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純粋に楽しむことを忘れたブロガーの悲しき性よ。我々は可哀そうな生き物なのか?

こんにちは、アフリカ在住ブロガーのぴかりん(@dujtcr77)です。

最期に純粋な気持ちで「楽しい」「キレイ」と感じたのはいつだろう?

ブログをやっていると、どこに行っても、何をしていても、
ブログの記事にするために目の前の物をどう料理するかを考えてしまいます。

そんなときにふと
「ああ、ブロガーの悲しき性だな」なんて思うワケです。

今日はそこらへんの話を書いていきたいと思います。

「ブログのネタ探し」を常にしているブロガー

ある程度熱心にブログを運営している人であれば、
何をしているときもわりかし記事にすることを意識しているのではないでしょうか?

映画や読書のときも常に構成を考えている

私も例外ではなく、特にその傾向が顕著に現れるのが映画鑑賞や読書をしているとき。
常に「どうやってこの作品を記事にしたら面白いか」ということを考えてしまいます。

内容を身につけるための読書ならまだ少しマシです。
ブログの記事にするためにあらゆる角度で読んでいる本にアプローチすることで、
思わぬ発見や知識の定着を見込むことができるから。

しかしそれが単純に楽しむための読書であったり、
息抜きの映画鑑賞の場合でもいつのまにか「ブログ脳」が活性化してしまう。

映画を観ながらもう小見出しやタイトルを考えていることも珍しくありません。

今回の一時帰国も無意識にネタ探し

今回の日本への一時帰国についてもそう。

20時間のフライトやドーハのハマド国際空港、日本に帰ってきた逆カルチャーショックなど、
普段ルワンダに住んでいる私には絶好のネタの狩場なのです。

昨夜日本に到着してから、コンビニの便利さや料理の美味しさに感動していました。
その感動の直後もしくは同時に「ブログのネタになりそうかセンサー」が自動的に起動してしまいます。

勝手にWi-Fiを拾おうとする携帯のように常に何か探している感があるんですよね。

ぴかりん
ぴかりん
常にブログのことを考えてしまう…

待ちに待った一時帰国もやっぱりネタ探しをしてしまうよう…

ブロガーは悲しい生き物なのか?

以上見てきた以外にも当然ネタ探しを半ば無意識にしています。

「嬉しい!記事にしよう!」
「腹立つ~ブログのネタにしてやろう」
「悲しい…記事にしてみんなの反応が欲しい」
「楽しい!たくさんの人に共有したい」

もはや喜怒哀楽が全部ブログにつながります
そんな私たちブロガーは悲しい生き物なのでしょうか?

私はまったくそう思いません。

ブログ自体が楽しい

そもそも、ブログ自体が超楽しいから。

仮に美味しいものを食べて、味を純粋に楽しまずに記事のことを考えてしまったとしましょう。

たしかに「料理を楽しむ」という1点においては、
純粋に美味しいと感じるほうが幸せかもしれません。

しかしそのあと記事にしている時に美味しかった料理のことをまた思い出して、
どうやったらより伝わるか、記事に対する反応をワクワクしながら考えて、
記事が出来上がった達成感を得る。

公開したブログに対して反応があると嬉しい。

ここまで考慮に入れると、美味しいものを食べている時に入り込んできた「ブログ」といういわば邪念が、
仮にマイナスのものであったとしてもその後の記事作成~記事に対する反応までで十分に取り返せちゃうんでうよね。

全体としてみれば、けっこう人生楽しめてるんじゃないかと思うわけです。

ぴかりん
ぴかりん
ブロガーにとって、

「遠足は記事にするまでが遠足」なのですよ

本当に我を忘れる瞬間だってある

常に考えてしまう、といっても言葉通り24時間365日考えているわけではありません。

時にはブログのことなんか忘れて没頭していることももちろんあります。

1年ぶりに家に帰って来てたべた親の料理。
単純に「おいしい…やっぱおふくろの味っていいな」って思いながら食べました。

夢中になって映画を観てしまったときは、
「ブログのことを忘れるなんてすごい作品だな…!」
と感動してしまうこともあります。

ブログに支配されるな、ブログは友達

結局、ブログをやっていて常にネタ探しをしてしまう人は、
無理にブログと引き離そうとするのではなく、ブログとうまく付き合っていくしかないんですよね。

ブログ自体に楽しさを見出したり、
どうしても純粋に物事を楽しみたいならあらかじめ「記事にしない」と決めてあげたり。

この塩梅を少し間違えるとブログに支配されていると感じてしまう。

私は映画鑑賞は好きですがブログより優先順位が低いので、
映画を観るときは「映画+ブログ」で作品を選ぶし観ています。

一方で読書はブログと同列もしくはそれ以上に考えているので、
一旦ブログとは切り離して本を選び、楽しみます。
なので読んだけど記事にしていない本の方が圧倒的に多い。

こんな感じで自分なりにブログとの距離の取り方を考えて、
支配されるのでなくうまく付き合うことができれば、
悲しい生き物どころかより人生を充実させることができるのがブロガーだと思っています。

ぴかりん
ぴかりん
なんてことを時差ボケで目が覚めて考えてしまった午前3時でした

 

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