こんにちは、ルワンダ会計士ブロガーのぴかりん(@dujtcr77)です。
前回ブログの中で、結婚のご報告をさせて頂きました。
この記事に対してたくさんのコメント、メッセージを頂きとても嬉しかったです。
ありがとうございました。
先日の記事で予告した通り、今回は1年9か月の遠距離恋愛を経て結婚した私が、遠距離恋愛について語りつくしたいと思います。
目次
遠距離恋愛ってどんなイメージ?
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まず、「遠距離恋愛」と聞いてみなさんはどんな言葉をイメージしますか?
「大変」
「つらい」
のようなネガティブな言葉でしょうか?
もしくは、
「最高」
「ハッピー」
といったポジティブな言葉ですか?
おそらく前者のようなネガティブなイメージを持った方が多いのではないかと思います。
たしか実際に1年9か月の遠距離恋愛をしてみて「遠距離って大変だな」ということはありました。
どうして遠距離恋愛は難しいのか
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遠距離恋愛が難しい、大変と感じる理由はなんなのでしょうか?
すぐに会えないので不安になる
遠距離恋愛ではお互いのことが見えない分、不安になることも多いんですよね。
連絡ひとつとってもそう。
私たちは、最低でも朝起きたときと夜寝るときにはLINEで「おはよう」と「おやすみ」を毎日送り合っていました。
毎日連絡を取るのはいいことなのですが、逆にそれがあだになる場合もあります。
それはいつも連絡が来るはずの時間に連絡が来ていないとき、とても不安になるんです。
「事故にでもあったんじゃないか?」
「具合が悪くなってどこかで倒れているのではないか?」
そう思ってもすぐに家にかけつけることができません。
探しに行く事もできません。
タイミングを合わせるのが難しい
遠距離だと、ほとんどの時間は相手がどうしているのか把握できていません。
そうすると何事もタイミングを計るのが難しいんですよ。
例えば、相手がそばにいて以下のような雰囲気のときは、「この話は今はやめておこう」みたいに気を遣うことができますよね?
- 忙しいとき
- 上手く行かなくて落ち込んでるとき
- 機嫌が悪いとき
それが遠距離だとわからないので、ついお互いが良くない状態のときに余計な言動をしてしまう。
これが原因で場合によってはケンカにも発展してしまうワケです。
相手の感触を忘れてしまう
「ひかるくん(私の名前)、ワタシの匂い思い出せる?」
Skypeで話していて、こんなことを聞かれたことがあります。
ほら、あのー…
ごめん思い出せない
忘れちゃうんですよ。
肌ざわりや匂い、一緒にいるときには当たり前のように感じられていたことが、思い出せない。
これに気が付いてしまったとき、少し距離が遠くなってしまった気がしてものすごく寂しいんですよね。
浮気をしやすい環境にある
距離が離れていると、浮気をしやすいです。
相手にウソをつくことも難しくないし、今まで紹介した不安やタイミングのずれからすれ違いが生じる。
そんなタイミングで素敵な人に出会ってしまったら…
幸い、私たちの場合は信頼し合っていたので変に束縛したり必要以上に不安になることはありませんでした。
ですが一般的にはこの「浮気のしやすさ」も遠距離恋愛を難しくしている要因も1つなのかなと思います。
でもしっかり信用を積み重ねていけば信頼できるようになるよ!
バイバイするときめっちゃ寂しい
遠距離恋愛をしていて、久しぶりに再会して楽しい時間を過ごす。
とても楽しいんです。
でも楽しみながら、常に頭から離れないことが。
それは別れ。
遠距離が続く限り、再会の数だけ別れがあるのです。
バイバイする時ものっそい寂しいんですよね。
だいたいいつも飛行機が飛んで欲しくないので、
と思っています。笑
デメリットばかりじゃない!遠距離恋愛のいいところ
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ここまで見てきたように、障害も多いように感じる遠距離恋愛。
でも、遠距離恋愛は決してツラいものではありません。
むしろ楽しいものだと思っています。
遠くても世界のどこかに自分の大切な人がいるのは事実です。
それが遠いというだけの理由で「ツラい」と考えるのはよく考えたらおかしいですよね?
