こんにちは、ブロックチェーンゲーマーの根本(@dujtcr77)です。
「絶対にもう、これで最後にしよう…」
スマホゲームへの課金。
ゲームを有利に進めるために課金をしはじめて、ついつい後に引けなくなってしまう。
気が付いたら大金をつぎ込んでいた。
そんな時、冒頭のように「これで最後にしよう」と心に決めるも、またイベントや新しいキャラが来たら我慢できず課金をしてしまう。
こんな経験はありませんか?
何を隠そう、私もこのような経験があります。
過去にスマホゲームへ約100万円ほど課金してしまいました。
そこで今回は、私がスマホゲームへこれだけの大金をつぎ込むことになってしまった経緯、そしてどうしてやめられたかを紹介していきます。
ちなみに「課金する」は「使用料金を課すること」で会社側の動作です。
なので厳密にはユーザーは「課金される」と表現するのが正しいですが、この記事では世間で馴染んでいる「課金する」という表現をあえて使っています。
目次
スマホゲームにハマったきっかけ
もともとはそんなにスマホアプリをやるタイプではなく、社会人になってはじめた『クラッシュオブクラン』というゲームで初めて課金しました。
『クラッシュオブクラン』には合計で10万円ほど課金しました。
これも約10万円という決して安くない金額です。
しかし、けっこう長い間プレイして少しずつ課金していたので、月平均で数千円程度。
これくらいであれば社会人の遊びとしては許容範囲だったと思っています。
その後、さらにスマホゲーをやるようになったきっかけは株です。
ゲーム関連株を買うようになって、銘柄研究の一環として話題のアプリや新作は少しでもプレイするようになりました。
そんな中出会ってしまったゲーム。
それが『白猫プロジェクト』。
株式会社コロプラが2014年に配信を開始した本格アクションRPGで、めっちゃハマりました。
当時の白猫はアクションとしての面白さもあり、それに加えてキャラが個性的で集めたくなってしまう。
キャラを手に入れるためには「ジュエル」という課金アイテムを使ってガチャを回す必要があります。
時には好きなキャラがでるまでガチャを回しまくりました。
ある時、これではマズいと思って、1か月1万円までとルールを決めます。
しかしその範囲内で欲しいキャラが出ないと「あと1万円だけ…」となってしまいまた課金。
ついには「3万円課金したけど、キリが良いから5万円までなら大丈夫かな」
と完全に意味不明なトランス状態に突入することもありました。笑
結果としてこの『白猫プロジェクト』にかなりの大金をつぎ込むことになったのです…。
スマホゲームに課金した金額
ここで、今までにアプリゲームに使ったお金の内訳を紹介します。
その都度計算していた訳ではないので、ざっくりになります。
課金したゲームの内訳
- 白猫プロジェクト:約60万円
- 逆転オセロニア:約10万円
- 白猫テニス:約5万円
- クラッシュオブクラン:約10万円
- バトルガールハイスクール:約5万円
- 他 色んなアプリに少しずつで合計20万円程度
今思いつくだけでもこれくらいなので、もしかしたら100万円は余裕で超えてるかもしれませんね。
なぜこんなスマホアプリに課金をしてしまうのか?
こうやって冷静に見てみると、自分でも「あちゃ~」って思います。
ただ、ニュースなどを見ているとゲームにお金をつぎ込む大人たちはそう少ない訳でもないようです。
・【戦国炎舞】ソシャゲに4億円近く課金したユーザーが引退。『殿堂入り』の称号を贈られる
・「白猫に400万円つぎ込んだ」 スマホゲーム課金にはまる大人たち
なぜいい大人が、ゲームにこんなにも大金を落としてしまうのでしょうか?
手っ取り早く強いキャラが欲しい
スマホのゲームで手に入るキャラや武器などには「レアリティ」があり、レア度の高いものほど出現確率が低い仕組みになっています。
しかし当然レア度の高いものほど使いやすかったり強い。
場合によっては最高レアリティのキャラなどがいないとクリアが困難だったり、対人戦で勝てないこともあります。
なので続けたいなと思うゲームは最初に少し課金をして強いキャラなり、装備なりを集めてしまいます。
さらに、スマホゲームでは次から次へと新しいキャラなどが出現します。
最初に強いキャラを揃えていて、これを超える強いキャラが出てくるとまた欲しくなってしまうんですよね。
「ここまで課金したたんだから…」という心理でやめられない
「だったらキリがないからやめればいいじゃん」
そんな声が聞こえてきそうです。
いやもう本当におっしゃる通りなんですが、ある程度課金して自分のゲームアカウントが育った状態だと、
「ここまで課金をして時間もかけてきたのにやめるのはもったいない」
と感じてしまうんです。
これが課金にハマる罠の大きなひとつのポイント。
会計士試験で「埋没原価」(どのような意思決定をしても発生する費用、または、すでに発生してしまっている費用で直接的に回収できない費用)というものを習ったのにこのザマですよ。
今までに課金をしたことは、これからゲームを続けるという意思決定においては考慮すべきでないんですけどね。
子どもの頃の夢で自己正当化
また、変に課金を正当化している節もありました。
小さいころ、ガチャポンといってゲームの中ではないリアルなガチャをやっていたのですが、当然お金もないので欲しいものなんか揃いません。
そこで「大人になって稼いだら欲しいものがでるまでガチャガチャするんだ」と子供ながらの小さな夢がありました。
ゲームでガチャをして課金をしている時は、まさに「欲しいものが手に入るまでガチャを回す」という夢が叶っている気がして罪悪感半分、高揚感半分。
その翌月にカード明細を見たときは罪悪感が90%くらいに膨れ上がってるんですけどね。笑
お布施
少し他の人が課金をする理由からは離れてしまいますが、会社への「お布施」の意味でも課金をしていました。
私の場合は株を持っている会社のゲームをメインにやってたんですよね。
その会社の株価が上がって儲けるとそのお礼の意味もこめて少し課金、みたいなちょっとアホなこともしていましたね。
スマホゲームに課金するやつはバカか?
