こんにちは、アフリカ在住ブロガーのぴかりん(@dujtcr77)です。
先週、青年海外協力隊を辞めて日本に帰ってきました。
いまは7月にルワンダに戻ってからの収入源の1つであるブログの収益化をコツコツやってます。
あとはパスポートやビザ取得、会計士関係の手続きなどを時間を見つけてやっつけつつ、会いたい人に会って息抜きしてたらあっという間に1週間経っちゃいましたね。
この1週間で「うわ、この感じ前回の一時帰国でもあったな」ということが何度かありました。
そこで今回は「海外在住者が帰国したときあるある」を紹介したいと思います。
(海外在住者というよりは途上国在住者寄り)
下の目次から気になるところだけつまみ食いしてね!
食事編
最初に食べるものに異常なこだわりを見せる
ルワンダでの、もうすぐ日本へ帰国する人へのお決まりの質問は「帰国したら最初に何食べる?」です。
途上国ではとくに、日本料理を食べることはなかなかできません。
まったくないわけでもないのですが、本物クオリティの日本料理を食べる機会はほぼ皆無です。
海外生活が長くなってくると人間は遅かれ早かれ、日本食へ異常な反応を見せるようになります。
わたしはこれを「日本食シンドローム」と呼んでいます。
(日本食シンドロームの例)
- SNSの飯テロ投稿に強めに反応する
- お土産にもらった日本食に対し「婚約指輪をもらった乙女」のようなテンションで喜ぶ
大きなビルにひたすら日本の飲食店が並んでいて「こんなにたくさんお店があったら逆に選べないよ~♡(困)」って夢です。
日本食シンドロームの末期症状だね。
これだけ日本食への気持ちが大きくなってくるわけですから、最初に食べるものにこだわりを見せるのは当然のことかもしれませんね。
出会いは突然に。
さて日本に帰ってきておいしい食事。
日本で食べれるものはそのクオリティももちろんですが、バリエーションもすごい。
日本にいる前にあれこれと考えても、全てを網羅できるものではありません。
居酒屋なんかにいくと突然「あ、そういえばこんなのもあったじゃん!」というものに出会ってテンションマックスになります。
でも誰もぼくを責めることはできないはず。
ルワンダでは「出汁」という概念が存在しないのだから。
誰もきいてないのに「〇〇食べるの△△年ぶり」の発表
どうしても言いたくなるやつ。
とか言いたくなります。
そういう時は
「あっちだと魚とか食べれないんだ!?(驚)」
とか聞いてあげると喜びます。
ペラペラペラ…
お店編
コンビニでワクワクしがち
「テーマパーク」と聞いて何を連想しますか?
ディズニーランド?USJ?九州の人はハウステンボスかな?
途上国から帰ってきた人間にとって一番のテーマパークはコンビニです。
特にわたしのように青年海外協力隊として海外にいた人間は、途上国の、しかも農村に住んでいることが多いです。
まともなレストランもない、停電のせいで飲み物が冷えていない、マーケットが週に1回しか開いていない…
そんな人間が急にコンビニに来たら下手したらショック死ですよ。
コンビニでは、
- あったかい食べ物も冷たい飲み物
- 洋服
- お金の引き出し
- 本
- タバコ、アルコール
なんでもあって、なんでもできる。
まさに夢のようです。
ベビースターとかだいたい知らない味が出てる。
あれ、ピザポテトとカールどこ行った?