なんで恋人がいるのにいないときより辛くなってんだって話ですよ。
むしろ、離れていて大変なこともあるのにも関わらず「一緒にいたい」と思える相手がいるのってめちゃくちゃ幸せなことじゃないですか?
私は遠距離恋愛は「乗り越える」だけなく「楽しむ」ものだと思います。
遠距離だからこそできないことがある反面、遠距離だから楽しめることもある。
さらに遠距離恋愛にはデメリットもあれば、こんなメリットもあるんです。
お互いの大切さを再確認できる
なかなか会えないが故に、相手の存在がどれだけ大切か感じることができます。
「なんか前よりも美味しくないな」
昔彼女と一緒に行ったレストランに行った時の感想です。
「思ってたほど楽しくないな」
彼女と一緒に行った場所に1人で行った時の感想です。
大事な人といった場所、一緒に過ごした場所にいても「何かが足りない感覚」があるんですよね。
このような経験を通じて、
と相手の存在の大きさを再確認できるわけです。
自分の時間を作れる
「会えない」というのは必ずしも悪いことではありません。
会えないことで逆に自分の時間をしっかり確保することができます。
例えば私の場合は彼女がラオスに住んでおり、5時間の時差がありました。
ルワンダで夜になるとラオスは夜中。
だいたい彼女は寝ています。
なので夜は映画を観たり、勉強したり、本を読んだり、自分の時間に没頭することができます。
「会えない」という状況を逆に利用して自分の時間を充実させることができるのは遠距離恋愛のメリットです。
将来について冷静に考えることができる
「本当にこの人と一緒にいるべきなのかな?」
中には交際中にこんなことを考える人もいると思います。
例えば、パートナーと同棲して常に一緒にいたとしましょう。
ずっと一緒にいるとそれが当たり前になって、なんとなく「このまま一緒に暮らしてくのかな」って思いこんでしまうと思うんです。
(もちろん、嫌気がさすこともあるでしょうが。笑)
それが遠距離だと、1人で冷静に考える時間があるんです。
新しい環境で、新しいものを見て、新しい人に出会って。
それでも「やっぱこの人だな」と思ったら、これはなかなか揺らぐものではないですよね。
会えるときのワクワクがハンパない
ずっと遠距離で、会えるタイミングが近づいてる期間は 遠足楽しみにしてる小学生かよってくらい、ワクワクしますね。
絆が深まる
このように良いところもあれば、最初に紹介したように大変な部分もある。
普通に恋愛をしているときよりも感情の起伏も激しくなります。
そんな状況で、楽しめる部分を一緒にめいっぱい楽しんで、ツラい時は支え合っていると、どんどんと絆が深まっていくんですよ。
遠距離恋愛は楽しもう!楽しみかた
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遠距離恋愛はつらいこともあれば、楽しいこともある。
でも自分たちで工夫すれば、辛さを取り除いて楽しいことをもっと増やすことも可能です!
