昨日(27日)、こんなニュースが飛び込んできました。
おーすごい!あのラモン・マグサイサイ賞を!
…何それ?
どうやら「アジアのノーベル賞」と言われる賞らしいのですが、全く知りませんでした。
ラモン・マグサイサイ賞とは?
マグサイサイ賞(マグサイサイしょう)、正式名称ラモン・マグサイサイ賞 (Ramon Magsaysay Award) は、フィリピン大統領ラモン・マグサイサイを記念して創設された賞である。毎年アジア地域で社会貢献などに傑出した功績を果たした個人や団体に対し、マニラ市のラモン・マグサイサイ賞財団により贈られ、「アジアのノーベル賞」とも呼ばれる。
引用:Wikiedia
ロックフェラー・ブラザーズ基金の出資で運営され、以下の6部門からなります。
(1)政府(Government Service)
(2)社会奉仕(Public Service)
(3)社会指導(Community Leadership)
(4)報道・文学・創造的情報伝達(Journalism, Literature and Creative Communication Arts)
(5)平和・国際理解(Peace and International Understanding)
(6)新興指導者(Emergent Leadership)
1958年の第1回から、マザーテレサやダライ・ラマ14世、緒方貞子さんなどが受賞されています。
国別でみるとこれまで日本はフィリピン(55回)、インド(53回)についで3番目に多い24回の受賞です。
フィリピンが1位か…自分の国で発足して自分の国で最多受賞ってある意味すごいですね。(ディスってないっすよ)
青年海外協力隊(JOCV)の受賞理由は?
Ramon Magsaysay Award Foundationのホームページには今回の受賞理由がこう記載されています。
In electing the Japan Overseas Cooperation Volunteers to receive the 2016 Ramon Magsaysay Award, the board of trustees recognizes the volunteers for their idealism and spirit of service in advancing the lives of communities other than their own, demonstrating over five decades that it is indeed when people live, work, and think together that they lay the true foundation for peace and international solidarity.
「共に生活し、働き、考え」というのがまさに青年海外協力隊の真髄だと思っているので、そこが評価されたのは嬉しいですね。
なんとなく名前は知っているけど、いまいち何をやているかわからない青年海外協力隊。私も応募するまでそうでした。
これを機にもっと世の中の人に認知されたら更に嬉しいです。
そして、JICAと今までの約40,000人の青年海外協力隊OVの方たちが築き上げたものを壊さないよう、精進。