昨日はJICAの方たちと首都キガリで活動に関するミーティングがありました。
そこでスタッフの方に言われたこの言葉が非常に印象的でした。
「2年後に、お前何言ってんだ?って言われるようになっててね。」
それがあなたの価値だから
よく相談させて頂いているJICAのスタッフは、私が2年後にルワンダに戻って来てビジネスをしようとしている事を知っています。
冒頭の言葉は、それを知ったうえで私を、やろうとしているビジネスの事を考えて言ってくれたものでした。
この活動を終えた時に他の日本人とは違う景色が見えるようになっているはずだ。
そうでないといけない。
せっかく2年間ルワンダの農村で暮らして活動をするのに、一緒にビジネスをやろうとしている人たちと同じ景色を見ていてはいけない。
もしビジネスについて話している時にみんなが同じ景色を見て「いいね、いいね」と話が進んでしまうようでは危険だよ。
一緒に話をしていて、「お前何言ってんだ?」と言われるようになっていないといけない。
それが違う視点を持つという事。
それが根本さんの人材としての価値になるから。
正直、はじめは将来ビジネスをやろうとしていることを話すか迷っていました。
今やろうとしている活動もワークショップやお土産作りのようなザ・ボランティア活動ではなく、ビジネス寄りであまり前例のないものなので、
将来の自分のためにやっていると見なされ、下手したら反対されるかもしれないと思ったからです。
でもそれを隠して水面下でコソコソ準備をするのも気持ち悪かったので、思い切ってすべてを話しました。
結果として話して本当に良かったです。
もちろん青年海外協力隊という身分なので多くの制約がありますが、自分が属している組織の方の理解があると活動がやりやすくなるだけでなく、こんな貴重なアドバイスまで頂けました。
2年後に日本人でありながらルワンダ人の感覚も持つ、いい意味で変な奴になっていたいと思います。