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『人生ゲーム』で本当の人生学んじゃった話

こんにちは。根本(@dujtcr77)です。

私は『人生ゲーム』というゲームが大好きで、子供のころよく友達とプレイしていました。

実はこのゲームでのある出来事がきっかけで、考え方が大きく変わったんです。

人生ゲームとは?

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このゲームをご存知ない方もいると思うので簡単に説明させて頂きます。

『人生ゲーム』とは、すごろく形式のボードゲームです。

ルーレットを回してマスごとに用意された様々なイベントをこなしながら、進学、就職、結婚、出産…と実際の人生のような道を歩んでいきます。

基本的には最後に一番お金を持っていたプレイヤーの勝ちです。

家庭用ゲーム機やアプリにもなっていますね。

『DX人生ゲーム2』をプレイした小学生時代

小学生のとき、仲の良い友達の家でプレイステーションの『DX人生ゲーム2』をよくプレイしていました。

ほとんど運が勝敗を握るゲームなので、勝つときもあれば負ける時もある。

まさに「人生、山あり谷あり」といった感じでした。

裏ワザを知る

しかしある日、とんでもない裏ワザを知ることになります。

それは最初の名前設定の際に自分の名前を「タカラ!?」にすると最初からすべてのパラメータが最大で、お金もMAX。

「これを使えば絶対に負けないじゃないか!」

根本少年は興奮してさっそく友達の家に行って人生ゲームをやりました。

結果は圧勝。当然ですよね。
すべての選択が悪い方向に進んだって負けるはずがありません。

プレイ中に感じた違和感

名前を「タカラ!?」にして本当に最初からすべての数値が最大だったときは興奮しました。

でも何かおかしい。

そう…なんか全然面白くない。

ルーレットで1が出ようが8が出ようがどうでも良い。
悪いマスに止まっても痛くもかゆくもない。
まったくドキドキしないんです。

人生ゲームの醍醐味である、
「頼む、あのマスだけには止まりたくない…アアァー!なんでだよ!」とか
「よっしゃー!逆転!!」

みたいな楽しみがないわけです。

人生の満足度はどうやって決まる?

今までの価値観がひっくり返る

裏ワザにより今までで一番つまらない人生ゲームを体験した根本少年は子供ながらに気が付いてしまいます。

ラクしてお金持ちになっても人生面白くないんじゃない?
(このときは「お金持ち」=「スゴイ」だと思ってたのでお金持ち限定)

というかお金持ちになることそのものには大した意味がないんじゃないの?

よく人生は登山に例えられますがやっぱり登山だって同じです。

どんなに絶景であっても、なんの苦労もなくヘリコプターやロープウェイで頂上まで来た人と、
足がパンパンになりながら、高山病になりながら、苦労して自分の足で登った人では見える景色が違うはずです。

つまり高い所に到達することそのものに大きな意味があるという訳ではなく、
登るまでのプロセスと、その先に見える頂上の景色をトータルしたものが登山の満足度になる。

人生の満足度は「高さ」ではなく「歩いた距離」×「高さ」

この経験から考えた結果たどり着いた結論は、人生の満足度は「歩いた距離」×「高さ」で決まるんじゃないかということ。

例えばスポーツ選手の場合。

「歩いた距離」は練習「高さ」は試合の結果です。

練習だけをひたすらしていても報われないと悲しいし、例えオリンピックで金メダルを獲ったとしても練習を1回もしたことがなかったら感動は薄い。

練習も試合の結果もどちらもとても大切。

一生懸命練習して、やっとのことで手に入れた金メダル。
だから涙を流して喜ぶことが出来るんですよね、きっと。

これに気が付けばもはや無敵

この考え方が根付いてからは、無敵になりました。
マリオのスター状態です。

嫌な事や上手くいかない事があっても、もはやその先にある成功の前フリにしか感じない。

「この苦労のおかげでうまく行ったときはきっとメチャクチャ嬉しいぞ」

困難サンキュー!って感じです。笑

結果にこだわって登り続けたい

という訳で「頑張って手に入れた結果にこそ価値がある」的な割と月並みな結論となってしまいました(^_^;)

でもこれも、誰かに教わったワケでもなく、本で読んで鵜呑みにしたワケでもなく、自分の経験から考えてたどり着いた結論なので強く自分に根付いた考えとなっています。

国際協力もビジネスもブログも、「山あり谷あり」な道を楽しみながらゴールに向かっていきたいと思います!

 

つぎに読みたい⇒

人生がで「谷」まで転げ落ちてしまったとき、もう一度登る勇気をくれる本を読みました。

 

 

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