もしも僕たちボランティアがドラえもんの「ひみつ道具」を使いたい放題だったら

「こんなこといいな できたらいいな」

これはドラえもん主題歌『ドラえもんのうた』の一節です。

途上国でボランティアをしていると、「こんなことできたらな」と思う場面に数多く遭遇します。

じゃあもし、そんな場面でドラえもんの「ひみつ道具」が使い放題だったらすべて上手くいくのでしょうか?

ボランティアに起きそうな問題をひみつ道具でひたすら解決していってみましょう。

言葉が通じない

ほんやくコンニャク

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まあコレじゃないですか?最初は。

私のように青年海外協力隊の場合であれば特に、今まで勉強したこともないローカル言語をゼロから学習する必要があります。

ルワンダの場合も、首都キガリなどは英語を話せる人は多いものの、田舎に行くとルワンダのローカル言語である「キニアルワンダ」しか話せない人がほとんどです。
そのため円滑に活動を進めるためにはキニアルワンダのの習得がマストになります。

「喋れないから何もできない」なんてのは言い訳にしかなりませんが、やはり言語は出来るにこしたことはありません。

ほんやくコンニャクアイス味

ルワンダみたいに暑い国だったらこっちの「アイス味」の方が良いかもしれませんね。笑

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交通の便が悪い

どこでもドア

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途上国の多くの場所ではインフラ整備が十分ではなく、その一つに「交通インフラ」が挙げられます。

私の任地にはバスが1日1本程度しか通っておらず、またルワンダ隊はバイクを使用できないので非常に交通の便が非常に悪い。

また仮にバスが通っていたとしても運転マナーがなっていなかったり、車両の整備が不十分だったりと危険が伴うので頻繁に使用するのは気が進みません。

こんな問題、『どこでもドア』があれば一発で解決ですね。

ルワンダ国内はおろか、こっそり日本行ってラーメン食べて帰ってくることだってできちゃいます。(違法)

水不足

どこでもじゃ口

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協力隊が派遣されるような国、特に地方には水道が通っていないことも珍しくありません。

私の任地も例外ではなく、生活の水は雨水頼り。

しかし5月からの約4か月まったく雨が降りませんでした。

乾季が始まって1か月ほどで貯水タンクの水が尽きてしまい、毎週タウンから水を大量に購入しています。

『どこでもじゃ口』があれば、まず水には困りませんね。

判断に迷う

〇×占い

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「自分たちがやろうとしていることは正しいのか?」
「本当に住民たちは喜んでくれるのだろうか?」
「そもそも上手く行かないかも?」

ボランティアは普段の生活から活動まで、あらゆる場面で迷いが生じます。

<迷うのが仕事>といっても過言ではないくらい迷います。

そんな時に『〇×占い』があれば、〇か×かの問いには100%正しいほうで答えてくれます。

お金が足りない

フエール銀行

ボランティアが遭遇する多くの困難は、お金で解決できることも多い。

『フエール銀行』を使えば、普通預金であれば1時間で10%の金利が付きます。

たった1円預け入れるだけで、1週間後には約900万円になる計算。

これを使い続ければジンバブエ並みのインフレも夢じゃありませんね。

病院が近くにない

お医しゃさんカバン

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途上国では日本みたいに、病気になったり怪我をしてもすぐに救急車が駆けつけてくれたり、近くに病院があるわけではありません。

『お医者さんカバン』と『どこでもドア』をコンボで使えばとりあえずの対処は迅速にできそうです。

そもそもこれがあれば

もしもボックス、ウソ800

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「もしもこんなことがあったら」と話すだけでその通りになる電話ボックス、『もしもボックス』。

言ったことが全て反対になる『ウソ800』。

反則級に万能なこの2つのひみつ道具。

どちらかがあればどんな問題も解決出来てしまいますよね…。

結局私たちが求めるものって…

ここまで見てきていかがだったでしょうか?

ドラえもんの「ひみつ道具」を使い放題のボランティアって楽しそうですか?

私はあまり魅力を感じませんでした。

色々な問題を抱えている今、こんな道具が使えたら最初は楽しいかもしれない。けど必ずどこかで「なんか違う」って気持ちになる気がします。

同じように感じた方も多いのではないでしょうか。

結局ボランティアはなんだかんだ言って困難に直面したり、悩んだりするのが好きな人種なのかもしれません。

「現地住民たちと一緒になって泣いたり笑ったりしながら成長していく」か、「発展のためなら手段を選ばず常に合理的な方法を選択する」か。

ボランティアを「自己満足」で終わらせないためには自分の感情を抜きにした判断をしなければならない部分もあると思います。

しかしなんでもかんでもポンポンと解決していってしまっては、気が付いたときには取り返しのつかないような恐ろしい世界になってしまうような気がしてコワいですね。

悩んだり上手く行かないことがあっても、それがボランティアの醍醐味だと思って焦らずゆっくりやっていきましょう。

余談

『もしもボックス』を使って、

「すべての生物たちが満足するような世の中だったら」

って言ったらどんな世界になるのか気になりますね。

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