こんにちは、アフリカ在住ブロガーのぴかりん(@dujtcr77)です。
ルワンダの現地語であるキニアルワンダ語の訓練がスタートしました!
ルワンダでは何語を使うの?
これから1か月、平日は基本的に2時間×3コマ授業があります。
と、ここで鋭い方は疑問に感じるかもしれません。
「派遣前訓練では英語を勉強していたようだけど、結局何語を使うの?」
歴史・政治的な背景により、ルワンダの言語は少し複雑なんです。
ルワンダには公用語が3つある!
ルワンダは、キニアルワンダ語・フランス語・英語と3つの公用語があります。
現地語のキニアルワンダ語は良いとして、
なぜフランス語と英語が公用語となっているのでしょう?
フランス語
これは植民地の関係です。
ルワンダは1962年までベルギーの植民地でした。
アフリカではよくある話ですね。
英語
英語が公用語に追加されたのはつい最近です。
過去にウガンダに避難していた現政権のほとんどが英語話者であったことや、
アメリカやイギリスなどの英語圏諸国との関係により2009年より英語が公用語に追加されました。
教育言語もフランス語から英語に代わり、
小学4年生から授業はすべて英語で行われています。
なので親は英語しゃべれないけど、子供は結構しゃべれるみたいな家庭も珍しくありません。
私のホームステイ先もお母さんがフランス語はしゃべれるけど英語は勉強中。
とはいえこれはあくまで「しっかりと教育が受けられる」場合に当てはまる話。
私が配属されるような地方では現地語のキニアルワンダ語しかしゃべれない人も多いです。
というわけで、キニアルワンダ語の訓練にも自然と熱が入るわけです。
もっとも、キガリはかなり英語通じるので首都隊員はマストかというと疑問ですが、
ルワンダに来てルワンダの言語スルーってのも寂しいですからね。
初日の授業を終えて
キニアルワンダ語のソフトを買ったり先輩隊員からもらった資料で多少独学してましたが、
それでも覚えること多いなというのが授業を受けてみての印象。
例えば”How are you?”
だけでも5通りの言い方がある。
「Why ルワンダン ピーポー whyーーー?」
と厚切りに怒ってもしょうがないので受け入れます。
先生は超ハイテンションで眠くならないし、
自分の夢と強く関わることなので、めちゃめちゃ楽しく頑張れそうです。
とりあえず習った表現をホストファミリーに披露して復習。
ルワンダ語がかなり日本語に聞こえる件
ここからは余談ですが、日本語とキニアルワンダはよく似ています。
「高校生のケンシ、ムレムレで憤り。」
かなり無理やりな文章ですが、
これはケンシ君が蒸れて怒っている文章です。
実はこの中に、キニアルワンダ語が4つも隠れているんです。
〇高校生⇒Koko se?
(意味) Really?
〇ケンシ⇒kenshi
(意味) often
〇ムレムレ⇒muremure
(意味) tall
〇憤り⇒ikigori
(意味) maze, corn
こんな感じでバカなゴロ作って遊ぶのも勉強楽しむために良いですよね。
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