こんにちは、アフリカ在住ブロガーのぴかりん(@dujtcr77)です。
元気ですか?
元気?
あ、しつこいですか?
実はルワンダだとこれ、ふつうなんです!
何度も「元気?」と聞くルワンダ
ルワンダでは、こんな会話の流れが珍しくありません。
(ヒカル、元気)?
(元気だぜ!)
(良い感じ?)
ニュアンスの違いなどはありますが、ルワンダでは「元気?」と聞くための表現が以下のようにたくさんあります。
- アマクール?
- ビッテ?
- ウメズッテ?
- メゼネーザ?
- ビラジェンダ?
なぜ、このような文化…という難しい話は置いといて、今回言いたいのはこの文化いいよなあってこと。
話しかけるハードルが低い!
「元気?」って当たり前のように話しかける習慣があると、
話しかけるためのハードルがものすごく低くなります。
最近ルワンダに来て感じるのは、
1日パソコンに向かっていた日とルワンダ人とがっつり交流した日だと後者の方が1日の終わりに気持ち良いということ。
「今日も生きたな~」って感じがするんです。
なので最近は意識的にネットに繋がない時間も作るようにしています。
さてさて、今日はもう少し仕事をしたら村でオフラインの生活をしよう。
ネットつながってると人とつながりにくくなっちゃうからこういう時間大事にね。— ぴかりん@アフリカ在住ブロガー (@dujtcr77) 2017年1月26日
やっぱ人間ある程度のリアルなコミュニケーションは必要だと思うんですよ。
そう考えると、お店の人でも近所の人でも気軽に「元気?」って話しかけられる環境はとても大事です。
日本で知らない人に急に話しかけたらけっこうな確率で怪訝なされますよね。
オジサンが少女に「元気?」なんて聞いてたら最悪、通報じゃないかな。
間が持つ
知人と道ですれ違ったりお店でふと出会ったとき。
あまり話したことがない人だと何話せば良いかわからない場合があります。
道で遭遇して、握手して、バイバイする。
「おはよう」とか「こんにちは」だけだと間が持たないんですね。
そんな時に便利なのが「元気?」です。
「おはよう」
「おはよう、元気?」
「おう元気元気!そっちは?」
「元気だよ。調子どうよ?」
「バッチシ!」
みたいなやり取りをしてればうまく間を埋めることができます。
話のきっかけに使える
ルワンダ人はほとんどの場合「元気?」という問いかけに対して「元気」と答えます。
でも私はときどき「めっちゃお腹いたい」とか「死にそう(笑)」とか答えるようにしてる。
そうすると「どうしたの!?」って自然に会話を続けることが出来るんですよ。
そんなことしないでも普通に話展開すればいいじゃん!
て感じですが、こちらに来たときは特に言語の問題もあってうまく話を続けられなかったので、
重要なパターンのひとつとして使っていました。
あと、こうすることで意外な発見もあるんです。
例えば…
・風邪を引いたというと多くの人が「スポーツをすれば治るよ」って言う。
⇒ルワンダ人は風邪には運動が効くと思っているようだ!
・すぐに「薬は飲んだの?」って聞いてくる。
⇒病院じゃなくて薬に頼りがちなのか。近くにちゃんとした病院がないからとりあえず薬を飲むしかないのかな?
日本でももうちょっと会話増えたらいいな
とにかくこの「元気?」って聞いてすぐコミュニケーションはじまっちゃう雰囲気が好きなんですよね。
日本にはあまりない文化なのでルワンダに来たときは少し戸惑いました。
正直、面倒くさいと思ったことも1度や2度じゃありません。
でも不思議なもんですね、今は心地良いです。
(今でも急いでるときはさっと切り上げたりしますが…)
先日日本に一時帰国した時に電車でかわいい赤ちゃんがいて、
遊びたかったけど「お母さんびっくりするかな?」って考えたり周りの目も気になってスルーしちゃいました。
ルワンダだと即近づくんですけどね。
自分が考えすぎなのか、国の雰囲気がそうさせたのか。
ルワンダの良い所を切り取って日本に押し付ける、
もしくはその逆をするつもりは基本的にないです。
でも日本ももうちょっとコミュニケーションとっても良いのかなと思ってます。
つぎにおススメ!
・紙芝居「ルワンダに住むエリックくん」~何もかもはできなくとも、何かはきっとできる~
・【パターン別】ルワンダでのデートプランを割と真面目に考えてみた