こんにちは、アフリカ在住ブロガーのぴかりん(@dujtcr77)です。
ニューヨーク・タイムズ誌で「世界で一番行きたい国」に選ばれたラオスの魅力を2週間滞在して探るシリーズ第2弾です。
前回のビエンチェン編に続き、今回はラオス南部を紹介したいと思います。
【パークセー】南部旅行の拠点となる街
チャンパーサック県の県庁所在地
パークセーは、ラオス最南部チャンパーサック県の県庁所在地。
ここから、ボラベン高原、チャンパーサック、シーパンドンなど南部のさまざまな観光地へ行くことができます。
いわば、ラオス南部旅行の拠点となる街。
だからと言ってパークセー自体が退屈かと言ったらそうではありません。
観光にグルメに、しっかりと楽しめるスポットです。
ワット・プーサラオ
ワット・プーサラオはパクセーの市内からみてメコン川の対岸にある山、プーサラオの中腹に位置する寺院です。
「ゴールデンブッダ」と呼ばれる大仏の後ろ姿とともに一望できるメコン川、パークセーの街並みは絶景。
夕日が特にキレイです。
ディープなローカルフードが味わえる
上の写真はタン・ミー・ルワンという、野菜や麺を塩漬けした魚のエキスで味付けたもの。
首都ビエンチャンとは異なり、ローカルフードの割合が高くなるパークセー。
あらゆるところに屋台やレストランがあり、ラオス料理を食べることができます。
(豚の血の塊が入ったスープ)
(豚の串焼き。1本約15円)
水上レストラン
パークセーに来たら水上レストランもおすすめ。
メコン川に浮かぶ豪華水上レストラン「メコン・ラーンサーン・レストラン」ではメコンでとれる魚やタイ直送のエビ・サーモンなどを使った料理が楽しめます。
【ボラベン高原】ド迫力の滝めぐり
ラオス南部の観光でパクセーより最初に足を運んだのはボラベン高原。
ボラベン高原の目玉は「滝めぐり」です。
パクセーから車で片道約1時間の距離にたくさんの滝があります。
おすすめの滝は4つ。
今回はこのうち2つに足を運びました。
- タート・ニュアン⇒行った
- タート・ファーン⇒行った
- タート・パースワム
- タート・イートゥー
パクセーからの所要時間
パクセーからは車で片道約1時間、トゥクトゥクだと1時間15分~1時間30分ほど。
タート・ニュアンの滝
「タート・ニュアン」は落差40メートルの滝で、外国人観光客だけでなく現地人もピクニックやカラオケをしにやってくる人気スポットです。
食事をテイクアウトして滝の近くにシートを敷きながら1杯やるとたまりません。
正直「滝めぐりができるよ」と聞いたときに「滝…ねえ…」って感じでした。
だって皆さん冷静に考えてくださいよ。
「滝」って「さんずい」に「竜」なんて書いてドラゴン気取りだけどさ、高い所から水がドバーッと流れてるだけですよ?
それで竜名乗っていいなら俺だって「ブロガーの竜」って呼んでもらいたいくらいですよ。
そんな気持ちでタート・ニュアンの滝に行きました。
…うん。
滝っていいね!👍
もちろんこれで「すっかり滝にハマって」なんてことはないけど。
でもまあ、こういう写真撮っちゃうくらいには気に入ったかな、滝。
タート・ファーンの滝
タート・ファーンは約200メートルという、ラオス最大の落差を持つ滝です。
敷地内にはおしゃれカフェやゲストハウスも。
こっちの滝は遠くから見たのであまり迫力感じなかったですね。
「お、おお…まあ、滝やな」って。
チャンパーサック
かつてラオス南部に栄えたチャンパーサック王国の首都。
市内には観光する場所がほとんどなく、見どころは世界遺産に登録されたワット・プーくらい。
パクセーを拠点にして、車やトゥクトゥクで日帰りで行くのがおススメです。
パクセーからの所要時間
パクセーからは車で片道約30分、トゥクトゥクだと40分ほど。
世界遺産「ワット・プー遺跡公園」
ワット・プーは、聖なる山「リンガパルバータ」の山麓に築かれたヒンドゥー教の巨大な寺院。
このワット・プーと関連古代遺跡群は2001年に世界文化遺産に登録されています。
リンガパルバータは「リンガの山」という意味で、リンガは男性器をかたどった、子孫繁栄を願うモチーフを表します。
リンガの列↓
このあと、けっこう急斜面や階段を登るんですが、ここで一回まずは心を折られるわけですよ。
自分には敵わないような立派なリンガたちが誇らしく並んでいるんです。
メンタルやられて足腰がガクガクになったところで、どん。
立ちはだかる山。
今度は肉体の勝負になる訳です。
急な斜面や階段を登ることになるんですが、運動不足の29歳にはキツかった。
もう汗ビチョビチョでした。
でも、登った先に見える景色はその分だけきれいに感じましたね。
俺のリンガも喜んd
すべらない靴とタオル、水を持っていこう
山を登る際はけっこう足場が悪く、階段も急です。
すべると危ないのでぺらっぺらのサンダルなどは避けて靴を履いた方が良いでしょう。
また、本当にアツくて汗をかくのでタオルと、脱水症状にならないように水も忘れずに!
まとめ:南部は見てよし、食ってよしのバランス型観光地
パクセーを拠点にしたラオス南部の旅、とても充実していました。
と、ここでラオス通の方はこう思いますよね?
「ラオス南部だったら、1か所大事な場所が抜けてるんじゃないの?」
そうです、今回はシーパンドンという場所の話をしていないのですが、あまりに素敵な所過ぎて紹介したいことがたくさんあるので次回の記事で独立させることにしました。
次回予告
という訳で次回はシーパンドン編。
いままでとは異なる雰囲気に、魅了されること間違いなしです!
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