「ボランティアとは何か」
協力隊になることが決まってから度々自分に問い続けていました。
そしてようやく、この問いに対する1つの答えが見つかりました。
ボランティアはアンパンマンである。
最近ボランティアはアンパンマンじゃないかなと思っています。
よく考えてみると、共通点がとても多いことに気がつきます。
お腹を空かせたカバオくんに自分の顔をあげる
アンパンマンはお腹を空かせて困っているカバオ君や町の仲間たち(貧困に困っている人々)に、自分の顔(お金やモノ、時間、技術)を自ら喜んであげます。
(調べてみると、作者のやなせたかしさんはアンパンマンと「正義」というテーマについて、「正義の味方だったら、まず、食べさせること。飢えを助ける。」と述べているそうです!)
ばいきんやその他の敵と戦う
アンパンマンは、村の人に悪さをするばいきんまん(悪い衛生環境・病気)やその仲間達(その他諸問題)と戦ってやっつけます。
でも一人では何も出来ないし割と弱い
しかしアンパンマンも頭をあげ過ぎると疲弊するし、水のような結構しょうもない弱点を抱えてたりします。
また、このように弱った際はジャムおじさんやバタコさん、チーズ(家族や友達)のサポートが欠かせません。
アンパンマン自身、たくさんの人に支えられてるからこそやっていけるのです。
愛と勇気が友達である
アンパンマンの歌に「愛と勇気だけが友達さ」というフレーズがあります。
ボランティアも同様だと思います。
独りよがりでない本当の愛があれば、相手の事をしっかり考えて困っている人が何を必要としているか判断をする事が出来ます。
しかし何をするべきかわかっていても、意外と行動に移すのは難しいもの。
そこで必要になってくるのが一歩踏み出す勇気です。
一つだけ違う事
ひとつだけアンパンマンと違うのは、アンパンチみたいな必殺技(専門性)は必ずしも必要ないということです。
必ず毎回ばいきんまんを倒す(全ての問題を解決する)必要はないんです。
必殺技があるに越したことはないですが、無理せず自分の出来ることを精一杯やれば良いと思う。
ちょっとだけ募金をする、困っている人に手を差しのべる、これも立派なボランティア!
「ボランティアとは〇〇」実はもう一つ案が
実はもう一つ案があります。
それは「ボランティアは恋愛である」
【共通点】
- 相手の事をよく知ることが大切
- プレゼント(支援物資)はタイミングとチョイス
- 自分がやりたいことでなく、相手が望んでいる事を考えないと失敗する。
なぜアンパンマンを選んだかと言うと、当てはめがしっくりきたから。
それと「ボランティアは恋愛だ!」なんて叫んだら皆がどんな顔をするか想像して震えたからです。
しかしこの例えは主に日本人にしか通用しないので今のところ
日本人⇒アンパンマン
外国人⇒恋愛
て答えるようにしようと思います。
自分がやっていることをよく理解していないと、どうしても説明が長く・わかりにくくなってしまいます。
なにをやるにしても簡単に説明できるようにしたいものです。