DApps・ブロックチェーンゲーム

7Chain(セブンチェーン)とは?ガチャに透明性をもたらすブロックチェーンゲームプラットフォーム

こんにちは、会計士ブロガーの根本(@dujtcr77)です。

ブロックチェーンゲーマーの中には、ソシャゲをプレイしたことのある方も多いと思います。

ソシャゲで定番のガチャ。

「これ確率操作してない?」

「本当に表記通りの確率なの?」

ガチャにおける確率に、このように疑問や疑念を持ちながらプレイしていませんでしたか?

実際に『アナザーエデン』というゲームでは確率操作していることが発覚した事例もあります。

>>>『アナザーエデン』でガチャ確率操作で謝罪、特定条件で再抽選が内部で行われる仕組みに

これではゲームをする人は不利益を被ってしまう可能性があります。

また、このような事例が1つあると「他のゲームでも操作しているのでは…」と信用できなくなってしまいますよね。

今回はこのような「ガチャが抱える闇」をブロックチェーン技術で解決する『7Chain(セブンチェーン)』を紹介します。

7Chain(セブンチェーン)とは

概要

7ChainはNumbers21 Pte Ltd(本社:Singapore)が開発する世界初RNGブロックチェーンゲームプラットフォームです。

RNGというのは「Random Number Generation」で、乱数生成などと訳されます。

ガチャやカジノなどにおいて確率分布に応じて乱数を生成するプログラムのことです。

ガチャに限定してもっとざっくり言うと、「一定の確率に設定されたアイテムからランダムに結果を決める」ためのプログラムといったところです。

▼(参考)公式のデモ動画▼

これまでのガチャの問題

冒頭でも触れたように、従来のガチャは、

  • 本当に表記された確率通りなのか
  • 本当にランダムなのか(恣意的に決定されてないか)

などという点に疑問が残りました。

また、特定のアイテムの出現確率を極端に低くすることでゲーム会社は容易に収益を高め、ユーザーは多額の資金をつぎ込んでしまうといった問題もあります。

7Chainの解決

7Chainはこのように不透明なガチャシステムやガチャへ極端に依存するビジネスモデルを問題視し、プロジェクトを立ち上げました。

もしゲームユーザーが直接ゲームの確率生成に参加できるのであればまたそのすべてのプロセスをSmart Contractを利用してブロックチェーンに永遠に保存することができるのであればもっと透明なゲームの未来がくるのではないでしょうか。

引用:7Chainプロジェクトの始まりとは?! | Medium

ユーザーがガチャの確率生成に参加し、またブロックチェーン技術の応用により透明性を高めることで、より信頼感のあるゲームの未来を確保したいという素晴らしいアイデアです。

7Chainはどのように活用される?

7Chainは既存のモバイルゲームと提携し、他社の開発したゲームに導入していく予定。

既にゲーム会社との提携も進んでおり、今後もこのような提携を通じて様々なゲームのガチャに応用されると予想されます↓

7Chain(セブンチェーン)のメインプラットフォームはEOS

技術的な話に興味のない方はこの章は飛ばしても大丈夫です! 

7ChainはEOS上で動いています。

他に考えられるプラットフォームは代表的なイーサリアムなどですね。

現状、処理速度やスケーラビリティ、セキュリティなど一長一短であり唯一絶対のプラットフォームは存在しません。

7Chainでは、EOSの以下のような点が適していると判断してEOSを採用することにしました。

  • EOSは処理スピードがはやい
  • 拡張性で勝る
  • 取引手数料(Gas代)がかからない

より詳しく知りたい方は「7ChainがEOS選択した理由 | Medium」をどうぞ。

プレゼントキャンペーンも実施中

現在、7Chain日本公式アカウント限定のプレゼント企画も実施中です↓(~10月21日)

まとめ

まだ詳細がはっきりしない部分もありますが、ゲーム業界が抱えるガチャ問題の解決という理念は非常に共感するところで、情報を追っていきたいと思います。

チームメンバーもゲーム業界のベテランが揃っているようで、地に足のついたプロジェクトになるのではないかと期待しています。

▼7Chainをチェックしてみる▼

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