日本にいる時からそうでしたが、笑いのない堅苦しい職場は苦手です。
ここルワンダでも、良い雰囲気作りのために笑って笑わせてとやっているうちに少しずつルワンダ人のツボがわかってきました。
こなれた現地語
普段同僚たちが使っているようなこなれたキニアルワンダ語を盗んで、ドヤ顔でマネをします。
すると
「ちょwwもうそんなキニアルワンダ使えんの?wwww」
と想像以上に盛り上がります。
ポイントは恥を捨てて完コピするか、逆にちょっと強調することです。
ドS攻撃
感覚的に、ルワンダ人にはMが多い気がしています。
なので攻撃的な発言や自己中心的な発言を冗談で言うと結構ウケます。
同僚が朝の挨拶「おはよう」だけで済ませて握手をしなかった時
ルワンダでは、基本的に挨拶は「おはよう」「こんにちは」などの言葉と共に握手をするのが一般的です。
しかしある日、1人の同僚が「おはよう」とだけ言って席につきました。
そこで他の同僚と一緒にその同僚をイジり倒しました。
「そのそっけない挨拶はジャパニーズスタイルだぞ!あんたいつからルワンダ人やめちまったんだ?俺たちルワンダ人は悲しいよ」
慌てて握手をしに来る同僚。
握手をしながら「ようこそルワンダへ」
これ鉄板です。
駄々をこねる
他の途上国でも似たようなもんかもしれませんが、同僚は何をするにもゆっくりしています。
お昼に行くのもいつも12時過ぎくらいに「お昼に行こうか」と言ってから十数分~数十分かかります。
とっくに空腹で早くご飯を食べたいものの、雰囲気を壊すのも嫌なのでここで
「聞いてくれ。俺は空腹だ。15分以内にお昼を食べないと…死ぬ」
と小学生のような発言をすると笑いながら「はいはい」って感じで言う事を聞いてくれます。
マネをする
相手の話し方や、ルワンダ人同士で何かをやっている時にそれをマネすると勝手に笑ってくれます。
ルワンダの歌を歌っている時とか、踊ってるときとか特にチャンスですね。
さいごに
以上見てきたように、ルワンダ人の笑いのツボは比較的浅いです。
この楽な笑いに慣れてしまい、帰国後にクソつまらない事を平気で言う体になってしまいそうです。
どうか皆さま、帰国後は温かく接してください。