こんにちは、ルワンダ会計士ブロガーのぴかりん(@dujtcr77)です。
ブログをはじめ、ルワンダ情報を発信し続けて1年半以上が経ちました。
「この前テレビでルワンダについて特集してたから観てみたよ」
「ルワンダのコーヒー買ってみた」
と、ブログを通じて少しでもルワンダに興味を持ってくれる方もいて嬉しく思っている最近です。
問題:ルワンダはどこでしょう?
すぐ下に答えがあるから予想してから進んでね!
答え
正解はこちらでした!
「ココ」って指すと矢印のさきっちょで隠れちゃうくらい小さな国なんですね。
(国土面積は四国の約1.4倍と言われています)
なぜ急にルワンダの場所の話をしたのか?
私がここで言いたいことは2つあります。
- ルワンダは内陸国だということ
- そのせいで、もうビーチめっちゃ恋しいということ
内陸国のルワンダだけど、実はビーチリゾートがあるんだよ!
(どこかで見たことのある流れ⇒【ジュミアフード】ルワンダのフードデリバリーが便利すぎる。60分で欲しい食べ物が家に!? #スマートアフリカ)
内陸国ルワンダにあるビーチリゾート「ギセニ」(Gisenyi)
前述の通り、内陸国であるルワンダ。
海には面していないのですが、実は国境沿いに「キブ湖」という湖があるのです。
先日、日本から大学時代の友人・広大(こうだい)が遊びに来てくれたので一緒に行ってみました。
ルワンダの首都キガリからバスとバイクタクシーを使って3時間以上。
「こんな奥地にリゾートなんてあるのか!?」
と半信半疑で予約していた宿へ到着すると…
いや最高かよ。
宿についているレストランも、そこから見える景色もルワンダとは思えないような光景でした。
到着したのが昼頃だったのでさっそく湖沿いの席でランチ。
ここで昼から飲むビールはたまらんですよ↓
湖が近くにあるということで、ルワンダではなかなかお目にかかることのできない魚料理もありました。
宿に着いて、素敵な場所でお昼ご飯を食べて。
この旅は順調な滑り出しを見せました。
このとき私たちには知る由もありませんでした。
急にルワンダっぽさがにじみ出る旅になるということを…
ギセニの観光スポットは島と温泉
あまりギセニのことは知らずに来てしまった私たち。
(というか調べてもほとんど情報でてこなかった)
宿のお兄ちゃんにおすすめのスポットを聞くとこれまたルワンダとは思えない魅力的な回答が返ってきました。
「ボートで島に行けるよ。あと、温泉があるよ」
この瞬間にこの旅行の勝ちを確信しましたね。
ボートで島へ遊びにいって、温泉入って、楽しくない訳がないんだから。
「これは島ですか?」「はい、これは島です」
ランチのあと、私たちはボートに乗り込んでまずは島へ向かいました。
(島とかめちゃくちゃワクワクするなあ)
興奮気味にボートに揺られること3分ほど。
私はある異変に気が付きました。
ボートの進んでいる先に大きな岩肌が見えたのです。
(このままだと衝突することタイタニックの如しだぞ)
そんな風に心配していましたが、岩に衝突する前にボートはスピードを落としはじめました。
安心しかけた私に、案内のルワンダ人がこう言います。
「着いたぞ」
…え?
これが島?
ちっちゃくね?
島ってか岩じゃね?
あまりの衝撃に案内のルワンダ人と英語の例文のような会話をしてしまいました。
だ、騙された…!
のか?
Wikipediaで「島」の定義を調べてみよう。
島(とう、しま)は、大陸の面積より小さく、四方を海洋に囲まれた陸地である。
引用:Wikipedia
どうやら「島か否か」ということを判断するポイントは2つあるようだ。
- 大陸の面積よりも小さい
- 四方を海洋に囲まれた陸地である
この定義に照らし合わせると、私たちがたどり着いたのは「紛れもなく島である」という結論に至ります。
ここで日本のみなさんに注意喚起をしておきたいのです。
世の中には気をつけないといけない誘い文句というものがたくさんあります。
「おいしい話があるよ」
「絶対に儲かるから」
「まずは入会…」
この中に、「島、あるよ」というのを追加しておいていただきたいと思います。
気を取り直して温泉だ!
「島」の端っこでテンション40%くらいの記念写真を済ませた私たちは、次の希望にかけることにしました。
そう、温泉です。
温泉さえ気持ちよければ、一気に挽回です。
「島」からボートに乗って、今度は温泉のある場所へ向かいます。
「島」から10分ちょっとでしょうか。
私たちは温泉のあるという場所の近くにボートを止め、入場料の1,000ルワンダフラン(約150円)を払って中へ入りました。
まあそうでしょうね。
あるわけないよ。
日本の露天風呂みたいな温泉がルワンダに。
「島」があんな感じだったもんね。
「温泉」もそうでしょう。
「温泉はこんな感じなんだろうな~」ってキャッチャーミット構えてたところにちょうどボール入ってきましたよ。
2人で「お、おう…」みたいな雰囲気になりながらも、係のルワンダ人に案内してもらいました。
ただ不思議なもんで、85度の源泉がほんとにアツアツで湯気が出ていた時は少しテンションがあがりました。
マッサージサービス
私たちの気が緩んだ一瞬のスキを見逃さなかったのがルワンダ人です。
「マッサージサービスあるよ」
私は受けたくないのでせっかく観光に来ているので広大にマッサージを受けてもらうことに。
なぜかアツアツの泥の中に足を埋められます。
これで完全に動きを封じられました。
写真だけ見ると完全に「アフリカで捕まったアジア人」の図です。
最悪のパターンを想定し、友達を置いて逃げるために軽く足首を回していたのですが、ちゃんとマッサージがはじまったようです。
しかしこのお姉さん、マッサージにまったく集中していません。
ずっと周りを気にしているんです。
誰かに命を狙わてれいるのかな?
サービスに集中しよ?
ね、お客さん見ようか?
「ながらマッサージ」を受けた後は温泉に入って足のマッサージです。
「薬」と言われる草を持ってきて、
おばさんが加わって2人でひたすらモミモミしはじめました。
このあともひたすら雑にモミモミされ、マッサージはフワッと終了。
終わった後の広大の感想も「肌がすべすべになった気がする」というフワッとしたものでした。
再びボートに乗って宿に帰り、私たちのギセニ観光は終わったのです。
まとめ
島とか温泉とか粗すぎでしたが、1周まわって面白かったです。
ルワンダ最終日、広大に「このルワンダ旅行でのベスト3教えて」って聞いたらまさかの「1位 温泉」でしたからね。笑
お客さんがルワンダに来て楽しんでくれたなら、ルワンダ愛の止まらない私にとってこれ以上嬉しいことはありません。
地図・アクセス
キガリの「ニャブゴゴ(Nyabugogo)」バスターミナルから「ギセニ(Gisenyi)」行きのバスで約3時間。
1時間ごとくらいにトイレ休憩があります。
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「スマートアフリカ」とは「貧しい」「治安が悪い」などアフリカのネガティブなイメージを吹っ飛ばすために、アフリカなのにスマートに生きてその姿を発信していこうという試み。
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