日本の丁寧過ぎるサービスにとまどう
日本のサービスは本当に丁寧だと思う。
食事出てくるのめっちゃはやいし、「申し訳ございません」に心がこもりまくってます。
「申し訳ございません」ではなく「申し訳ございませんんんん(汗)」て言ってくれる。
それを受けるとこっちも「いえいえ、そんな…なんかこちらこそそんな気持ちにさせて申し訳ございませんんんん(汗)(汗)」となります。
日本の接客は丁寧過ぎて驚く。ルワンダは「お前店員だったんかーいっ!」ってくらいダラダラして客になじんでる人も多いのでギャップがすごい。
よく海外と日本の接客比べて片方を批判する人いるけど、俺はどっちも好き。
— ぴかりん@アフリカ在住ブロガー (@dujtcr77) 2017年5月29日
まわりの会話が気になる
母国語がそこらじゅうから当たり前のように聞こえてくる、という状況がこんなに違和感があると思いませんでした。
海外では、英語や現地語をどんなに頑張っても、所詮は母国語以外の言語レベル。
他の人の会話が勝手に入ってくるなんてことはほとんどありません。
それが日本に帰って来てカフェなんかにいると、まわりの会話が音として聞こえるだけでなく脳まで入ってくる。
突然そういう能力に目覚めてしまったみたいな不思議な感覚。
ついつい現地語出ちゃう
これ、海外から帰ってきたぶってるんじゃなくてガチででちゃうやつ。
お店でサービス受けた時に「ムラコゼ(ありがとう)」が一番あぶないですね。
あとは店員さん呼ぶときに「シッ!」てやりそうになります。
これは失礼だという説と問題ないという説があります。
怒られるまでは使ってみようと思っているよ。
どこにでも綺麗なトイレがある安心感ハンパない
海外に住んでいる多くの人は、頭の中にある「マップ」を持って生活しています。
なんのマップかというと「トイレマップ」。
「このあたりで一番近いトイレはここだ」
「ここにはトイレは一応あるけど恐ろしく汚い」
このような情報を蓄積、整理して自分をできるだけセーフゾーンに置く必要があります。
そうでなければ、汚いトイレで虫におびえながら用を足すか、最悪の場合「やっちまう」からです。
その点日本ではどこで突然お腹が痛くなっても平気。
この安心感はでかいですよ。
日常生活編
意外と洋服を持っていないことに気がつき焦る
海外に住んでいると、日本にいるときよりファッションを気にしない人が多いです。
Tシャツは色あせ、パンツや靴下に穴があき…それでもあまり気にならない。
そんな生活に慣れ、日本に帰ってきたときに気が付くのです。
しかしこういう時Amazonは本当に便利ですね。
ポチッとしたらサッと翌日には服届けてくれるから。
日本の気候についてなんか言いたがる
「日本は蒸し暑いね」
「ルワンダはね…」
なぜか、自分がいた国と日本の気候の違いを話したがります。
しかも少しなぜか少しドヤ顔で。
「遅延申し訳ございません」⇒俺「5分は遅れじゃありません(笑)」
「強風の影響で、5分の遅れが出ております。お急ぎのところ大変申し訳ございません」
ご、5分!?
日本では5分は遅れに入るのか!!
そして遅れたら謝ってもらえるのか!!!!
いやもう、まったくナチバゾ(ノープロブレム)なので気にしないでください。
でもかなりレアキャラですね。
日本人と待ち合わせしていると、基本遅れないし、遅れるとしても連絡をくれるのでありがたい。
人間関係編
リア充アピールしがち
日本へ帰ってくると楽しいです。
美味しいもの食べて、久しぶりに色んな友達に会って。
どうしても嬉しくてその様子をFacebookやらTwitterにあげたくなってしまいますね。
みんな本当にリア充投稿が嫌いみたいだね!
土産話のクセがすごい
日本とは違う国に住んでいるわけですから、当然日本ではできないような様々な経験をします。
- 牛と交通事故
- 出てくる写真の登場人物ほぼ黒人
- 食中毒の体験セレクション
自分では普通に思い出話をしているつもりでも、なかなか興味深くきいてくれる人もいて。
これは素直に嬉しいですね。
現地人恋しい
もうシンプルに「ルワンダ人に会いてえな」と思います。
久しぶりの日本がすごく楽しいのに。
やっぱルワンダ好きなんだなー。
昨日リアルにルワンダ人同僚の夢見ました。
帰国直前のお別れの場面。
寂しくて泣いてましたね。
実際は泣かなかったのに。笑
さいごに
なんとなくいつものクセで「さいごに」ってまとめ見出し作ったけど特にまとめることありませんでした。