自分の決めたルールを守れなければ「バカ」だと思う
スマホゲームに課金すること自体は、全く問題ないと思うんです。
別に自分で稼いだお金の使い道なんて自由です。
それに法に背いたりモラルに反することでもなんでもありません。
「娯楽のために映画にお金を払う」といったような使い方と何ら変わりませんからね。
問題は「自分を抑えられない」ということ。
私のように、自分でルールを決めたにも関わらず、その場のテンションに任せたり誘惑に負けて際限なくお金をつぎ込んでしまう。
これはやはりどう考えても「バカ」としか言いようがないですね。
結局は、
冷静な状態で引いたラインを超えるか超えないか
これに尽きると思います。
これが出来ない様であれば危険なのできれいさっぱり足を洗った方が良いですね。
幸い、いまは自分が今までに通ってきた道をみて「バカだったな」と反省しており、きれいさっぱり課金はやめる事ができました。
スマホゲームへの課金を止める方法
ここで、私が課金を止めるためにやったことを紹介します。
課金してしまうゲームをやめる
正直、これが一番だと思います。
どうしても課金してしまうゲームを続けつつ、課金だけやめるのは非常に困難です。
スマホゲーム自体をやめてしまうのが一番ですが、それができない場合は、
- 課金しなくても楽しめるゲーム
- 買いきりで追加課金が発生しないゲーム
をプレイするのがベターでしょう。
プレイしているゲームについて情報を集めすぎない
人気ゲームには必ずといっていいほどまとめサイトが存在します。
その中で「最強キャラランキング」などで課金要素となるもののアタリ・ハズレが紹介されているんですよね。
そんなものを見てしまうと、どうしてもおススメされているキャラなりアイテムが欲しくなってしまうのが人間の性というものです。
また、Youtuberのゲーム実況なども危険です。
ゲーム実況者が狂ったように課金をして強いキャラを当てている様子を見ることで、
「自分も課金してもいいかもな…」
「いいなあ、自分も当てたい」
という気分になってきてしまい課金のネジが外れてしまう可能性があります。
そのため、必要以上にゲームに関する周りの評価や余計な情報は集めないのが良いでしょう。
他に夢中になれるものを作る
スマホゲームに課金してしまうのは、そのゲームが自分の中で大きな存在となってしまっている時です。
仕事でも趣味でも、スマホゲームよりも夢中になれることを見つけることで、自然とゲームへの関心が薄まります。
すると課金額も減り、うまくいけば全く課金しなくなります。
私の場合は今のビジネスやブログに夢中になり「ゲームをやっている場合ではない」という状況を作りました。
どうしても課金をやめられないならブロックチェーンゲームがおすすめ
「どうしてもゲームをやってしまう」
「ゲームをすると課金をしてしまう」
課金は言うほど簡単にやめられるものではありません。
そこで注目したいのが「次世代のソシャゲ」ともいわれるブロックチェーンゲーム。
ブロックチェーンゲームは仮想通貨やブロックチェーン技術を使った最新のゲームです。
今までのゲームと大きく異なるのは、ゲーム内のキャラやアイテムを1つ1つ自分のものとして所有し、自由に売買できること。
大金を使ってしまっても他に欲しい人がいれば、使ったお金を回収どころか更に多くなって返ってくる可能性もあります。
初心者の方にまずおすすめしたいのは最も面白い「コンサヴァ(コントラクトサーヴァント)」というゲームです。
ゲーム紹介記事も書いているので参考にどうぞ。
コンサヴァとは?陣形タクティカルバトルゲーム【コントラクトサーヴァント】
▼コンサヴァをプレイする▼
稼ぐこともできる反面、アイテムなどが売れなければ損をする可能性ももちろんあります。
いずれにしても生活に支障のない余裕のあるお金でプレイしましょう。
さいごに
ちなみにスマホゲームをやったことがなく、この記事を見て「課金なんてバカだな、信じられん」と思っている方、注意です。
私もそう思っていました。笑
スマホゲームがどうこうよりも、こんなタイプの人たちはけっこう危険ですね。
ゲームなんてどんなきっかけでハマるかわかりませんから。
- 誘惑に負けやすい
- 1つのことをはじめたら夢中になってしまう
- やるなら極めないと気が済まない
もう過ぎてしまったことですし今までに使った100万円については後悔してません。
高い授業料だと思っています。
こういった経験を通じて、「ゲームにかけた時間や情熱が資産になる」というブロックチェーンゲームの魅力にもいち早く気が付くことができました。
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