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『天使のくれた時間』感想・ネタバレ~私にとってたしかなもの~

Amazonプライムで映画やドラマを観ていましたが、久しぶりに自分の中で大ヒットする作品に巡りあえました!

『天使のくれた時間』あらすじ

13年前、恋人ケイトとの別れを決めてエリートコースに進んだジャックはウォール街で成功者となり、欲しいものは何でもお金で買える生活を送っていました。

しかしある朝目が覚めると、そこには昔別れたはずの恋人、2人の子供…

エリートコースを進まず、恋人と一緒になっていた場合の、選択しなかった人生が突然始まってしまったのです。

家は決して豪邸とは言えない郊外の一軒家、仕事はタイヤ販売。今までの生活とのギャップに不満を感じ、早く元の生活に戻りたいと思いながらも妻や子供たちとの関わりを通じて心境に変化が生じはじめ…

てな感じの映画です。

心揺さぶられたワンシーン

この映画の中で、とても心打たれるセリフがありました。

それは、主人公ジャックが妻に対して自分に起こっていること(別の人生に変わってしまったこと)、そして現状に対する心境を打ち明けるシーン。

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ジャックは言います。「以前の僕には人生計画があった。…今はひどいもんさ。計画なんて一つもない。でも君には自信がある」

そんなジャックに対しケイトも返します。

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毎日幸せそうに見えたケイトから意外な発言!これはマズイ流れ…ケンカになるのか?

ケイトは続けます。

オフィスはゴミ貯めだし、給料と来たら最低よ。

あなたはイージーな人生を想像できる?欲しい物があると目の前に出てくるの。

私だって憧れるわ。でも、あなたと結婚しなかったら…

私にとって確かなものがなくなるの あなたに子供たち

私にとって確かなもの

パートナーであれ仕事であれ、何か一つでも自分にとっての「確かなもの」を持っている人は強いし、それだけで幸せに見えます。

でも意外に他の事に夢中になったり忙しかったりすると「確かなもの」をないがしろにしてしまったりするんですよね…

「自分にとって確かなものは何か」

「確かなものを本当に大切にしているか」

これを忘れないためにも、繰り返し見たい映画です!

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