※2017年8月9日最終更新
こんにちは根本(@dujtcr77)です。
今回は大好きなマンガ『ちはやふる』の名言&名シーン紹介です。
「競技かるた」というテーマながらかるたや百人一首の知識が全くなくても楽しめるこの漫画。
さっきまで泣いてたかと思えば声を出して笑ってしまう、本当に感情が忙しい作品です。
振り返りのために簡単なあらすじ紹介から、名言&名シーン紹介に参りたいと思います!
当記事では、33巻までの各シーンを紹介しています。ネタバレとなる内容もありますのでご注意ください!
目次
『ちはやふる』あらすじ
小学6年生の千早の夢は「姉の千歳が日本一のモデルになること」であった。
そんな千早のもとにやってきた転校生の綿谷 新。
大人しくて無口な彼には意外な特技があった。それは百人一首競技かるた。新はかるたの永世名人を祖父に持つかるた界のサラブレッド。
千早は今までの「かるた」のイメージを覆す競技かるたの世界に引き込まれ、やがて自分自身の夢を持つようになる。
綾瀬 千早の名言
正々堂々とやって負けて
かっこ悪いことあるかー!!
引用:『ちはやふる』1巻
小学6年の時かるたの大会決勝で千早に負けた太一。
そのかるた大会で優勝するために単語帳を作って努力をしていた太一でしたが、結果的に千早に負けて「カッコわりーじゃん」と言う太一にいったセリフ。
「全国大会怖いみたい…」
…太一 私
全国大会怖いみたい……
引用:『ちはやふる』4巻
普段明るくて前向きな千早が、全国大会を前にして「全国大会が怖い」と言いました。
ずっと強くいられる人はいません。たまには素直に弱音吐いたっていいんですよね!
つべこべ言わずに一回やれっ
やらない理由なんかどーでもいい
つべこべ言わずに一回やれっ
引用:『ちはやふる』3巻
勉(机くん)をスカウトしに来た千早の一言。
考えるよりも行動派の千早らしい場面です。
1勝ずつだ
なにもかも ひとつずつだ
一勝ずつだ
引用:『ちはやふる』10巻
遠いものになりたかった
肉まんくん 私
近いものより
遠いものになりたかったの
引用:『ちはやふる』11巻
現・名人の周防久志と現・クイーンの若宮詩暢。
そのセンスが周防寄りだと気が付いた西田(肉まん君)は周防を目指した方が手っ取り早く強くなれると言いました。
でも千早は、自分より遠く、強く、美しく輝く詩暢を目指そうとします。
手に入れたいものほど手放すの
私は攻めがるただから 「ふ」も「ちは」も送ると思う
特別だから
手に入れたいものほど手放すの
引用:『ちはやふる』23巻
かるたと向き合って、かるたが好きな千早らしい言葉。
千早はストイックな一面を見せることが多いですが、言葉としては「ストイック」というよりも「ピュア」とか「まっすぐ」のほうがしっくりくる気がします。
真島 太一の名言
泣いていいほど懸けてない
泣くな おれはまだ
泣いていいほど懸けてない
“悔しい”だけでいい
引用:『ちはやふる』5巻
畳の上で努力し続けられるやつがいい
……でもおれは
仲間にするならかるたの”天才”より
畳の上で努力し続けられるやつがいい
引用:『ちはやふる』3巻
言葉で曲げないでくれ
試合で曲らなかったやつを
言葉で曲げないでくれ
引用:『ちはやふる』23巻
周防名人が千早と練習試合をした後に千早にはなった次の言葉。
「君おもしろいね かわいくて 前向きでへこたれなくて 友達も彼氏もいて クイーンにもなりたいの? なれないよ」
周防名人に「なんで千早にあんなこと言ったんですか?」と聞くと名人は「まっすぐな子って 曲げたくなる」と一言。
その後に行ったのがこのセリフです。
逃げないやつになりたい
やめてくださいよ先生らしくない
先生おれは A級になるより
逃げないやつになりたい…
引用:『ちはやふる』18巻
実力はあるがB級止まりの太一。
本来の規定とは違うものの、原田先生は特別にA級になるか提案した原田先生への言葉。
運命なんかに任せねぇ
運命戦?ふざけんな
運命なんかに任せねぇ
引用:『ちはやふる』19巻
いつも運が悪く「悪運」の象徴として他の部員にイジられてる太一。
本当に負けられない試合では、運命に任せるなんてふざけるな、と気合を見せる男らしい太一。
石でできてるとでも思ってんのか
千早
おまえはおれが
石でできてるとでも思ってんのか
引用:『ちはやふる』26巻
太一は「強い」わけじゃないんですよね。
部長として、男として、「強くあろうとしていた」んだと思います。
綿谷 新の名言
自分のことでないと夢にしたらあかん
ほんなのは夢とは言わんよ
自分のことでないと夢にしたらあかん
引用:『ちはやふる』1巻
この言葉にドキッとしたかたも多いのではないでしょうか?
