協力隊-日常

【オトナの距離感】ルワンダ同期、2か月ぶりの全員集合!

本日は私たちの1つ下の代にあたる平成27年度4次隊の歓迎会があります。(私たちは27年度3次隊)

慣習として、その代の歓迎会は1つ前の代が仕切ることになっているので今回は私たちが幹事。

ということで打ち合わせの為に前日金曜日に首都キガリに同期が集合しました。

やっぱり同期が揃うと落ち着きますが、実は今ある悩みを抱えています。

俺たち7人はビジネス家族?

二本松訓練所にいる頃からよく「同期7人は家族だ」と言っていました。

狭いルワンダという国で2年間一緒にやっていく訳ですから、同期という枠を超えた関係でいようという意味を込めて、家族。

しかしその割に私たち7人にはオトナの距離間が要所要所で垣間見えます。

日本出発の日

飛行機のチケットは旅行代理店の方がまとめて手配してくれた関係で、座席は全員となり同士にまとまっていました。

が、飛行機が空いていたのもありチェックイン時に座席変更。

全員別の列に座りました。

座席に着くとフライトアテンダントさんが気をきかせて

「お友達同士でしたらまとまって座りますか?」

と聞いてくれても食い気味で

「いや、これでいいんです!(これいいんです!)」

まあ長時間だし、飛行機の中であまりぺちゃくちゃ喋っても周りの迷惑になりますからね。

トランジットの時にでもゆっくり話そ…

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距離感!笑

(あと顔!「いやいや連れてこられた」みたいな)

しかし我々は家族ですから、世間体というものがありますから、

出発時と到着時はFacebook用に仲良さそうな写真を撮ります。

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(出発)

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(到着)

首都キガリからそれぞれの任地に飛び立つ日

皆同じホテルに泊まっていて、2~3人ごとに順次出発していく流れでした。

第一陣が出発する際に、JICAスタッフの方が

「門の前で最後に写真でも撮っていったら?」

と言ってくれたのに、

「他でいっぱい写真撮ったんで大丈夫っす」

「じゃ」

「じゃ」

くらいの感じで任地へ去っていきました。

 

私たちは「ビジネス家族」なのか…

しかし最近、真の家族に近づいてきた様な気がしていました。

空回りしていた同期愛が通じ始めたと思いきや…

こんなこと言うのもなんですが、ルワンダ同期を一番愛しているのは自分だと思っています。

そしてその愛は今まで見事に届きませんでした。

20時間17分のキョリ

私たち同期の暗黙の了解で、

任地でしっかり腰を据えて活動をするため、必要以上に任地をまたいで会わない

というものがあります。

とはいえ会えば盛り上がるし楽しいので、以前キガリに同期が集まる際にこんなメッセージを送りました。

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このメッセージ、<20時間17分>既読スルーされました。

翌日夕方に、救世主マキちゃんが挨拶程度に「確かに久しぶりに会えるの楽しみだねー!」と言ってくれた以外の反応はありません。

当日問い詰めると超人気イケメンブロガー・ノリは「心の中でそうだね、って言ってたよ」

「そんなにブログ更新する時間あったら連絡してよ!」と面倒臭い彼女みたいな気持ちになりました。

適度な距離感を保ちつつも日に日に結束が強まっているのを感じた私は木曜日、全く同じ文面のメッセージを送りました。

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なんということでしょう!

以前は20時間17分かかった返信が、今度は1分になったではありませんか。
(一人悪魔いますけどね)

私たちの心のキョリが20時間16分縮まった、そう思っていました。

 

いや、むしろ悪化していた。

金曜日は17時から歓迎会をやるお店で打ち合わせ。

しかし時間になっても誰一人来ません。

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すると目を疑うような写真が送られてきました。

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なんか別の場所でワイワイしてたっぽいです。私抜きで。

宿泊しているホテルの庭で「てっきりまったりしちゃった」らしいです。

「イェーイ!!」じゃねえよ(笑)

私の思いは、いつ皆に届くのでしょうか?

 

最後は我々の十八番、仲の良さそうな写真で締めましょう。

真の家族になることを祈って!

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