協力隊-日常

アフリカにもあったホスピタリティの精神!そこから見えてきたわずかな可能性。

ホームステイ先のすぐ近くにはカフェがありません。

なのでいつも徒歩30分弱のカフェに入り浸っています。

昨日もいつも通りそのカフェで勉強していました。

机の脚の長さが合っておらず少しガタガタしていましたが、そんなにひどくなかったので気にせず続行。

数分後、机のガタガタなんて自分でも忘れていた頃に一人の店員が私のもとにやってきます。
そして何も言わずに高さを調整した缶のフタを机の脚の下にはさみこんでくれました!

「Murakoze cyane!(Thank you very much!)」

と言うとニッコリ笑って去っていく店員。

親切な気持ちはもちろん、ガタガタが気になるそぶりは一切見せていなかったはずなのに気が付いてくれたことにも感動しました。

「ホスピタリティ」、「おもてなし」をウリにしている日本ですらなかなかそこまで気の利いた店員さんに出会えません。

■ルワンダでもホスピタリティは受け入れられるかも!?

正直ルワンダに来るまでは、ルワンダにホスピタリティがあるとは思ってませんでした。

でも今回の経験や、先日いつもより少ししっかりしたレストランで食事した際の心のこもった対応を見て、ルワンダでもそういう感覚あるんだ!

と少しずつわかってきました。

もちろんどれだけホスピタリティがこの国で受け入れられるのかということについてはもっと時間をかけてしっかり確認する必要がありますが…

何が難しいって、ルワンダ人っていまいち感情がわかりにくいんですよねぇ(^_^;)

たった半月ですが、ルワンダ人を一言で表すと「のんき」というのが今のところの印象です。(その反面、めちゃめちゃ良い人たちです。)

例えば…

・レストランで大量に注文してもメモすら取らない。当然のように会計を間違える。「間違ってるよ」と言うと証拠もないのにこちらの言った通り直す。

・同じくレストランで、入店時に「メニューください」というと、「その発想はなかった」みたいな顔をした後メニュー持ってきてくれる。

・運転中周りが見えていないのか、バックでゆっくりと私にぶつかってくる

・口癖が「Nta kibazo(No problem)」。服屋でルワンダユニフォームを買おうとしたときにほつれが見つかっても、お店のおばちゃんは「Nta kibazo」と言ってほつれ部分を素手でちぎる。

 

と、なんか憎めない可愛い人たちばかり。

ただ今回の経験で、気の利いたサービスに対して潜在的な可能性が見えてきたので、今後活動していく際や、実際にビジネスを始める際の引き出しの一つに加えることが出来たという意味では大きな発見でした。

 

 

 

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