協力隊-日常

意外と体育会系なルワンダの飲み会!「え、オマエ何帰ろうとしてんの?」

日本とルワンダ、ひとつひとつ挙げて行けばキリがないほど相違点がありますが、飲み会での暗黙のルールもその例外ではありません。

今回は日本と違うなあ、というルワンダの飲み会での掟を紹介します!

私の経験から気が付いたことで、ルワンダ全体のルールと言うワケではありません。

掟その1:割り勘なんて邪道!誘ったやつがおごれ!

はじめてルワンダ人と飲んだ時のこと。

お会計でお金を払おうとしたら1人が「ここは俺が払う」とお金を受け取ってくれませんでした。

その時は「来たばかりでお客さん扱いされているのかな?」と思っていましたが、3回目の飲み会では私がおごることに。

その後も何度か飲み会を重ねてなんとなくルールがわかってきました。

ルワンダ飲み会での支払いルール
・メンバーのホスト的な人間(誘った人だったり、パーティーの主催者 など)がおごる。
・平等な立場だったら交互におごる。

てな感じでルワンダでは日本みたいに仕切り役が請求書をもらって「1人○○円でー!」みたいなシーンはめったに見られません。

掟その2:ドロンは許さねえ!最後まで付き合え!

同僚の出産パーティーに招待された時のこと。

かなりの長丁場で終わりが見えず、疲れていた私は先に帰ろうとしました。

すると一緒に来た同僚は「俺が飲み終わるまで待ってて」と言い帰してくれませんでした。

また先日もフラッとバーに顔出したら知り合いがいたので「1杯だけ」と思って隣に座って飲んでいました。

もともと長居するつもりもなかったのでサクッと1杯飲んで帰ろうとすると、

「どうして俺のグラスにまだビールが残っているのに帰るんだ?」

と責めるでもなく真顔で聞いてきました。

ルワンダでは「じゃ、オイラはこのへんでドロンします!」みたいな軽いノリではなかなか帰れません。

掟その3:勧められたビールは断るな!

日本でも体育会系の集団はそうかもしれませんが、基本的に勧められたお酒を断るのはNG。

パーティーなどで持ってきてくれたお酒を「もうこの辺で…」と断ろうもんなら場全体をガッカリ感が支配します。

ボトルを空にすると次のお酒が勝手に来てしまうので、あまり量を飲みたくない人はゆっくり飲んでできるだけボトルを空にしないようにしましょう。

自分の身体と場の空気をどっちも壊さない工夫が大事

なんとなく他の国に来ていると、相手の文化を否定してしまう気がして断りづらいんです。

でも相手の文化を飲み込むことだけが理解ではないので、時にはしっかり断ったり、場の空気を壊さないようにうまくすり抜けたりして体を大切にしなきゃいけませんねー。

ルワンダに来てから何故か酒にめちゃめちゃ弱くなったから最近は基本ゆっくり飲んでます。

あと早く帰りたい時は早朝から日本の関係者とイナーマ(ミーティング)があることにしてます。(関係者って誰やねん。笑)

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