途上国で自分を守るためには「守らない」ことが大切。コロンビア邦人殺害事件のような悲劇が2度と起きないために。

こんにちは、青年海外協力隊としてルワンダで活動中の根本(@dujtcr77)です。

今日とても悲しいニュースが流れてきました。

死亡は一橋大4年の井崎さんコロンビア、旅行中に強盗が銃撃

事件の概要

コロンビア第2の都市、中部メデジンで19日、一橋大学を休学して世界一周旅行中の井崎亮さん(22)が殺害された。

事件は19日午後4時ごろ発生。歩いていた際に2人組に携帯電話などを奪われた井崎さんは犯人を追い掛け、追い付いた際に撃たれた。銃弾2発を受けたという。

上記記事より引用

実は彼、世界1周旅行の過程で今年の7月にルワンダも訪れ、わたしの任地まで遊びに来てくれた子なんです。

今回はこの事件そのものについて言及するつもりはありません。

しかしこの事件の概要を知って、そして途上国に住んでいる立場から、
今後ほかの人が同じような事件にまきこまれないためにとても大切だと思うことをお話します。

命よりも優先して守るものなんてない

自分の命を守るために必要なことは、自分の命以外を「守らない」ことだと思うんです。

モノ・お金

途上国においてはモノやお金の絡んだハプニングはつきものです。

中には高価なものや大事にしているものもあるでしょう。
でも、命よりも大事なものなんてないはずです。

モノやお金を盗られても冷静になって自分の命と安全を最優先に考える。

そして、そもそもこういったハプニングに巻き込まれないように以下のようなことに心がけることも重要です。

  • 途上国になくなって困るものは極力持っていかない。
  • やむを得ず持っていく場合でも外では出さない。
  • 大金は持ち歩かない。

時間・約束

ルワンダもそうですが、途上国に行くと思った通りに物事が進まないことだらけです。

身近なところで言えばバスが遅れて予定通りの時間に目的地に着きそうにない、などですね。

時間や約束を守ることは人間としてとても大切なことです。
しかしそれも命あっての話。

時間に遅れそうだからいつも使わない交通手段を使う、
急いで安全確認を怠る、など危険を伴う行動はないようにしたいものです。

時間や仕事には出来るだけ余裕を持って行動することを心がけましょう。

プライド

途上国に行くと現地人にからかわれたり、
「バカにしてんのか」と思う事があります。

日本人として今まで築き上げてきたプライドを傷つけられ反応してしまうことも多い。

ここでカッとなって反応しても良いコトはありません。

ちゃんと話合ってわかりあう、無視をする、などその場に応じた適切な対応をとり、
自ら事件の種をまかないようにしましょう。

さいごに

自分の命を守るために、モノやお金・時間や約束・プライドは必ずしも守る必要はない。
なんでもないときに頭で考えると当たり前のようなことです。

でもとっさの時にこれらのことに固執しないのは意外と難しいものです。
命に比べたら優先すべきではないかもしれないけど、お金だって時間だってとても大切ですから。

この記事は、半分自分に向けて書きました。
私自身、ここに書いた事が出来ているかと言えばウソになります。

だからこそこうやって記事にして言葉にすることで、
自分への戒めにもしようと思いました。

ルワンダは途上国の中でもトップクラスに治安の良い国。

日本にいる時よりは緊張感を持っているものの、
ルワンダに来たばかりのころよりは明らかに油断していました。
いくら治安のよい国でも絶対はありません。

日本で待ってくれている家族や友人に悲しい思いをさせないためにも、
自分の命を最優先に考えて判断・行動していきたいと思います。

みなさんにもどうか今一度、本当に守るべきものは何か、
しっかりと考えておいていただきたいと思います。

 

若くて行動力のある友人が亡くなったことが本当に残念でなりません。

謹んでご冥福をお祈り申し上げます。

 

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