こんにちは、ルワンダ会計士ブロガーのぴかりん(@dujtcr77)です。
あなたは「アフリカ」と聞いて何をイメージしますか?
先日Twitterで「アフリカのイメージは?」というアンケートをとってみました。
(回答や拡散してくださった方、ありがとうございました!)
アフリカのイメージは?
※ブログ記事に使うための調査です。ご協力お願いします^^
— ぴかりん@ルワンダ会計士ブロガー (@dujtcr77) 2017年7月30日
アフリカに対してネガティブなイメージを持っている人が4人に3人(73%)。
ネガティブイメージが80~90%を占めるかと思ったので少し意外な結果ではありました。
でも、アフリカに対して悪いイメージを持っている方はやはり多いようです。
もちろん回答して頂いた通り、「貧しい」「治安が悪い」という表現が当てはまる国や地域が多いのも事実ですが、そういう所ばかりではないんです。
たとえば私が住んでいるルワンダはとても平和で、町並みもキレイです。
経済的に貧しい人もいますが、特に首都では車を持っていい家に住んで、豊かな暮らしをしている人もたくさんいます。
(ルワンダの首都キガリの街並み)
アフリカの現実とイメージには大きなギャップがあるのが現状です。
このギャップのせいで、アフリカに旅行に来る人が少ない、アフリカで輝けるかもしれない人材がアフリカを選択肢にすら考えない…
これって日本人にとっても、アフリカにとってももったいなすぎる話だと思いませんか!?
アフリカのマイナスイメージを変えたい!
ただ、「イメージを変えたい」といってもなかなか変わらないのが悲しいところです。
私はこれまでの人生でとても大事なことを学びました。
「何かを変えたいならまず自分が変われ」
なので、まずは自分が皆のイメージするアフリカとは離れた生き方をすることに決めました。
その姿を通して、少しでもアフリカのイメージ変えてやろうじゃねーか!
アフリカっぽくない「スマートアフリカ」という生き方の誕生です。
スマートアフリカ~アフリカで、スマートに暮らす~
スマートアフリカって?
いつものクセでついつい「〇〇って?」みたいな見出しをつけてしまいましたが、そのままです。
アフリカでスマートに暮らしていこうよという、新しいライフスタイルの提案です。
具体的にどんなところがスマートなのか、一部紹介していきます。
スマートな家に住んでます
いま住んでいる家のリビングです。
庭もあって、アボカドの木やバナナの木もあります。
これが都会のど真ん中にあって、家賃は月8万円!
住み込みのお手伝いさんも昼と夜で2人つけていて、家事はまったくしていません。
アフリカだから、これくらいの値段でスマートな暮らしができちゃうんだ!
スマートに鍛えてます
家に車庫があるのですが、トレーニングマシーンを置いて2日に1回ここで自分をイジめてます。
スマートに生きるなら健康でムキムキな肉体も必要ですからね。
ちなみにこのマシンは12万円と少しお高い。
ただ、2年間使えば120,000円÷24か月=5,000円/月。
月5,000円で自宅から徒歩0分のジムに通っていると考えれば割安ですよね。
考え方もスマートにね。
スマートにスーツ着てます
私はスーツが大嫌いです。
革靴はもっと嫌いです。
足がムれてとても臭くなるからです。
というわけで日本にいてもあまりスーツは着ない私ですが、スマートさを演出するためにあえてスーツスタイルが多い今日この頃です。
集合写真を撮るのにもカジュアルスーツスタイル。
スマートでしょ?
スマート…
ス…
スマートな場所で仕事してます
ここは 丘の見えるカフェです。
よくここで仕事しています。
もう響きがスマートですよね。
「丘の見えるカフェ」って。
誰しも一度は「丘の見えるカフェ」で仕事がしたいと思ったことはあるのではないでしょうか?
ルワンダは『千の丘の国』と呼ばれるほど丘があります。
首都でも田舎でもそこらじゅう丘だらけです。
つまり、だいたい「丘の見えるカフェ」ですw
(注)必ずしも「贅沢をする」という訳ではない
ここまでで誤解されそうですが、必ずしも贅沢をするのがスマートアフリカではありません。
その考え方は「ノンスマート」だぜ!
