こんにちは、アフリカ在住ブロガーのぴかりん(@dujtcr77)です。
みなさんトランプゲームは好きですか?
トランプゲームの中では何が一番好きですか?
わたしはトランプゲームの中で一番おもしろいのは、なんだかんだで「大富豪」だと思います。
というのも、最近ルワンダの協力隊仲間とやることがあったんですが、予想以上に白熱しまして。
学生時代にあれだけやり倒したはずなのに、まだこんなに面白いかと驚きました。
改めて大富豪の面白さを実感したので今回は、大富豪の紹介とその魅力を書いていきたいと思います。
大富豪(大貧民)とは
概要
場に出ているカードよりも強いカードを出していき、自分の手札をなくせばあがりです。
あがるのが早かった順に「大富豪」「富豪」…「大貧民」と役職が決まっていき、2戦目以降は階級の高い人に有利なカードを渡してからのゲームスタートとなります。
呼び方について
このゲームのことは「大富豪」と呼ぶ場合と「大貧民」と呼ぶ場合があります。
この記事ではこれ以降「大富豪」で統一します。
ルール・遊び方
カードの強さ
カードの強さは以下の通りです。
ジョーカー>2>A>K>…>4>3
A、2、ジョーカー以外は数字の大きい順に強いということになります。
人数
3人~
特に制限はありませんが、ゲームを最大限に楽しむには3~5人がベストです。
ゲームの流れ
- プレイヤーに均等にカードを配り、ダイヤの3(ルールにより異なるマークの場合もある)を持っている人から順番にカードを出していく。
- カードが場に出ている場合、最後に出されたカードよりも強いカードを同数出さなければならない。
- カードを出せない場合は「パス」を宣言。全員がパスした場合は場を流して最後にカードを出した人から再びスタート。
- これを繰り返し、1位で上がった人は「大富豪」、2位は「富豪」、ビリは「大貧民」、ビリから2番目は「貧民」、それ以外は「平民」の役職が与えられる。
- 次のゲーム以降は「大富豪」と「大貧民」、「富豪」と「貧民」がカードを交換してからスタート。
- 第2戦以降は、「大貧民」からゲームスタートする。
階段
同じマークのカードを連続して強い順に3枚以上並べたものを「階段」と呼びます。
場に階段が出された場合はそれ以降の人も同数の階段で、それよりも強いものしか出すことができません。
また、場に階段が出ていない状態から急に階段を出すこともできません。
革命
同じ数字のカード4枚、もしくは階段で4枚以上を出した場合「革命」が起こります。
革命をした場合、それ以降はカードの強さがゲーム終了時まで逆転します。
ジョーカーは変わらず最強であるため、以下のような順番に変わります。
ジョーカー>3>4>5>…>A>2
ただし、再び革命をしてカードの強さを逆転(もとに戻す)することも可能です。
ジョーカー
ジョーカーは単体としてだけでなく、他のカードの代わりとして出すこともできます。
例えば、2とジョーカーを同時に出せば2のダブル、
「4,5,6」の階段を出したい場合にジョーカーを使って「4、ジョーカー、6」とすることも可能です。
また、ジョーカーは前述の通り最強の単体カードですが、♠の3(スぺ3)だけはジョーカーに勝つことができます。
8切り
8をその場に出した場合は、強制的に場を流す。
8を出したプレイヤーは場が流れた後に好きなカードを出すことができます。
しばり
直前に出されたカードと同じマークのカードが出された場合、場が流れるまではそのマークのカードしか出すことができません。
ジョーカーを含む手でしばりは発生しませんが、しばり発生後にジョーカーをそのマークと見なして使うことはできます。
反則あがり
大富豪には、あがる際に出してはいけないカードがあります。
最後に出すことが禁じられているカードは以下の通りです。
- ジョーカー
- 2(通常時)
- 3(革命時)
- 8
なお、ジョーカーは組み合わせで使った場合、組み合わせに使ったカードが反則でなければ問題ありません。
また8を含めた階段の場合も反則にはなりません。
カード交換の方法
2戦目以降のカード交換は「大富豪」と「大貧民」の間で2枚、「富豪」と「貧民」の間で1枚ずつ行います。
「富豪」と名の付く人は好きなカードを選択し、「貧民」と名のつく人は無条件で強いカードを渡さなければなりません。
ローカルルール(地方ルール)もある!
