協力隊-日常

カネ目当てで飲みに誘われました。張り切っていってきます!

ルワンダで青年海外協力隊として活動している根本(@dujtcr77)です。

本日、事務所のガーディアンにカネ目当てで飲みに誘われたので、張り切っていってこようと思います!

突然の誘い

「お金持ってる?」

今までじっくり話したことのない、事務所のガーディアンがめずらしく陽気に話しかけてきました。

ガーディアン
ガーディアン
やあ元気?

今日ビールでも飲みに行こうよ!

根本
根本
(誘ってくるなんてめずらしいな…てか名前も知らないけど。)

うん、いいよ!

ガーディアン
ガーディアン
お金持ってる?

あからさまに金目的じゃねーか!
お金持ってるか聞くのはえーよ。駆け引き下手か!
せめてもう2,3ラリーくらいしてから聞け。

普段なら断る

まあ実は、こんな会話はルワンダではめずらしい事ではありません。
あまり仲良くない知人や、初対面の人でも奢ってもらおうとする人はたくさんいます。

今までは「はは、そうだね。今日はお金持っていないから、また今度!」みたいな感じでサラッと受け流していました。
そして少し嫌な気持ちを家にテイクアウト。

でも今日は受けて立つ。
ちょっと意識を変えて奢ったろうかと思います。

カネ目当て以上の関係に

仲の良い同僚は明らかに金目的で飲みに誘ったりしてきません。
それはお金以上に大切なものがその人と自分の間にはあるから。

裏を返せば、今回誘ってきたガーディアンにとって、私は金銭的利益をもたらす金持ちの外国人以上の存在にはなれていない訳です。

だったらひっくり返して仲良くなってやろうじゃないの。

事務所の他の同僚と違って、ガーディアンは普段外にいるため話す機会がなかなかありません。
自分も相手のことを知らないし、相手も自分のことを知らない。

ここらでいっちょビール片手にくだらない話でもして仲良くなって「俺が払うから飲みに行こうよ」くらい言わせてみたいですね。笑

目には目を

もうひとつ。目には目を作戦。

そっちがカネ目当てならこっちだってキニアルワンダの学習目当てで行ってやる。

キニアルワンダは、私が住んでいるルワンダの現地語です。

ひたすら会話してとことん吸収してやる。
見方をかえれば、家庭教師を居酒屋でやるみたいなもんです。

アフリカで楽しむための「2つの力」

アフリカで出来るだけストレスフリーで生活を楽しむためには、次のうちのどちらかが必要になってきます。

鈍感力

あまりイヤな事が気にならない力。

「なんか変な虫いるけど、まあいっか」
「チンチョンチャンて馬鹿にされてる。ハハハ」

みたいに、他の人がストレスだと思う事をまったく苦にしない。

さらに上級者は、
虫がいることにも気が付かない。
馬鹿にされていることすら気が付かない。

でも悲しい事にこれらは天性の能力であるため、気になってしまうタイプの人にマネすることは出来ません。

新庄力

201610110705

画像引用:産経WEST

「鈍感力」を先天的に持ち合わせていない私のような人間に残された道はひとつ。それは「新庄力」(完全に私の造語である)。

1999年、当時阪神の新庄選手が敬遠球に左足を大きく踏み込みフルスイング。これが試合を決めるサヨナラヒットとなりました。

アフリカで普通に生活していても、勝手にハッピーな出来事が舞い込んでくるわけではありません。
むしろ慣れないアフリカの地では嫌な気分になることも多いかもしれない。

そんな時、幸せのストライクゾーンから外れた球でも思いっきり踏み込んで打ち返す。
そんな「新庄力」がここアフリカの地では幸せをつかみ取るためのひとつのカギとなるのです。

という訳で「お金持ってる?」という明らかなボール球を踏み込んでヒット打ってこようと思います。

楽しく飲んで仲良くなれれば最高、つまんなくてもキニアルワンダの勉強にする、嫌な事やハプニングがあればブログのネタにしちゃう。
「新庄力」があれば怖いもんなんてないのだ。

 

つぎに読みたい⇒

もちろん勝手に舞い込んでくるアフリカならではの幸せもあります!同期隊員の活動を見に行って、幸せをもらった話。

 

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