こんにちは、ルワンダ会計士ブロガーのぴかりん(@dujtcr77)です。
学生たちの夏休みも終わり2学期が始まりましたね。
休み明け、クラスの女子が縮毛矯正で急に大人っぽくなってドキドキしている男子も多い事でしょう。
場所は変わって日本から約12,000km離れた東アフリカの小さな国、ルワンダ。
この国のある村では人知れず1人の日本人男子がアフリカ系男子に変身し街をザワつかせています。
ドレッド?ブレード?コーンロウ?違いは?
ある日、
「なんかアフリカっぽい髪型にしたいけど、名前がわからん」
ということで「ドレッド ブレード コーンロウ 違い」などと検索してみました。
【ドレッド】
・髪の毛がランダムに絡まり合い、収縮したものです。
・洗髪は可能です。
・フリーフォームで自作したドレッドなら、締めなおしなどのメンテナンスをせずに、そのまま伸ばすことが出来ます
・他のメソッドで作った場合は、編み棒を使って、伸びた毛をドレッドへと引き込んでいく「締めなおし」というメンテナンスを行うことにより、伸ばし続けられます。
・20年以上伸ばし続けている人もいます。【ブレード】
・髪の毛を三つ編み・四つ編みなどで、規則的に編んだものです。髪の毛どうしが絡み合っているワケではありません。
・洗髪は可能です。
・ドレッドと違って、編み目がハッキリ見えます。
・伸びてきたら、部分的~全体を編みなおす必要があります。【コーンロウ】
・頭皮に沿う形で、髪の毛を三つ編み・四つ編みなどで、編みこんでいったものです。
・洗髪は可能です。
・出来上がったスタイルがトウモロコシを連想させることから、コーンロウと呼ばれるようになりました。
・基本的に、きつく編みこんでいくため、痛みを感じる人もいます。
・スタイルをキープしながら伸ばすためには、一度解いてからやり直す必要があります。
控えめに言って意味不明です。
そこで私はとりあえず美容院に行ってから考えることにしました。
結果的に、私は「ブレード」になったみたいです。
とりあえず美容院へ
ネットをしていたカフェの店員に「良い美容院ある?」と聞いて教えてもらったところへ素直に向かうこと3分。
オレンジを基調とした美容院を発見。
店内は休日だけあってにぎわっていました。
ちょうど店内にカッコイイ髪型の女の子がいたので、「この子みたいな髪型にしたいんだけど」と言うと店の奥に連れていかれます。
店内で待機していると異変に気付く。
日本の美容師さんって腰にカッコイイ道具ホルダーみたいの付けてますよね?
こういうの↓
しかしアフリカの美容師はさすがです。
道具に頼りません。
装備は頭にぶっ刺したクシだけです。
「シンプル イズ ベスト」と言わんばかりの自信に満ちた表情ですね。
しかし彼の自信とは裏腹に私は一気に不安になります。
他の男性店員も、クシを刺せるように頭のてっぺんだけモシャモシャしてました。
しかしここまで来て引き返しては男が廃るってもんです。やったろうじゃないの、と意気込んで待つこと20分。
「イチャラ ハノ(ここに座って)」。来ました。
「さようなら。昨日までの俺」
自分に別れをつげて席に着く。肩にタオルをかけられ待つこと5分。
「イチャラ ハノ(ここに座って)」
別の場所に移るよう指示される。
え、このワンクッションいる?
タオルかけるためだけにここ座ったの?
絶対「イチャラ ハノ」言いたかっただけだよね?
そして移動した先には他の美容師たちから「ティーチャー」と呼ばれる中年女性が。
逆に胡散臭い。
施術スタート
髪の長さが足りないらしく、エクステを付けることに。
髪が根本から引っ張られてけっこう痛いもんですね。
途中で「どんな感じになってんだ?」と気になって自分を見てみる。
「落ち武者」
そんな言葉が浮かぶ。
大丈夫、途中なんだから変で当たり前だ。
信じてるぜティーチャー。
やってくるお客さんが自分を見て笑う。
大丈夫、美容院に外国人がいるのが不思議で口元が緩んでいるだけだ。
なあ、そうだろ?ティーチャー。
不安と期待と不安を胸に髪をクリクリされること2時間。遂に完成。
↓
意外とちゃんと仕上がりました。
期待した皆さまごめんなさい(笑)
一番ガッカリしているのは私かもしれません。
ブログをやっていると出川哲郎の血が流れるようで、本当に求めていたものよりも目先の落とし穴に惹かれてしまうことがあります。
今回がそうでした。
なにはともあれ無事、「アフリカっぽい髪型」になることができました。
めでたし、めでたし…
と思いきや実はこの髪型にはある意味が隠されてたのです。
つづく⇒【後日談】ルワンダの美容院で「イメチェン」どころか「性転換」していた話。