大富豪には、ここまでで説明した基本ルールの他に、「ローカルルール」と呼ばれる特殊ルールもあります。
5飛び(ごっとび)
UNOで言う「スキップ」です。
5を出した場合は次のプレイヤーはカードを出すことができず、その次のプレイヤーに出す権利が移ります。
5を出した枚数だけスキップ効果が重なります。
7渡し(ななわたし)
7を出した枚数だけ、手札から次のプレイヤーにカードを渡すことができます。
10捨て(じゅっすて)
10を出した枚数だけ、手札からカードを捨てることができます。
イレブンバック
場に11(J)を含むカードを出した場合は、そのカードが流れるまでは強弱が逆転します。
都落ち
前回のゲームで大富豪だった人が大富豪になれなかった場合、その人はゲームから排除されて強制的に大貧民になります。
大富豪が面白い!その魅力とは?
ゲームとしてのバランスが良い
大富豪の面白さの秘訣は、そのバランスの良さにあります。
まずは「運」と「実力」のバランス。
運でほぼ勝敗が決まってしまうほどではなく、また反対に実力のある人が勝ち続けられるわけでもありません。
どんなに頭が良くてどんなに慣れていても、最初の手札やゲーム展開によって全く勝敗がわからなくなりますからね。
また「ガチ度」のバランスもあります。
本当に勝負としてアツいゲームを繰り広げることもできるし、みんなでワイワイ遊ぶこともできる。
なんせルール自体は非常に単純ですからね。
基本ルールに地方ルールを混ぜてカスタマイズすることでゲームの複雑さを調整することができるのも魅力の1つです。
心理戦
また、カードゲームにつきものの心理戦要素もあります。
出せるカードがないのに「持ってるけどあえて出さない感」を出して他のプレイヤーをけん制したり、
手札を見たときの周りのリアクションからその良し悪しを予想したり。
このゲームのキモになるのがカードの強さが逆転する「革命」。
「革命」はゲームの優劣が一気に逆転しうるので、駆け引きの要素としても使われやすいですね。
大富豪がある程度勝利への道筋を作り始めたであろうタイミングで革命して、ポカンとした表情見るのとかたまらない。
謎のノリができる
大富豪を長い時間続けていると、訳の分からないノリができるときがあります。
特に夜遅い時間にプレイする場合。
あとで考えると何が面白いのかまったくわからないようなノリになりますね。
ちなみに先日やった時は、革命を起こしたり逆転できそうな雰囲気になると『レ・ミゼラブル』の「民衆の歌」を歌う流れができました。(「革命」のイメージから)
こうやって文字にすると意味不明ですけど、やっている時はケタケタ笑って楽しいんですよね。笑
ゲームの回転がはやく、変動が激しい
大富豪で大貧民や貧民になってしまうと、ゲームがはじまる前から強いカードを渡す必要があります。
でも、だからといって負け続けるかと言ったらそういう訳でもないんですよね。
革命がおきたり、都落ちで大富豪が一気に陥落したり、変動が激しい。
また1ゲームも数分程度なので、負けている人がずっと大貧民のまま…ということもめったにありません。
勝っている人はいつ落とされるかわからないし、負けていても逆転のチャンスが転がっている。
常にみんながドキドキしながら楽しめるのが大富豪です。
無料スマホアプリもおすすめ
学生時代ならまだしも、大富豪をするためになかなか集まれなかったりしますよね。
せっかく久しぶりに集まったならトランプじゃなくて近況報告とかしたいし。笑
そんな時に便利なのがアプリです。
大富豪アプリ、けっこうな数出ています。
その中でも特におススメはこちら。
大富豪 Online(大富豪オンライン)
『大富豪 Online』ではその名の通り、全国のプレイヤーと大富豪をオンラインで楽しむことができます。
このゲームの特筆すべき点は「ルールカスタマイズ」。
ローカルルールを含む50以上のルール設定を細かく設定して、そのルールでプレイする部屋を作成する機能がついています。
またすでに立っている部屋から自分の好みに合ったルールを採用しているところを選んで参加することも可能。
よっぽどマニアックなルールでもない限り、サクッとマッチングしてすぐにゲームを開始することができます。
また操作も直感的で動きもサクサクなので、ストレスなく快適なプレイ。
※ダウンロードはこちらから(『大富豪 Online』の公式ページに飛びます)
さいごに
いかがでしたか?
学生時代に大富豪をやっていた方はちょっとやりたくなってきちゃったんじゃないでしょうか?
久しぶりに友達と会って、オンラインアプリで、大富豪を楽しんでみてはいかがでしょうか。
また、まだやったことがないという方も、色んな場面で楽しめるゲームなので是非挑戦してみてください。
つぎにおススメ!
・【トランプゲーム15選】誰かさんのせいでトランプやりたくなったので懐かしの遊び方を紹介