自分の夢を諦めて、自分の可能性を心の奥に押し込んで、いつしか人の夢を「自分の夢」にしてしまっている。
本当の「夢」を持っていない人の心に突き刺さる言葉です。
「ない」ものに会いにいきます
…「ある」と思ったら たぶん負けるんで
「ない」ものに会いにいきます
引用:『ちはやふる』21巻
名人位決定戦で村尾さんとの激戦を制し優勝した新。
村尾さんに「勝ってこいよ新 才能も努力も おまえには両方あるんやでえ」と言われて。
勝つのはおれや
嬉しい 原田先生と戦えて嬉しい
原田先生が強くて嬉しい でも
勝つのはおれや
引用:『ちはやふる』22巻
普段口数も少なく大人しい新。
かるたへの情熱は千早や原田先生にも負けないものがあります。
原田 秀雄の名言
懸けてから言いなさい
”青春ぜんぶ懸けたって強くなれない?”
まつげくん
懸けてから言いなさい
引用:『ちはやふる』2巻
新と出会って、千早に巻き込まれて小学6年生でかるたをはじめた太一(まつげくん)。
中学でもかるたをやって気が付いてしまった、新の実力。新は”天才”であるということ。
「青春ぜんぶ懸けたって 新よりは強くなれない」そう言った新に、ひたむきに頑張る千早の姿をみながら原田先生が一言。
人生という名の「青春」をかるたに懸けている原田先生が言うと重みが違いますね!
「結果」は石なんだ
世の中には 結果より努力が大事って考え方もあるが
指導者にも生徒にも それは本当は苦しいんだ
「がんばった」も「きつかった」も 風のように流れて行ってしまう
「結果」は石なんだ 「がんばった」を留めておいてくれる石
引用:『ちはやふる』20巻
結果は結果だけのためにあるんじゃないんですね。
「努力」を自分の中にとどめておくためにも「結果」が必要。まさに名言です。
運命じゃない
運命戦は運命じゃない
引用:『ちはやふる』21巻
運任せかのように思われる「運命戦」。
しかしずっとずっと、長い間練習していると”読まれない札”がわかってくるようになると言う原田先生。
45年間「本気で」かるたを続けてきた先生の重みのある一言でした。
助けられたほうが強くなれるんだ!!
白波会のみんなに助けられて戦いたいんだ
助けられたほうが強くなれるんだ!!
引用:『ちはやふる』21巻
いつも自分のために人を巻き込む原田先生。
歳を重ねても「自分が強くなりたい」「だからみんなの力を貸してくれ」と本気で言える原田先生がカッコよすぎます。
本当にこんな人がいたら煙たがる人もいるんでしょうが(笑)、こんな風に「生涯現役」な歳の取り方をしたいです。
だれかの物語の一部分だ
周りにどんなに輝いている人がいても、結局人生の主役は自分なのだと気づかせてくれる原田先生の想いです。
君たちは
自分たちが主役の物語を生きてると思ってるだろう?ちがうよ
輝いている君たちでさえも
誰かの物語の一部分(パーツ)だ引用:『ちはやふる』35巻
大江 奏の名言
タコができるまで頑張りましょうよ
気が付いてましたか?
ここにいる人たちの足の甲 みんな皮膚が硬くなってタコになってる
畳の上で何年も正座してきた足です
わたしたちがなかなか勝てないの当然じゃないですか
タコができるまで頑張りましょうよ
引用:『ちはやふる』3巻
高校に入ってかるたを始めたばかりの大江奏と駒野 勉。
ガリ勉で優等生だった勉はなかなか勝てずにかるたを投げ出そうとしてしまう。そんな勉に同じく初心者の奏が言ったセリフ。
「伝える」「伝わる」はルールの向こうにある
31音のルールを守って
想いと技術の上に編まれた歌だからこそ
千年残ったんです
「伝える」「伝わる」はルールの向こうにある
さっきみたいな言葉で 花野さんの本当の想いが部長に伝わったと思いますか?
