こんにちは、アフリカ在住ブロガーのぴかりん(@dujtcr77)です。
あなたは「書くこと」が得意ですか?
この問いに自信をもって「はい」と答えられる人は少ないのではないでしょうか。
その一方で、ブログ、Webサイト、プレゼン、SNSなど、書くことが仕事の一部(もしくはほとんど)になっている人はとても多いはずです。
そんな、多かれ少なかれ「ライター」である私たちですが、ほとんどの人が「ライティングは才能だ」と決めつけてしまっています。
今回はそんな考えを根底から覆すような1冊の本を紹介したいと思います。
『コンテンツ・マーケティング 64の法則』
目次
- Part1 ライティングの法則
- Part2 ストーリーの法則
- Part3 出版の法則
- Part4 コンテンツの法則
- Part5 コンテンツ・ツール
「コンテンツ・マーケティング」って?
本書では『コンテンツ・マーケティング 64の法則』とそのタイトルにある通りコンテンツ・マーケティングに関する64の法則がまとめられています。
そもそも「コンテンツ・マーケティング」とは何でしょう?
コンテンツ・マーケティングの考えを広めたアメリカの”CONTENT MARKETINK INSTITUTE”によると、
「読者にとって価値あるコンテンツの制作・発信を通じて見込み客との関係を維持し、利益に結び付く行動を促すマーケティング手法」
といった定義がされています。
(参考:What Is Content Marketing? | CONTENT MARKETINK INSTITUTE)
もっとざっくり言うと、
読者にとって価値のあるコンテンツを書き続けて、ファンを作って収益発生させるぞ大作戦
です。
この本のターゲット
コンテンツはブログやSNSに限らない、と言われていますが、身近な例を挙げるとすれば、
- ブロガー
- 企業のWeb担当者
- ユーチューバー
などが該当します。
私自身がブロガーということもあるため、今回は敢えて「ブログで稼ぎたいブロガーにとってどのように有益な本か」という視点で紹介をしていきたいと思います。
おすすめポイント
「心がまえ」と「具体的な手法」がバランスよく紹介されている
私もこの手の本をいくつか読んできました。
よくあるパターンが、
「すっげ、この本読んだらイケる気がしてきた!ドーパミンどばどば!」
読んだ直後だけすげー天才ブロガーになれる気がして3日後には平凡な自分に戻っている、というもの。
読み手次第な部分も否めませんが、この手の本はいわば興奮剤みたいなもの。
精神論中心だとどうしても中長期的に効果を継続させるのは難しいんですよね。
『コンテンツ・マーケティング 64の法則』でも、実は最初は少し精神論じみた話から入るんです。
例えば、法則1の書き出しはこのようにはじまります。
まず、書くための筋肉を貧弱なものから隆々とした力強い筋肉に変えるための鍵は、毎日書くことだと言っておきたい。
ライティングは習慣であって、アートではない。
ライティングにとって重要なことは才能なんかではなく、書き続けること。
だからまずは書き続ける習慣をつけようよ、といった内容からはじまります。
たしかに、とても重要なことです。
でもこの本を手にした多くの読者が知りたいのは、「じゃあ、どうやって?」というところだと思うんです。
ライティングGPS 12のステップ
そんな疑問にしっかり答えてくれるのがこの本の良いところ。
たとえば法則6では「ライティングGPS 12のステップ」と題して実際に書くための具体的な手順が示されています。
ライティングGPS?
著者のアン・ハンドリーはライティングは混乱した思考をひとつの説得力ある文章にまとめる手引きをしてくれる、いわばGPSのようなもの、と考えているため「ライティングGPS」という表現を使っています。
- 目標⇒自分が書く目的に注意を払う
- アイデアを再構築する⇒「なぜ?」を繰り返して読者に関係のあるものにする
- データと例を探し出す
- 整理する
- ひとりに向けて書く
- 見苦しい第1稿を書く
- 立ち去る⇒第1稿と第2稿のあいだに時間をおく
- 書き直す
- 効果的な見出しまたはタイトルをつける
- 誰かに編集してもらう
- 最後にもう一度読みやすさを確認する
- 発表する⇒ただし、その前にもうひとつ読者目線の質問に答える ー 読み終えたら、次には何をする?
これらの項目について、その具体例とともに解説してくれています。
ブログをはじめた人だったら、この法則6だけでも得るものが多くあると思います。
気になるところだけ読める
この本は300ページ以上あります。
本としては特別分厚いわけではありませんが、読書に慣れていない人にとっては少し尻込みする分量であることも確かです。
ましてやタイトルに「64の法則」なんて書いてあるとより構えてしまいますよね。
ただこの本、それぞれの法則が独立して紹介されているので部分的に読むこともできるんです。
もちろん、各セクションにある程度の関係性はあるものの、そこまで読んでいないと理解できないというものではありません。
なので、1冊読む自身がない人や、逆にある程度の経験者で基本的な部分は飛ばしたい人は、目次をパラパラ見て気になる所から読んでみる、ってことも出来ます。
公式サイト⇒ダイレクト出版『コンテンツ・マーケティング 64の法則』
『コンテンツ・マーケティング 64の法則』に向いていない人
コスパ重視の人
本書は2,980円(税抜)と決して安くはありません。
「64の法則」のうち、自分に役立つものがいくつあるかはその人の経験や書く事への習熟度によって大きく異なります。
人によっては「買ってみたものの元はとれなかったな」と感じてしまうかもしれません。
本書は「例え高いお金を払ってでも、少しでもいいから自分のブログをいいものにしたい、ブロガーとして成長したい」そう思える人向け。
もしくは本当にブログをはじめたばかりでイチから勉強したい人にはおすすめできる1冊と言えるでしょう。
洋書の翻訳に抵抗がある人
『コンテンツ・マーケティング 64の法則』は洋書”Everybody Writes: Your Go-To Guide to Creating Ridiculously Good Content”を翻訳して出版されたものです。
そのため、自然な日本語というよりは洋書の翻訳を感じさせるような独特な言い回しがあります。
また、洋書によくあるような有名企業や著名な人物の例示も登場します。
いちいち例を使って解説するのが「くどい」と感じてしまう人などにとっては、読みづらい本かもしれません。
まとめ
『コンテンツ・マーケティング 64の法則』を紹介してきました。
実際に読んでみて、そして記事を書いてきて、この本をおすすめできる人はそう多くないと気が付きました。
ブロガーとしてとにかく自分を1歩でも成長させたいという初心者~中級者
の方だけ、この本を手に取って欲しいです。
特にマネタイズに困っている人には、何かしらの道が開けるような内容になっています。
私も最近ブログのマネタイズをはじめたばかりですが、早い段階で本書に出会って良かったと感じています。
ちなみにこの本を出版しているダイレクト出版では90日間の安全保証があります。
読んでみて気に入らなければ理由に関わらず全額返金してもらえます。
こういった保証があると少し金額が高くても安心して購入できますね。(悪用はしないでネ!)
以下の公式サイトからさらに詳しい内容の確認と注文ができます。
※『コンテンツ・マーケティング 64の法則』は、ダイレクト出版の本で、書店では手に入りません。
本の入れ替わりもあり絶版になってしまう場合があるので、購入はお早めに。
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