協力隊-日常

ルワンダで身につけた、日本ではまるで使えない5つの能力

ルワンダで生活していると、これ他にどこで役立つねん!と下手な関西弁でツッコみたくなるような新たな力が開花します。

この半年間で身につけた私の能力を紹介したいと思います。

分身「いま何も見てないよね」

ルワンダの田舎に住んでいると、家や飲食店でゴ○キブリや見たこともない虫に遭遇することが珍しくありません。

そんな時、いちいち気にしていたらキリがないのでもう一人の私を出して

もう一人の私「いま何も見なかったよね」

ほんとうの私「うん、見てない」

と何もなかったことにします。

ぼっとん便所で用を足そうと思ってズボンを下ろして構えていたら、穴の中でコウモリくらいの大きな影が動いたときにはこの術効きましたね。

忍法「砂ぼこり回避」

Jpeg

この写真のように、私の住んでいる地域の道は土です。

そのため、車が通ると道行く人々を大量の砂ぼこりが襲います。

任地に来たばかりの頃、アスファルトの道路に慣れてしまっていた私はよく砂埃まみれになっていました。

しかしルワンダ人たちは車の音が聞こえると砂ぼこりが左右どちらに多く舞っているかを読み、少ない方に避難していたのです。

私も今ではすっかり「砂を読む」ようになりました。

究極バリア「冷たくないもん」

ルワンダに来た頃は水シャワーの度に

「ヒャップ!」みたいな奇声を発したり発しなかったりしながら、その冷たさに耐えていました。

(ルワンダってけっこう朝晩は冷えるので意外にツライんです)

しかしそんな水シャワーにもすっかり慣れ、今では快感にすらなっています。

変身魔法「ムツゴロウ」

ムウォゴに来てから、ニワトリやウサギなどの小動物を家で飼い始めました。

28年間溜め込んだ母性がドバドバと流れ出し、すっかり溺愛しています。

休日にはウサギをお腹に乗せて「よーしよしよし」とムツゴロウごっこしたりしてます。

いつの間にか彼らの習性にも詳しくなり、昔は全て一緒に見えた道にいるニワトリ達も遂にそれぞれ違う顔に見えるようになってきました。

回復呪文「オールリセット」

この半年で3回食あたりになっています。

推定ですが、原因は1回目はタマゴ、2回目はバナナビール、3回目はパッションフルーツジュース。

日本でもミルク飲んでお腹痛くなるくらいの敏感な私のお腹を破壊するために、ルワンダはあの手この手を使ってきます。

そんなときは回復呪文「オールリセット」。

とにかく出すもん全部出して、出た分はポカリを薄めて飲む…の繰り返し。

これやってれば大体半日~1日で回復します。

「これ必要?」っていう能力が付いていく

とこんな感じで先進国ではほとんど使わないような能力が身に付いていきます。

良く言えば日々たくましくなっているのでしょうが、一時帰国を5か月後に控えた今、逆に日本に適応できるのか不安になってきました(笑)

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