引用:『ちはやふる』9巻
部長の太一と付き合うことが目的でかるた部に入部した花野。
ついにその思いをみんなの前で爆発させて「かるたなんかには興味がない」という態度を出してしまいます。
そこで誰よりも百人一首を「歌」として愛する奏は「伝える」「伝わる」というのはルールを守ってこそのものなんだと言います。
“恥ずかしい”と泣ける心は美しいと思います
それと
“恥ずかしい”と泣ける心は
美しいと思います
引用:『ちはやふる』9巻
上のシーンの続きです。
先輩として言うべきことは言いつつも、ちゃんと相手の良い所も認めてあげる。
はじめは頼りなかった奏も先輩になり、要所要所でチームや部員を支えてくれます。
自分の中に積もっていって欲しいのは
『白い壁には手をつかない』
『畳の縁は踏まない』
私はそういう「積もっていく」という考え方が好きです
迷ったら
自分の中に積もっていってほしいのはどっちか
そうやって選んでもいいんじゃないですか…?
引用:『ちはやふる』18巻
花野 菫の名言
言ってください
好きです 先輩 大好きです
先輩も
好きな人に好きって 言ってください 言ってください
引用:『ちはやふる』26巻
はじめは自分中心の愛を振りまくだけだった花野菫。
一緒にかるた部として過ごしているうちに、千早が好きな太一の気持ち、そしてそれを伝えられない太一の辛さに気が付いていく菫。
バレンタインの日にはじめてちゃんとした形で愛を伝えるも、その言葉はもう自分のためのものではありませんでした。
そのあと太一に見えないように泣き崩れるんですよね。正直ここはページ開いただけで涙腺が…。
駒野 勉の名言
やりたくないことも思いっきりやんなきゃいけないんだ
やりたいことを思いっきりやるためには
やりたくないことも思いっきりやんなきゃいけないんだ
引用:『ちはやふる』7巻
かるたに夢中で勉強をないがしろにしている千早に勉強を教えている勉が一言。
人間やりたいことだけでは生きていませんが、「やりたい事を思いっきりやるためのやりたくない事」って考えれば不思議と嫌なことも楽しめるかもしれません。
もう”家族”なんだって
おれ なにかの本で読んだことあるよ
「ここにいたらいいのに」って思う人はもう”家族”なんだって
つきあいの長さも深さも関係なく
引用:『ちはやふる』8巻
どうしよう これ宝物だ
2年半 ただの時間のはずが
自分にはムリだって思ってたものが
手に入ったよ 宝物になったよ
引用:『ちはやふる』34巻
西田優征の名言
力の現状維持さえ難しくなるんだ
ダメなんだよ
自分が前に出なくてもいいって思ったら
気持ちが矢面に立たなくなった瞬間から
力の現状維持さえ難しくなるんだ
引用:『ちはやふる』13巻
自分が戦わなくてはならない、という緊張感から解放されるのはとても気楽なものです。
しかしそれは成長を阻害するばかりか、現状を維持することすらできなくなってしまう。
西田自身が過去にそうだった経験から、後輩にオーダーを譲った勉に言いました。
みんな待ってるぜ
おれらは男だから イタい話は全部いじるしかない
苦笑いにして 本笑いにして
やれるだけたって 離れたいって思った真島を バーカって笑い飛ばして
一緒に全国大会行こーぜ
みんな待ってるぜ なあ真島
引用:『ちはやふる』31巻
目の前にしたときだけ あいつに勝ちたいなんて
綾瀬さあ…
1年のときからずっと 若宮と戦うことばっか考えて練習してたよな
たぶん綿谷も
ガキのころから名人になるための毎日でさあ…
それが”いつもどおり”でさあ… かなうわけねえんだよ
ダメなんだよなあ… 目の前にしたときだけ あいつに勝ちたいなんて
おれの毎日 かんだったんだろなあ
3年間 なんだったんだろうなあ
引用:『ちはやふる』33巻
田丸翠の名言
本物になりたい
だれかを疑うなら
自分を信じられないなら
かけ声を自分に
がんばれ がんばれ
なりたい なりたい
本物になりたい
引用:『ちはやふる』30巻
自分が褒められることしか考えずに仲間達には避けられ、先輩たちも扱いに困っていました。
そんな翠が大会を通して、千早や他の部員とのやり取りを通して変わりはじめます。
若宮 詩暢の名言
私の夢です
この子たちと この札たちと
離れずに生きていくのが 私の夢です
