのがAIU。
海外保険といってもたくさんの種類がありよくわからないことも多いと思います。
まずは資料請求などして情報を集めて、それでもわからなければ問い合わせで相談してみると良いでしょう。
▼公式ページから資料請求できます▼
現地で保険に入る場合
「保険に入るのを忘れてきてしまった」
「やっぱり現地に来てから保険に入りたい」
となった場合でもご安心。
現地でも保険には入ることができます。
- UAP Insurance Rwanda⇒医療費や荷物紛失などの保険
- AMREF⇒上記には含まれていない搬送費の保険。いくつかプランがあり、ゴールド以上のプランにしないとルワンダが対象地域に含まれないので注意。
持ち物の準備
3回のルワンダ渡航、そして1年半の滞在経験から、ルワンダで必要になるものをまとめました。
参考にしていただければ幸いです。
関連記事⇒アフリカ旅行の持ち物リスト~必需品からあると便利なおすすめグッズまで分類して紹介~
航空券
時期によりますが、日本とルワンダの往復は10~15万円が相場です。
(時期と航空会社をうまく選べば10万円切ることもある)
航空券を探すのにおすすめはスカイスキャナー。
このように、各航空会社のルワンダ行の便を値段・時間などの条件で比較して選ぶことができます。
乗り換えの回数や出発時刻などで絞ることもできるので非常に便利。
まとめ
この手続き一覧では、多くの方が参考にできるよう網羅的に情報を集めました。
しかし、どのような立場で行くのか、個人で行くか組織として行くのかなどによって必要な手続きは変わってきます。
なのでこの記事で紹介している大使館のホームページなどもよくチェックしてくださいね!
ルワンダでお待ちしてます。
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