私たちが遠距離恋愛を楽しむためにったことを紹介していきたいと思います。
「話したいことメモ」を普段からつける
普段からスマホのメモ帳に「話したいことメモ」をつけるのがおススメです。
話したいことメモのいいところは、その度に相手を思い出せること。
例えば良いことがあったら「一緒に喜んでくれるかな」と想像を膨らませることができるし、おすすめの本を見つけたら早く話したくて次の連絡が待ちきれなくなります。
私たちはよく面白かったドラマや本、行きたい場所のことなどを話していました。
次に会うときの計画を立てる
次に会ったときに行きたい場所・食べたいものを話すとものすごくテンションが上がります。
- 昔一緒にいったレストラン
- 温泉旅行
- ディズニーランド
こんな話をしているだけでもワクワクして、次に会うのが待ちきれなくなります。
(待ちきれなさ過ぎるのが難点。笑)
同じ趣味を持つ
2人で同じ趣味を持つのもいいですね。
例えば同じタイミングでゲームをはじめて見たり、同じ映画を観て感想を話しあったり。
「どこまでいった?」
「あそこのシーン、めちゃくちゃ感動したよね!」
同じものについて楽しく話しているときは、物理的な距離が気にならなくなるくらい相手を近くに感じられるものです。
お揃いのものを身につける
これも1つ前の「同じ趣味を持つ」と似ています。
とにかく2人の距離が離れているので、お揃いのものを身につけることで相手を身近に感じることができるのです。
ネックレスや指輪など常に身につけていられるものか、アクセサリーが嫌いなら小物みたいに家に置いておけるものがおすすめです。
手紙やプレゼントを贈る
遠距離恋愛では会って何かをするのが難しく、できることの少なさからマンネリに繋がってしまうことも考えられます。
なので、ちょっとしたスパイスを加えると良いでしょう。
特に手紙を送ったり、プレゼントがいいですね。
彼女はよく手紙を送ってくれましたし、私も彼女の誕生日にプレゼントを贈ったりしました。
(2年近く付き合ったのに彼女の誕生日に一緒にいられたことがないんですよね…)
今は世界中どこにいてもだいたいモノは届きます。
やはり気持ちのこもったものが届くと相手を感じることができてめちゃくちゃ嬉しいので、たまには形あるものを届けると良いでしょう。
失敗して別れてしまわないためのコツ
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嫌なことはハッキリ伝える
どんなに気の合う相手でも、運命の相手だと思っていても、やはり100%はわかりあえません。
それは人間同士なので当たり前ですね。
自分がされたくないこと、言われたくないこともあるでしょう。
お互いに意図していなくても傷つけてしまうこともあると思います。
こんな小さな不満などが積み重なって爆発すると、大きな亀裂になってしまう可能性があります。
そうならないように、自分の気持ちはハッキリ伝えた方が良いと思います。
相手を責める言い方をしない
自分の気持ちをハッキリ伝えるというのは、強い言い方をするということではありません。
主張はしっかりしつつも、言い方には気を付ける必要があります。
特にやってはいけないのが相手を責めるような言い方。
例えば電話する約束をした時間になっても連絡がなく結局1時間後に「ごめん仕事だった」とメールが来たとしましょう。
このときに、
「どうして連絡くれなかったの?」
「メールくらいできたでしょう」
と相手を責めるような言い方をすると、相手は悪いなと思っていても腹が立ってケンカにつながってしまうかもしれません。
そうではなく、
「連絡がなかったから心配したよ」
「そういう時はメールくれたら嬉しいな」
と自分がどう感じるのかを伝えた方が、お互いに気持ちよく歩み寄ることができます。
でも伝えるときは相手の気持ちを考えて言い方には気をつけよう!
さいごに:「愛してる」はちゃんと言おう
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「愛してる」という言葉を軽々しく使いたくない人っていますよね?
個人的にはその考え方、超もったいないんじゃないかと思います。
私たちは毎日LINEで「愛してる」って伝えています。
それでも「愛してる」の重みはまったく変わりません。
軽くなるどころか日に日に強くさえなっています。
前述の通り、遠距離恋愛中は不安になることも多いです。
だからしっかり自分の気持ちを伝えてあげるのは普通以上に大切。
それに、考えたくないことですが、私たちのように海外に住んでいた場合はいつ何が起きてもおかしくない。
(ルワンダは平和な国なので大きな心配はいりませんが)
相手に万が一のことがあったとき、相手の気持ちがしっかりわからないままだったら?
相手が不安に感じたままだったら?
一生後悔するかもしれません。
そうならないために、お互いの関係をより深く確かなものにするために、「愛してる」と伝えましょう。
そして遠距離恋愛、楽しもう!!