引用:『ちはやふる』31巻
生い立ちやかるた好きという事から、友達のいない孤独な学生時代を過ごしたクイーン・若宮詩暢。
子供の頃から札と一緒に過ごしてきて、詩暢には札が小さな神様たちに見えているといいます。
札を愛する詩暢の優しさと切なさの詰まったシーン。
桜沢 翠の名言
いま苦しみなさい
どんなに苦しい試合でも焦らないために
いま苦しみなさい
引用:『ちはやふる』17巻
全国大会優勝常連の富士崎高校の顧問・桜沢先生。
自身も準クイーンの経験があり、富士崎高校を強豪校に育てた実力者。
「これ」と決めた道で
「これ」と決めた道で
知らないほうがいいことなんて一つもないわよ
引用:『ちはやふる』17巻
桜沢先生の言葉はひとつひとつ「厳しさ」と「やさしさ」が混ざっていて読んでいるこちらも指導を受けているかのように勉強になります。
やり続ける以外に 自分を変える道はない
子供たちを教えていても
自分を振り返っても思う
根気強く粘り やり続ける以外に 自分を変える道はない
引用:『ちはやふる』31巻
宮内 妙子(かるた部顧問)の名言
終わってないですよ
終わってないですよ あなたたち
優勝しか眼中にないほどいい気になりましたか
3位決定戦がありますよ
あなたたちが大好きなかるたがもう1回できるんです
引用:『ちはやふる』31巻
最初はかるた部の活動に非協力的で、でも生徒たちのひたむきな姿を見て気持ちが変わっていった女帝・宮内先生。
テニス部の顧問兼任、ゴリゴリの理系ということもありかるた部の顧問らしいことは出来ずタスキやハチマキ作りで部を支えていました。
千早が3年の連覇がかかった全国大会の団体で端沢高校は敗れみんな下を向いてしまいます。
そこで部の士気を上げるために「顧問らしく」ふるまってくれた先生の優しさを感じました。
かるた部を通して成長した、変わったのは生徒だけじゃなかったんですね。
永遠に続く今日のように
ああ 最後だなんて思っちゃだめ
永遠に続く今日のように 楽しむのよ
引用:『ちはやふる』32巻
大江 利恵子(奏の母)の名言
覚悟しなければ自分のものにはなりません
人に頼っていては着られません
覚悟しなければ自分のものにはなりません
引用:『ちはやふる』33巻
深作 時次(古典の先生)の名言
受け売りをするために教師になったんですよ
授業中に他の生徒が作った短歌を笑う他の生徒たち。それを見て遠藤先生は言いました。
では 二十首の短歌と必死になって向かい合った皆さんと
あざ笑っている皆さんに この言葉を
生みの苦しみを知りなさい
知ったうえで 覚悟を持って人を許しなさい
短歌でも 文学でもなんでもです
引用:『ちはやふる』18巻
いつも誰かの受け売りの言葉で生徒に伝える先生。
この言葉も「先生それだれの受け売りですかー?」「先生 たまにはオリジナルで頼みますよー」とからかわれてしまいます。
これは私の大学の恩師の口ぐせです
オリジナルでのう~なかなかないのう~
でも私の中には たくさんの先人の言葉が 受け取ってきた宝物があるので
それをきみらにパスするために
受け売りをするために教師になったんですよ
引用:『ちはやふる』18巻
たいていのチャンスにはノブがない
高校から大学への進学は
ノブのあるドアを選べる最後の機会だと思いまして
これも受け売りですが
「たいていのチャンスのドアには ノブがない」と…
自分からは開けられない だれかが開けてくれたときに 迷わず飛び込んでいけるかどうか
そこで力を出せるかどうか
引用:『ちはやふる』23巻
ベテラン教師の言葉には重みがあります。
猪熊 遥の名言
人は負けなければそのままよ
思ったの 負けたとき
「私 もっと 強くなれる」
人は負けなければそのままよ もっと強くはなれない
引用:『ちはやふる』22巻
クイーン4連覇の実績があるも、結婚・出産で一時は現役をはなれていた猪熊。
千早戦での敗北を通して、人は負けて強くなることを学びました。
周防 久志
「青春」という文字の中に
僕は器用でしたので予備校に行かずとも東大にはいれましたが
青春ぽい日々はなくて…まあ君たちのこともザマァ(笑)と思いますよね
でもある日 気が付いたんです
「青春」という文字の中に 「月日」があったこと