例えば、どう頑張ってもスマートになりきれないアフリカという大陸ではやはりハプニングはつきものです。
時差があるのでVALU買うために毎朝2時に起きてたのですが、明日は土曜日なのでゆっくり眠れそうで嬉しい。
(ルワンダのネット環境では日本に勝てず、結局1つも欲しい銘柄買えてないw)#アフリカで戦うということ— ぴかりん@ルワンダ会計士ブロガー (@dujtcr77) 2017年7月28日
あと、「お湯がでる」と言われて借りた家ですが、水しか出ませんでした。#アフリカで戦うということ
— ぴかりん@ルワンダ会計士ブロガー (@dujtcr77) 2017年7月28日
そんなときも、ブログのネタにするなり、笑い話にするなり、もうハプニングごと楽しんじゃおうぜ。
この状況でも「くそっw」「うぜーww」と笑える人、アフリカでお待ちしております。
— ぴかりん@ルワンダ会計士ブロガー (@dujtcr77) 2017年7月28日
これこそがスマート。
これらを全部笑いに変えてしまう。
この心の余裕こそが真のスマートさ。
スマートアフリカのメリット
アフリカのイメージが変わる
まず一番はアフリカのイメージを変えることができるということ。
というかこれが目的ですからね。
わたしは、アフリカを実物以上によく見せようとは思いません。
だけど「こんなアフリカもあるんだぜ!」というポジティブな情報を中心に流していくつもりです。
なぜなら、アフリカのマイナスの部分を紹介するメディアは数えきれないくらいあるから。
その方が数字取れるんですよ、間違いなく。
「ルワンダにあるオシャレカフェ特集」なんて夕方のニュースでやってても見ませんよね?
紛争とか、病気とか、犯罪とか、貧困とかよりによってネガティブな側面の方がウケがいいもんだからそっちばっか流す。
日本にいるアフリカのイメージが「こわい」「貧しい」となってしまうのは当然のこと。
だから1つくらい「アフリカ大好き!」「楽しい!」「スマート!」っていうブログあってもいいじゃないですか。
そうすることで1人でも「アフリカって思ったより楽しそうなんだけど(笑)夏休み行こうかな(笑)」って思ってくれたらめっちゃ嬉しい。
この言葉が欲しい!
日本ではできない暮らしを体験できる
都心のど真ん中で、4LDKでシャワールームが3つある庭付き一軒家を借りれます?
その家に、昼と夜のお手伝いさん2人雇って家事全般やってもらえます?
欲しいものがあって面倒だったら、お手伝いさんに買い物を頼んじゃうこともできます。
その分、仕事や勉強、自分のやりたいことをフルにできるんです。
贅沢を感じつつも、庭でニワトリ飼ったり、家庭菜園してみたり。
こんな気ままな暮らし、日本じゃなかなかできるもんじゃありません。
現地にお金が落ちる
「贅沢するだけじゃない」とはいえ、普通にアフリカに住むよりもお金がかかるのは事実。
スマートな生活をすることで、現地にお金が落ちるのはとてもいいことだと思っています。
例えば、家でお手伝いさんを雇えばその分仕事がなくて苦しむ人は減ります。
本当は家で働いているお手伝いさんは、昔住んでいた村で働いてくれていた女の子1人のつもりでした。
でもそうするともともと今住んでいるキガリの家で働いていたおっちゃん、仕事なくしちゃうんですよ。
おっちゃんには奥さんがいて、子供もいる。
結果おっちゃんにも夜のガーディアン兼お手伝いさんとして働いてもらうことになりました。
※もちろん、同情だけじゃなく一緒にいた数日で「信頼できる」「力になってもらえる」と判断してのことです。
ルワンダでのお手伝いさんの相場は月に数千円~1万円程度。
うちでは1万円払っています。
決して安い金額ではありません。
ルワンダに来たばかりで収入が安定していない私にとってもラクな金額ではない。
でも、おっちゃん1人とその家族の生活を養っていけるにしては、全然ちからになれる金額だと思うんです。
日本の感覚でわたしたちがする消費が、わずかですが現地の人の助けになっています。
さいごに:スマートアフリカが目指すところ
わたしが「スマートアフリカ」という生き方をする目的は、
- アフリカイメージの改善
- アフリカ人材の誘致
大きくこの2つです。
アフリカだって、日本みたいに良いところもあれば悪いところもあるんです。
「こういうところはけっこう便利だよー!」
「意外と楽しいんだぜ!」
と発信していくことで、アフリカのマイナスイメージが少しでも中和されるといいなと思っています。
また、アフリカのマイナスイメージのせいで、アフリカに来て輝けたはずの人がそのチャンスを失う。
そんなもったいない展開を防げたらとも。
ぶっちゃけアフリカっぽいアフリカに憧れてる人は、ほっといても来るんですよね。
こーゆーのとか、
こんなんとか、素敵で好きだけど。
協力隊とか他の人に任せます(笑)
これからはこう!
スマートに生きていくぜ!