【女子大生ルワンダ滞在記】レストラン「Asian Kitchen」で6か月のインターンを終えて。

※最終更新 2017年3月25日(記事下部にて、応募情報を更新しました)

こんにちは、ルワンダで青年海外協力隊として活動している根本(@dujtcr77)です.。

今回は、タイを中心とした本格的なアジア料理が楽しめるレストラン「Asian Kitchen(アジアンキッチン)」での6か月間のインターンを終え、

今週日本に帰国予定の”ポンちゃん”こと遠藤麻鈴さんにインタビューをしてきました!

プロフィール

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名前:遠藤麻鈴(写真左)

あだ名:ぽん

所属:明治大学3年国際日本学部休学中。4月から4年生。

座右の銘:世界は愛で溢れてる。

夢:人の心に国境のない世界をつくること

ブログ:ぽんこつルワンダ日記

インタビュースタート!

人の心に国境のない世界を

― 座右の銘は「世界は愛で溢れている。」ってめちゃめちゃ素敵だけど、自分の言葉?

はい。もともと「愛」っていう言葉は好きで、人の優しさとかつながりみたいなものを大切にしてたんです。

はじめて海外に行ったのが大学1年生の時のカンボジアで、「ぼったくられないかな」「危険なんじゃないか」って怯えながら行ったんです。
でも行ったらみんな良い人で。

意外と世界は怖くないし良い人がたくさんいるなあって。

それを心にとどめておくと、世界は愛とか優しさに溢れているんだっていうことに気が付くことが多いんです。

― それとポンちゃんの「人の心に国境のない世界をつくること」っていう夢は繋がってるの?

繋がってますね。
国によって区別はあるけど、人っていうのは根本的に愛に溢れた存在なんだよ、という事を伝えていきたいと思っています。

AIESECという団体に所属していて、私もそれを使って海外に行ったし、
逆に海外の学生を日本の企業で受け入れるための仲介をしてたんですよね。
外国人が来た時と、帰っていくときの変化が面白いんです。

最初は「なんか外国人きたぞ」って雰囲気なんですけど、
3か月後とか6か月後に帰る時はもう「家族」になってるんですよね。

みんな泣いていたり、帰る学生に対して「また帰って来てね」「ここはあなたの家だから」みたいな言葉が飛び交っていて。

人間国籍じゃないなって思いました。

「アフリカ」×「食」

― ここでのインターンを選んだのはどういった経緯?

もともとアフリカに行きたいとはずっと思っていて、
かつ「食」という分野にずっと興味があったので、
「アフリカ」×「食」という条件でインターン先を探していました。

実家が「冨久屋」というコロッケ屋さん(※)で、
小さいころから見ていて、「食べる事で人って笑顔になるんだな~」ということが無意識に頭の中にあったんです。

※東京都目黒区にある、50年続く伝統のお店。(Facebookページ)

― アフリカにこだわったのどうして?

「人の心に国境のない世界をつくること」なんてことを言っておきながら、
自分自身アフリカに対して壁を感じていたんです。

友達もいないし、危険そうで、コワいところなんじゃないかって思っていました。

こんな夢を持っているのに、アフリカに行ったこともないままマイナスイメージを抱いているのが苦しかったんですよね。
「どうにかしなきゃな!」と思って。

― なるほどね…確かに自分が心の壁持ってたら説得力に欠けちゃうもんね。

そうですね。

ちなみにルワンダという国を選んだのはたまたまです。
今ではこの国で良かったと思ってるんですけど、それまではアフリカのどこの国がどんな風か知らなかったので。

「食」と「アフリカ」という条件で探していて、
なかなか当てはまる条件がないなか、たまたま先輩がFacebookでシェアしていた
ASIAN KITCHEN「インターン生募集」の投稿をみて、
すぐさま社長の千紗さんにダイレクトメッセージしたのを覚えています。

リアルな話をすると、住居提供&給与あり。の待遇は大きかったです。
アフリカの企業インターンは無給が多い。
逆にインターン費用を支払わなければいけない企業もある。

給与をいただけるということは、「経験をさせてもらえる」という受け身なだけではなくて、
自分がそれ以上の価値を生み出さなければいけない。

という認識だったので、お金を頂けるという条件はマインド面においても大きな判断材料になりました。

幅広い仕事が自信につながった

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― レストランではどんな仕事をやっていたの?