とたんに青春が惜しくなりました
自分の中に青春を探し始めました
引用:『ちはやふる』27巻
いわゆる「天才」周防名人のセリフはいちいち癇に障りますが(笑)、たまにふと鋭いことを言います。
燃え続けられる時間を保証はしない
「才能」があるやつは 火がつくまでが早い
でもそれだけ
火の強さや 燃え続けられる時間を保証はしない
引用:『ちはやふる』29巻
坪口 広史の名言
あの日悔しくて良かったって いつか笑って言いたい
悔しい 悔しい
あの日悔しくて良かったって
いつか笑って言いたい
引用:『ちはやふる』8巻
名人位挑戦の切符をかけての試合で負けてしまった坪口さん。
「きつかったー」「あービール飲みてー」とおちゃらけて見せる彼ですが、原口先生と目が合った瞬間、「悔しい」という気持ちと涙があふれ出ました。
あの努力に おれも励まされるんだ
毎日すっごい練習すんだぞ 気持ち悪いよな~
でもあの努力に おれも励まされるんだ
引用:『ちはやふる』10巻
ちゃんと悔しいんだな
すごいなまつげくん そこまで「ちがう」って思ってるのに
ちゃんと悔しいんだな
引用:『ちはやふる』26巻
青春は何度でも来る
おれの青春こそ いまだっ…
いろんなおっさんを おばさんを たくさん見てきたから先生知ってんだ
いいかおまえら
青春は何度でも来る 何度でも来るから 何度でもがんばれよ な
引用:『ちはやふる』29巻
顧問として大会に敗れた生徒たちをはげます先生としての坪口。
これまで原田先生を中心に、年を重ねても自分の目標に向けて青春をしてきた大人たちに囲まれてきた彼だから言える言葉ですね。
村尾 慎一の名言
やりたいことやっとけよ
“選手”でだけいられる時間はそう長くないんやって
長くやってると思うわ
やりたいことやっとけよ
引用:『ちはやふる』27巻
福井南雲会所属のA級選手。
南雲会、そして人生の後輩である新に言ったセリフ。
山本 由美の名言
またここに来たい? 来れるよ
ちはやとの対戦中にバンソーコーを持ってないか聞かれるも、持っていないと嘘をついた書道を得意とする速水さん。
「あのときバンソーコーあげればよかった あのときまちがった 書道では一回でもまちがったらもうダメです」
と泣いて悔やむ姿を見て前クイーン「ユーミン」こと山本由美がかけたことば。
またここに来たい?
来れるよ書道だって何枚も何枚も書くでしょう?
もっといろいろ 指導できるよ私
引用:『ちはやふる』35巻
ついつい笑っちゃう名シーン
なにが!?
明石第一女子高校の逢坂恵夢(恵夢たん)。
勝ちへの執着心がなかった恵夢だが、千早との試合の中で刺激され「みんなを引っ張るのは私 みんなを喜ばせるのは私 クイーンに挑戦するのは私や」
という気持ちが芽生え、最後の「私や!」だけ声に出てしまった場面。
その天然っぷりと、「なにが⁉」とみんなが戸惑う様子、そんな恵夢を優しく見守る恵夢たんファン一同の表情がたまりません。
なりきり?
原田先生の名人戦に向けて仮想・新と仮想・周防として練習相手になった太一と千早。
プレイスタイルだけでなく普段の口癖や行動まで完コピしようとする愛しい2人のワンシーン。声出して笑いました。
その他の名シーン
表紙
シーンとは違いますが、『ちはやふる』はなんといっても表紙が色鮮やかで美しい!
マンガで初めて表紙が毎回楽しみという気持ちになりました。
臨場感のあるアングル
『ちはやふる』はストーリーはもちろんですが描写も美しく、時々止まってページに引き込まれてしまいます。
特に好きなこのシーン。
普通では見る事のできない「下から」の描写によって、競技者の表情やスピード感、試合展開を見る事ができます。
優勝の瞬間
全国大会団体戦の決勝。太一が運命戦を制し端沢高校優勝が決まった瞬間。
このページを開いたときに、まわりの音が「無」になった感覚でした。
その後少したってから、次のページを開いて感動があふれました。
好きなんだ 千早が
花野に背中を押されたこともあり、ついに告白!
男のわたしでもドキッとするほどのシーンでした。
さいごに
いかがだったでしょうか?
皆さんのお気に入りのセルフやシーンはありましたか?
読むだけで幸せな気持ちになれて、頑張ろうと思える素敵な作品『ちはやふる』。
これからも楽しみにしています!