こんにちは、ルワンダ会計士ブロガーのぴかりん(@dujtcr77)です。
先週末に開催予定だったホームパーティー。
同僚の急な用事や体調不良により昨日にリスケジュールされ、一時はどうなることかと思いましたがなんとか喜んで帰ってもらう事が出来ました。
ホームパーティーということで凝り過ぎるのも変なので、テーマを『日本の文化』に設定してゆるーく3本の矢を放ちました。
第1の矢 日本の食事スタイル
火曜日の16時スタートになってしまったため、食事の準備は断念してお手伝いさんにお願いすることに。
食事スタイルだけでも日本式にしようと、「かんぱーい!」と「いただきます!」から始まりフォークは使用禁止にして箸で食事を行いました。
「難しすぎる」「フォークよこせ」と文句言いながらも頑張って箸にトライしてくれました。
うまく使えない人に対して「君はこのままだと一生日本に来れないね」イジりが異様にウケました。
「これはExaminationなのか!?」って頭抱えながらノってくれます。
第2の矢 日本の音楽
「ホームパーティー開催決定!知恵を貸してください」で募集をかけた際に提案してもらった曲を中心に流してみんなの反応を見たり意見を聞きました。
やはりテンポの良い曲がウケが良い傾向にありましたね。
特に人気だったベスト3がこちら。
- 睡蓮花』湘南乃風
- 『きよしのズンドコ節』氷川きよし
- 『R.Y.U.S.E.I』三代目 J Soul Brothers
それぞれの曲について感想をもらったのですが、面白いことにすべての曲で「インドっぽい」って言うんですよね。
1つ反省。
ルワンダ人は日本語がわからないため、歌についてよく質問をしてきました。
特に困ったのが『スキヤキ(上を向いて歩こう)』を聞いた時の同僚の質問。
「どうしてこの人は涙がこぼれそうなほど悲しいの?」
答えられませんでした。
後で調べると『上を向いて歩こう』は作詞の永六輔さんが60年安保闘争に敗北して帰途に就いた時の心情を書いた歌らしいです。
これを知らなかったとしても、少なくとも自分なりの解釈を述べれば良かったかなと少し反省。
という訳で、外国の人に日本音楽を紹介するときは数で勝負ではなく
歌の意味と背景、自分なりの解釈をしっかり持ったものを厳選する方が良さそうです!
第3の矢 日本の遊び
腹が膨れて日本音楽にもマンネリ化してきたタイミングで最後の矢を放ちます。
日本の遊び「けん玉」。
ホストファミリーに披露した時の反応はまあまあ、といった感じだったので賭けでした。
しかし今日は皆ファンタ飲んでテンションが上がっていることからイケると判断し投入しました。
結果は大成功。
けん玉の奪い合いで、私が披露した小技には目もくれず次々に挑戦してくれました。
パーティーやって良かった!
彼らがもともとそういう食べ方なのと慣れない箸のおかげで、リビングの床が悲惨な状態になりました。
床に落ちた食べ物かきあつめるだけで子供1人満腹に出来るくらい落ちてました。
しかし、そんなこと気にならないくらいやって良かったと思います。
今日の朝もパーティーで撮ったビデオを見ながら仕事もせずにゲラゲラ皆で笑っている時に改めてそう感じました。
セキュリティの問題などもあるので無条件におススメ出来るものではありませんが、同僚や地域の人との仲を深めるにはホームパーティーは効果絶大です!