妊娠したらやってはいけない7つのこと/助産師監修

家のお手伝いさんが妊娠してお腹が大きくなってきています。

「休んでいる間も給料は出すから休んで」と言っても「この仕事はハードだからやらなくても良いよ」と言っても「運動になるから大丈夫」と今まで通り働いてくれます。

最初はそういうものなのかな?と納得していましたがお腹が大きくなるにつれ知識のない私は不安になってきました。

そこで、私のように妊婦さんの身近にいる無知なオトコのために「やってはいけないコト」をまとめました!

 

妊婦さんがやってはいけないコト

①身体を冷やす

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妊婦さんの身体は冷えやすい

以下のような原因により、妊婦さんの身体は冷えやすくなっています。

  • ストレスによる自律神経の乱れ
  • 姿勢の変化による血行不良
  • 運動不足による筋肉量の低下⇒血行不良
  • 女性ホルモンの乱れ
  • 環境要因(クーラーの効いた部屋など)

母体への悪影響

冷えると、まず母体への悪影響が発生してしまいます。

  • 妊娠初期のつわりがひどくなる
  • お腹が張りやすくなる
  • 腰痛や便秘になりやすくなる
  • 足がむくむ、つりやすくなる
  • 流産の危険性

出産時の影響

出産においても以下のようなおそれがあります。

  • 早産の危険性

お腹を冷やすことで血流が減少し、その分胎児へ届く栄養が減ってしまい、早産になるおそれがあります。

  • 逆子になるリスク

子宮が冷えていると赤ちゃんは温かい所を探して動き回り、逆子になるリスクも高くなります。

②重いものを持つ

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早産のリスク

重いものをもつことでお腹が張りやすくなり、早産になる恐れがあります。

また、妊娠初期に胎盤に強い腹圧が頻繁にかかると、出血や流産のリスクが高まります。

どのくらいの重さなら大丈夫?

妊娠中期は、重い物を持つのは、できるだけ避けるようにします。ただ、自分で「重くない」と感じるものであれば、5キロ〜10キロ程度の物を持っても大丈夫です。反対に、周りが大丈夫だと感じていても、本人が「重い」と感じるものは、無理せず、持たないようにしてください。目安としては、一般的に「女性が重いと感じる」20キロを越えないことです。20キロ以上の物を運ぶと、身体に負担が掛かるほか、転びやすくなるなど、怪我のリスクが大きくなります。

引用:妊娠中期に重いものはNG!気をつけるべきポイント3つ!

③タバコ・お酒

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タバコは低体重のおそれ

喫煙は血管の収縮を引き起こします。

母体の血液循環が悪くなることで、必要な酸素が胎児に行き届かず低体重や先天性の異常が発生するリスクが高まります。

飲酒も出来るだけ避けたい!

胎児の身体が作られる5週目以降は、飲酒の頻度や飲酒量が多いと奇形になったり、胎児性アルコール症候群のおそれがあります。

胎児性アルコール症候群

アルコールの影響で胎児の発育が遅れる、脳の発育が不十分で言語や学習に障害を持って産まれるなどの症状。

少量のアルコールなら影響はほとんどないとされていますが、明確な基準はないため飲まないことがよっぽどストレスにでもならないかぎりお酒は控えた方が良いでしょう。

少量のアルコールはむしろリラックス効果があるという意見もあります。個体差もあるためかかりつけの産婦人科医と相談しましょう。

④ストレスをためる

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妊婦さんはストレスが溜まる

まずは、妊婦さんがどんなことでストレスを感じることから知りましょう。

  • 出産、育児への不安

ホルモンバランスの乱れも手伝って、出産や育児への不安が募りストレスにつながります。

  • 思い通りにならない生活

お腹が大きくなることで、今まで通りに動けない場面が増えてきます。

また、今まで見てきた通り気を付けなければならないことが増えるためストレス増大の要因となります。

  • 無い人のいやがらせ、暴言

非常に残念な事ですが、電車で妊婦さんに対して「妊婦が通勤電車に乗るな」などの暴言をはいたりいやがらせをしたというニュースをたまに見ます。

職場や日常での理解のない人たちによる言動で確実に妊婦さんのストレスは増すでしょう。

胎児への影響

母体への慢性的なストレスは脳の発達障害や喘息、アレルギーのリスクがあるとされています。

ストレスによってコルチゾールという副腎皮質ホルモンが母体で過剰に分泌され、胎盤を通して胎児に届いてしまうためで、情緒不安定やうつ、ADHD(注意欠陥障害)になる原因の一つとされています。また、ストレスの多い妊婦さんの子供は、喘息やアレルギーを患う可能性が高いという報告も出ています。

引用:妊婦のストレスは赤ちゃんに悪影響?原因と解消法まとめ

⑤注意すべき食べ物

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妊娠中は避けたい食べ物

● 刺身や貝類など、食中毒のおそれがあるもの
● 殺菌されていない乳製品や生卵など、サルモネラ菌発生の可能性があるもの
● 生肉や生ハムなど、トキソプラズマに感染するおそれがあるもの

妊娠中は食べる量に気をつけたい食べ物

● カップラーメンやインスタント食品など、添加物、保存料が含まれているもの
● まぐろやカジキなど、水銀が含まれているもの
● うなぎやレバーなど、ビタミンAが豊富に含まれているもの
● コーヒーや紅茶など、カフェイン飲料
● ひじきやわかめなど、ヨウ素が含まれているもの

特に生ものにはしっかり火を通すようにし、食中毒などの病気に気をつけてください。一見よさそうなビタミンAも過剰摂取すると、胎児の先天異常につながる可能性があります。

引用:妊娠初期に気をつけることまとめ。注意事項は?

より詳しい情報は以下のページで見る事ができます。

妊娠中に食べてはいけないものまとめ

⑥猫に触る

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猫にはトキソプラズマが寄生していることがあります。

トキソプラズマは猫から人に感染する寄生虫で、健康な大人が感染しても無症状もしくは風邪のような症状が数週間程度出るだけです。

しかし、妊娠中にトキソプラズマ症に初めて感染すると、胎児が「先天性トキソプラズマ症」を発症することがあります。妊娠中に感染すると、妊娠初期の場合は発症可能性は低くなりますが流産など症状が重くなります。妊娠中期、後期と進むにつれて発症可能性が高まるものの症状は軽くなるという特徴があります。ただ赤ちゃんの体にはなんらかの障害を残す危険性があるので、妊婦さんは猫に注意したほうがよいといわれています

引用:妊婦は猫を飼ってはいけない?犬は?妊娠中のトキソプラズマに注意

⑦運動不足

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冒頭で触れた「運動」。

妊婦さんは運動をしても大丈夫なのでしょうか?

個人差もあるためお医者さんと相談を!

過度な運動は避けた方が良いものの、あまり運動不足でも体力が落ちてしまいます。

運動に関しては個人差や状況による対処の仕方(お腹が張っている時は運動しない方がよい 等)があり、安静にしていたから絶対に良い、少し運動したから難産にならない、という風に言い切ることは出来ないようです。

お医者さんと相談しながら適切な対応をしましょう。

「正しい知識」と「思いやり」を持とう

今回調べてみて、妊娠・出産て大変なんだなと思いましたが、おそらくこれでもほんの少ししか理解できていないのでしょう。

男である私たちが妊娠している女性の気持ちを100%理解することは難しいですが、正しい知識思いやりをもって接することで力になれることはきっとあるはずです。

電車の中で「なんで妊婦が…」ではなく道で「持ちましょうか?」って声をかけることのできる世の中になることを祈ります。

 

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