こんにちは、会計士ブロガーの根本(@dujtcr77)です。
分散型ゲームプラットフォームのMOLDが、α版のゲームアセット取引所「MOLDEX」をオープンしました。
今回はMOLDEXの概要と使い方を解説していきます。
MOLDEXとは
MOLDEXは、「MOLD」の開発する分散型ゲームアセットプラットフォームです。
MOLDは「P2Pでのデジタル資産の自由で迅速な取引」が可能な世界観を目指しており、デジタル資産の取引のためのプラットフォームとしてMOLDEXを開発しています。
関連記事:分散型ゲームプラットフォーム『MOLD(モルド)』とは?特徴や将来性、トークンの買い方まとめ
MOLDEXの始め方・使い方
アカウントの作成
①「MOLDEX」にアクセス。
②「OK」をクリック。
③パスワードを入力し、「Create Key」をクリックします。
※既存のウォレットをインポートすることも可能ですが、それなりに資産が入っているウォレットを新規サービスといきなり繋げるのはリスクを感じるので私はやってません
MLDとETHの入金
①まずはMoldcoin(MLD)をウォレットに入金します。「設定」を選択。
②表示されたアドレスをコピーし、MOLDのあるウォレットから当アドレス宛に送金します。
③また、MOLDでは取引手数料のための少額のETHも必要になります。
②でコピーしたアドレスにETHを少額送金しましょう。
大量に取引しない限り、0.03ETHもあればとりあえずは十分かと思います。
MLDのデポジット
MOLDEXで実際に取引に使うためにはMLDをデポジットする必要があります。
①ウォレットより、デポジットするMLDの金額とGas代を設定して「Approve Mold」をクリック。
少し待つとMLDのデポジットが完了します。
※けっこう時間がかかるようです。私は2時間ほど待ちました。
アセットの購入
①出品されているアイテムは「取引所」から見ることができます。
2019年7月4日現在はCryptoKittiesしか対応していないので、CryptoKittiesを選択してみましょう。
②販売されているアイテムの一覧が表示されているので、選択して金額を確認したら「購入する」をクリック。
確認メッセージ「Are you Sure?」をクリックして少し待てば購入完了です。
まとめ
MOLDEXは今後、以下のようなサービスを順次追加していくようです。
- ERC721のアセットの種類を増やす
- ETHでも交換できるようにする
- ERC1155(※参考)のアセットの交換をできるようにする
- 送受信の取引履歴を参照できるようにする
- login sign in 機能を追加する
- ゲームページを作る
ERC-1155はERC-20とERC-721のハイブリッド型のトークンで、代替可能/代替不可能どちらの特徴も持たせることができ、かつこれらをまとめて取り扱うことができます。
これにより、「アイテム(代替可能)を持たせたキャラ(代替不可能)を送信する」みたいな一括処理が可能になります。
α版ということでソート機能や条件検索機能も十分でなく、現時点ではOpenSeaなど既存のプラットフォームから乗り換えるほどの機能や利便性はありません。
OpenSeaには対応していないERC1155の対応などで、どうMOLDEXがその存在感を示していくか楽しみですね。
▼MOLDEXを使ってみる▼