もともと料理やデザインが好きだったので、
メニュー開発、メニューや催促物のデザインを中心に行っていました。

でも得意なことだけでなく、
財務関係、オペレーション管理、スタッフのマネジメント、接客、在庫管理などなど
経営に関わることまでかなり幅広い仕事を任せてもらいました。
特にお金周りやオペレーションは苦手意識が強かったので、
あじきちで経験できたことがかなり自信に変わりました。

やりたい!と言ったことは、基本あじきちのためになるものであれば
自分で責任持ってやることができる裁量権があります。
ビジョン策定ミーティング、自社デリバリー、売上データのIT化などなど、
未熟でしたが、自分発信で様々なことに挑戦する機会を頂けました。

社長からも、常に厳しめのフィードバックをもらえるので、
自分がどの位置にいるのか、何ができて何ができないのか、成長課題は何かが見極められます。

参考:1日の流れ

基本的には社長の唐渡 千紗さんと分業しながら仕事をしているのですが、
働く時間帯は日によって変わります。

9:00~
出社。朝の5分間ミーティング
その後、業務スタート。
仕込みのチェック及び手伝い、人手が足りている時はデザインや事務系の業務など。

14:00~
ランチの営業が落ち着いてきたら時間をみつけてまかないランチ。

16:00~
スタッフ交代、引き継ぎなど
夜も基本的にランチタイムと業務内容はおなじ。
空いている時間で新メニュー開発なども。

22:00
ラストオーダー。
お客さんがいなくなり次第、閉店・帰宅。

― 休日は決まってる?

基本的に週に1日です。
休みの日は自由にルワンダを飛び回っておりました。

たまには2日連続でお休みを頂いて、南部の方に泊まりにいったり
「恋するフォーチュンクッキー Rwanda ver.」の撮影、
DMM.Africaのビジネスコンテスト参加、

小学校でプレゼンさせてもらったり、友人の家に遊びに行ったり。
アカゲラ国立公園や虐殺記念館訪問などの観光もさせてもらえました。

あじきちは基本毎日忙しく、やることも山のようにあるのですが
ちゃんと休みをもらえてリフレッシュできたのはとてもありがたかったです。

「信頼関係」で困難を乗り越えた

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― アジキチでのインターンで、どんなところが難しかった?

日本との食材の違い、お客さんとの英語のやりとり、予想できないお客さんの数。
多発する断水や停電。壊れるトイレ。野菜の値上げや食品の輸入。
海外での飲食店経営の難しさは常に感じていました。

その中でも個人的には、ルワンダ人スタッフのマネジメントに苦戦しました。
全員が全員というわけではないのですが、基本自分が悪いのを認めようとしない、
モチベーションの上げ下げが激しい、言葉が通じない、完全に他責的。。

最初は全然いうこと聞いてくれませんでした。
それに加え、私は嫌われるのが怖くて「注意する」「叱る」ということが苦手だったので、
そこのギャップに苦しんでた時期がありました。

― なるほどね~、どうやって乗り越えたの?

結局は信頼関係なのかな、と思います。
自分が誰よりも働く、みんながやりたがらないことをやる、
誰かが困っていたり助けが必要だったら率先して助けに行く、
不満や正直な意見をちゃんと向き合って聞いてあげる。

時間がかかる人もいましたが、
「この人はちゃんと自分たちのこと見てくれている」
そう思ってもらえてから、距離がぐっと縮まりました。

本音を言ってくれるようになったし、注意しても聞いてくれるようになったし、
本気でキレて険悪な雰囲気になっても、翌日には仲直りできる関係になりました。
「ぽんのいうことなら信じるよ」
そういってもらえる信頼関係が築けたのは大きかったです。

インターン生は、マネージャーとスタッフの掛け渡し役、
いわば中間管理層というやつだと認識しています。
マネージャーの意見や決め事を噛み砕いてスタッフに理解してもらい、
彼らの本音をちゃんと引き出し、気持ち良く仕事をしてもらう。

あじきちでの経験のおかげで、異国においても価値観も文化も違う国籍の人たちでも、
根本的なマネジメントの仕方は変わらないんだという確信を持つことができました。

アジアンキッチンのインターンで得られるモノ

― 色々と貴重な経験ができたね!アジアンキッチンでインターンをするメリットって、他にどんなことがあるかな?

