こんにちは、アフリカ在住ブロガーのぴかりん(@dujtcr77)です。
今回はアフリカ暮らしの中で身につけた、災害時にも使える知恵をシェアしたいと思います!
強い国「日本」
ルワンダで生活していて感じるのは、日本は強い国だということです。
電気が通っているのが当たり前、蛇口をひねれば水が出る、ネットはサクサク。
しかしそれが当たり前になってしまっているので、なくなった時に弱い。
「日本」は強いけど「日本人」は弱い。
日本でも震災などの影響で停電や断水になることはゼロではありません。
でもその可能性はルワンダなんかに比べるとはるかに低く、
「いざという時のために備えよ」と言われてもピンとこない人が多いのではないのでしょうか?
実は私もそのタイプでして。
決してナメでる訳じゃないけど、いつ起きるかもわからない災害のために万全の準備をする気になかなかならないんですよね…。
そこで今回は、普段の買い物のときにちょっと足をのばして買っておくだけでいざという時にあると便利なアイテムを紹介します。
断水・水不足対策
使い捨ての食器
意外と水を使うのが食器洗い。
東京水道局のデータによると、1日に1人の人が食器洗いに使う水の量は約60リットルなんだそうです。
これを少しでも減らすために、使い捨ての食器類は一通り用意しておくとよいでしょう。
水のいらないシャンプー
災害時とはいえ、体を洗えないのは気持ち悪いものです。
そんな時に使えるのが水のいらないシャンプー。
頭にまんべんなくスプレーして、頭皮をマッサージするように洗ったらタオルなどでふき取るだけ。
3か月ほど雨の降らなかった乾季のルワンダで大活躍しました。
旅行先や忙しい朝など、使い道はいろいろです。
ボディシート
体を洗う代わりにこれ。
頑張れば1枚で体じゅう拭けるので、1パックあれば1か月もちます。
スースーしたニオイが苦手な人には無香料タイプがおススメです。
携帯ウォシュレット
お尻に悩みのある方など、普段からウォシュレットが欠かせない人はいると思います。
トイレのウォシュレットが使えなくてどうしても困ってしまったらこれを使いましょう。
途上国に旅行する際にもあると便利なので1つ持っておいて損はありません。
アフリカに住んでいるとなにかとお腹を壊すことも多く、
その度にトイレットペーパーで拭いてると先にお尻が破壊されます。笑
ラバーカップ
断水や水不足の時に起こりやすいのがトイレの詰まり。
水がなくて滅入っている時にトイレが流れないと、さらに気分下がりますからね…。
貯水タンク
あれこれと工夫をして水を使わないようにしても、まったく水を使わずに生活というのは難しいものです。
やはりある程度は水の準備をしておきたい。
こんなタンクでなくても、使い終わったペットボトルに水道水を貯めておくだけでもトイレなどに使えるので用意しておきましょう。
おまけ:ハブラシは濡らさない
これはアイテムではなくちょっとした知恵。
小さな節水ですが、歯磨きをする前にハブラシを濡らす必要はありません。
そもそも歯磨き自体、最初に濡らさない方が良いみたいですね。
歯ブラシを濡らしてから歯磨きをすると、ハミガキ粉が素早く泡立つので、短時間で『磨いた気』になり、汚れや細菌が落ちていない場合があります。
停電対策
ヘッドライト
停電時は出来るだけ両手を開けておきたいものです。
避難先の慣れない場所で思わぬ段差につまづくかもしれません。
また、お手洗いに行くにも片手に懐中電灯を持っていると用を足しづらい。
枕元に置いておきたいアイテムです。
ソーラーランタン
超重要アイテム。
日中に太陽光を使って充電しておくだけで1晩もちます。
空気を抜いてペチャンコにすれば軽いし場所も取らないので持ち運びにも便利。
置いて良し、持って良し、吊るして良し。
アウトドアなどでも活躍します。
Kindle
停電みたいな時こそ、好きな本を読んだり楽しい事をしていたい。
人間らしく生活するためにはどんな時でも楽しむことを忘れちゃいけません。
我が家でも停電した時はおとなしくベッドにいってコイツと過ごしています。
モバイルバッテリー
水のときと同じように、どうやっても電気は必要になってきます。
緊急連絡のために携帯の電源は切らしたくないですしね。
ルワンダでも停電が頻繁に起こるので必須アイテムです。
まとめ
いかがでしたか?
普段から災害に向けて万全の準備をしておくのが理想です。
でも冒頭でも述べたようになかなかできないんですよね。
なので普段のくらしや旅行先でも使えるモノを中心にご紹介しました。
問題が起こってからでは遅いです。
是非いざという時のために、少しずつでも準備をしておきましょう。
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