こんにちは、アフリカ在住ブロガーのぴかりん(@dujtcr77)です。
「プレミアムフライデー」の実施に対して賛否両論のようですが、
(というか「否」がかなり強い印象)
そもそも名前が悪いと思うんですよ。
「当たり前のフライデー」に変えません?
プレミアムフライデー
まずはプレミアムフライデーの詳細です。
プレミアムフライデーとは
月末の金曜日は15時に仕事を切り上げて、夕方以降は買い物や旅行を楽しんでもらおうという消費喚起策。
個人が幸せや楽しさを感じられる体験(買物や家族との外食、観光等)や、そのための時間の創出を促すことで、
(1) 充実感・満足感を実感できる生活スタイルの変革への機会になる
(2)地域等のコミュニティ機能強化や一体感の醸成につながる
(3)(単なる安売りではなく)デフレ的傾向を変えていくきっかけとなる
といった効果につなげていく取組です。引用:経済産業省ホームページ
実施時期
平成29年2月24日(金曜日)
2回目以降も毎月末の金曜日となる方針。
個人的には賛成
SNSなどを観ていると、どうやらプレミアムフライデーには否定的な意見が多いようです。
よくある意見
- 結局サービス残業が増えるだけじゃないか!
- サービス業はどうなる!
1、結局サービス残業増える?
そう思ってたらそうなるでしょうね。
でも金曜日は早く帰ることを見据えて仕事をしていれば終わる人も多いと思いますよ。
私は、残業が当たり前で定時に帰ることができない人の大半は
「無意識のうちに残業をすることを前提に時間配分をしている」
と思ってます。
ひどい人だと残業はじまってからエンジンかかる人もいますからね。
もちろん膨大な仕事をかかえて残業せざるを得ない人もいるはずですが、
本気で帰ろうとすれば意外と仕事は終わるもんじゃないでしょうか?
私も日本で働いていたとき、残業しがちだったのが格闘技を習い始めたら残業が減りました。
「絶対定時までに仕事終わらせてジムに行くんだ」
と考えるだけで今までダラダラやっていたつもりもないのに格段に仕事が早くなったんです。
今週の金曜は15時に帰るんだ、そう思う事で残業を減らせる可能性は大いにあると思います。
2、サービス業などはどうなる
すべての企業に強制する訳ではないですし、
それは社内で決めていけばいいのではないでしょうか。
経済産業省のHPにも「金曜日を核とし」って書いてあるので、
必ずしも曜日固定ではないですしね。
すべての国民が満足する特効薬のようなものなど存在しないので、
〇〇はどうなる?って言い始めちゃったら何も進まない気がします。
やってみる価値はある
もちろんネットの声が示す通り、問題点がないわけではありません。
ただ企業側の取り組みによって、定時に帰るのが苦手な日本人が帰りづらい雰囲気を解消する効果を見込めるだけでも価値はあるんじゃないでしょうか。
(現状だと「脱デフレ」への効果はかなり限定的な気がしますが…)
もちろんそれだけだと「プレミアムフライデー」に突っ込んだ分の税金を上回るリターンがあるはあやしいところですが、
運用次第でいま期待されているよりも大きな効果が得られる余地はあるはずです。
どうやってこの制度を運用すれば良くなるか、にも焦点当てませんか?
しかし名前は悪い
取り組み自体には賛成の私ですが、ネーミングに問題がある。
定義のところにある
「個人が幸せや楽しさを感じられる体験(買物や家族との外食、観光等)や、そのための時間の創出」
これって当たり前のことじゃないですか。
プレミアムでもなんでもない。
「個人が幸せや楽しさを感じられる体験=プレミアム」という認識自体がそもそもおかしいですよね。
なので名前は「当たり前のフライデー」に変更しましょう。
仕事を定時に終わらせて、稼いだお金を使って生活を充実させる。
そんな当たり前のことをこの政策から浸透させていく。
「プレミアムフライデー」が直接及ぼす効果は限定的でも、
ワークライフバランスについて企業や個人がより考えていくきっかけにはなるのではないでしょうか。
つぎにおススメ!
・フライデーによる成宮寛貴さんコカイン疑惑報道から感じたこと※芸能界引退について追記あり