いま思いつくだけでもたくさんあります。

  • 「経営」という視点を間近で学べること
  • 社長との距離が近く、仕事の流儀を吸収できること
  • 裁量権持って自分がやりたいことに挑戦させてもらえること
  • スタッフが本当に個性豊かで愛情溢れる人たちなこと
  • お客様が世界中から集まるグローバルさ
  • 多方面からのフィードバックを頂けること
  • ルワンダにいながら美味しいごはんが食べられること
  • アフリカインターンでは珍しい給与付与型インターン
  • 自分の得意を活かせる仕事ができること
  • お店も、社長も、スタッフも、ルワンダもとにかく素敵

 

世界食堂(仮)!?

― これからはどんなことをしていく予定?

やはり飲食は楽しい。リアルビジネスは面白いです。
自分たちが生み出したサービスや商品が目の前で消費されて、
その場で反応がわかる。
顧客の声が目の前にある。
「人」との関わりが色濃く残るのもリアルビジネスの良さ。

あじきち社長、千紗さんの毎日本気で働く姿をみて。
あじきちが、日々進化していくのを目の当たりにして。
たくさんのお客さんが笑顔になってくれるのを間近で見て。
「いつかわたしも、自分が生み出したもので人を幸せにしたい。」
そう強く思うようになりました。

それが起業なのか、事業をつくるのか、飲食店なのか、
まだまだ定まりませんが、
とりあえず年末から来年3月頃までに期間限定で、
いまオーストラリアで奮闘する同志と共に「世界食堂(仮)」を開業する予定です。
コンセプト、期間、場所、内容はブログで後々公開します。

あじきちのように、世界中のお客さんから愛されて
人を笑顔にできる空間にしたいなと思っています。

さいごに

ルワンダに来る前は色んな葛藤がありました。
この選択でいいのか。就活したほうがいいんじゃないか。
アフリカは安全なのか。新しい環境でうまくやっていけるか。

自分の夢に向かうには遠回りだったかもしれないけど、
ルワンダという地で、半年間やり切れたこと。
そしてこの遠回りは絶対にこれからの自分の糧になる。
そう確信できるものとなりました。

自分の人生に迷っている人。
ちょっとくらい寄り道してみてもいいんじゃないでしょうか。
遠回りしてみたら、意外と新しい発見や出会いがある。
長い目でみたら、意外と近道になっているかもしれない。

ルワンダは、あじきちは、そんなあなたを受け入れてくれます。
毎日悩みも忘れるくらい熱中できます。
本気で経営する社長と、本気で日々を生きるスタッフに囲まれて、
ただ日々を過ごすことが馬鹿らしくなります。

私は来週に半年間のインターンシップを終え、
次期インターン生にバトンを渡します。
そして来年夏、またここに訪れようと思っています。

大きくなっていく、ASIAN KITCHENの成長を
いっしょに創っていく同志を募集しています。

インターン生募集中!!(2017年3月25日情報更新)

アジアンキッチンでは、2017年春からインターンとして働いてくれる方を募集しています。
(特に、2017年6月を含めた期間で働ける方歓迎)

「ルワンダで短期インターンをやってみたい」
「将来アフリカでビジネスをするためにガッツリ長期で修業がしたい」

など、相談は必要になりますが色んなインターン生を広く募集中。

ポンちゃんのように最初は迷いや葛藤はあるかもしれませんが、
きっと「来て良かった」と思える職場です!

やる気とガッツに溢れるあなた、そのパワーをルワンダにぶつけてみませんか!?

お問い合わせ

■「インターンに応募したい!社長に話を聞きたい!」という方はこちら⇒
ASIAN KITCHENオーナー
唐渡千紗
■「インターンの詳細をフランクに聞いてみたい!」という方はこちら⇒
ASIAN KITCHEN インターン生
遠藤麻鈴

 

 

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