おすすめミステリー・推理小説12選(寝不足注意!)

※2017年5月22日最終更新

こんにちは、アフリカ在住ブロガーのぴかりん(@dujtcr77)です。

今回は夜見始めたら最後、気になってついつい夜更かしをしてしまう傑作ミステリーを紹介します!

1.十角館の殺人(綾辻行人)

トリック衝撃度:★★★★★
キャラ・世界観:★★★★★
本の読みやすさ:★★★★☆

内容紹介(Amazonより)

十角形の奇妙な館が建つ孤島・角島を大学ミステリ研の7人が訪れた。館を建てた建築家・中村青司は、半年前に炎上した青屋敷で焼死したという。やがて学生たちを襲う連続殺人。ミステリ史上最大級の、驚愕の結末が読者を待ち受ける! 1987年の刊行以来、多くの読者に衝撃を与え続けた名作が新装改訂版で登場。

トップバッターは迷わずこれです。ミステリー好きには超定番ですね。

まだ読んでいない人はとにかく読んでください。

終盤のたった1行で全てが繋がり、震えます。

この小説を読んだ後の人生では「衝撃の結末」と謳われる物語を衝撃と思えなくなってしまう副作用があります。

ちなみに綾辻行人さんの館シリーズは全ておすすめですが、その中でも十角館が頭一つ抜けていて、次いで時計館が好きです。

2.時計館の殺人(綾辻行人)

トリック衝撃度:★★★★☆
キャラ・世界観:★★★★☆
本の読みやすさ:★★★★☆

内容紹介(Amazonより)

鎌倉の外れに建つ謎の館、時計館。角島・十角館の惨劇を知る江南孝明は、オカルト雑誌の“取材班”の一員としてこの館を訪れる。館に棲むという少女の亡霊と接触した交霊会の夜、忽然と姿を消す美貌の霊能者。閉ざされた館内ではそして、恐るべき殺人劇の幕が上がる!第45回日本推理作家協会賞に輝く不朽の名作、満を持しての新装改訂版。

1で紹介した『十角館の殺人』から始まる館シリーズの第5作目。『十角館の殺人』のインパクトが強すぎたこともあり、第2~4作目は「館シリーズもこのまま尻すぼみで終わってしまうのか?」というタイミングでの時計館。

館シリーズにしては珍しく上下巻で長編となっていますが、作りこまれたストーリーに飽きることなくあっと言う間に読み終わってしまいます。

3.テロリストのパラソル(藤原伊織)

トリック衝撃度:★★★☆☆
キャラ・世界観:★★★★★
本の読みやすさ:★★★★☆

内容紹介(Amazonより)

ある土曜の朝、アル中のバーテン・島村は、新宿の公園で一日の最初のウイスキーを口にしていた。その時、公園に爆音が響き渡り、爆弾テロ事件が発生。死傷者五十人以上。島村は現場から逃げ出すが、指紋の付いたウイスキー瓶を残してしまう。テロの犠牲者の中には、二十二年も音信不通の大学時代の友人が含まれていた。島村は容疑者として追われながらも、事件の真相に迫ろうとする――。

小説史上、唯一の乱歩賞&直木賞ダブル受賞作。

ストーリーもそうですが、魅力的な登場人物、またその文章と表現力により気が付けばすっかり世界に引き込まれてしまいます。

小説を読んでいるというよりは事件を目の前で見ているような感覚。

4.第三の時効(横山秀夫)

トリック衝撃度:★★★★☆
キャラ・世界観:★★★★★
本の読みやすさ:★★★★☆

内容紹介(Amazonより)

殺人事件の時効成立目前。現場の刑事にも知らされず、巧妙に仕組まれていた「第三の時効」とはいったい何か!? 刑事たちの生々しい葛藤と、逮捕への執念を鋭くえぐる表題作ほか、全六篇の連作短編集。本格ミステリにして警察小説の最高峰との呼び声が高い本作を貫くのは、硬質なエレガンス。圧倒的な破壊力で、あぶり出されるのは、男たちの矜持だ――。大人気、F県警強行犯シリーズ第一弾!

日本で一番傑作ミステリーを生み出しているのはこの本の作者・横山秀夫さんではないでしょうか。どれも好きです。横山さん裏切らない。

第三の時効は6本の短編からなる短編小説ですが、中でも本のタイトルにもなっている「第三の時効」は秀逸。

また登場する刑事たち(第1班班長・朽木、第2班班長・楠見、第3班班長・村瀬)の個性が非常に巧く描かれています。

5.臨場(横山秀夫)

トリック衝撃度:★★★★☆
キャラ・世界観:★★★★★
本の読みやすさ:★★★★☆

内容紹介(Amazonより)

臨場――警察組織では、事件現場に臨み、初動捜査に当たることをいう。捜査一課調査官・倉石義男は死者からのメッセージを的確に掴み取る。誰もが自殺や病死と疑わない案件を殺人と見破り、また、殺人の見立てを「事件性なし」と覆(くつがえ)してきた。人呼んで『終身検視官』――。組織に与せず、己の道を貫く男の生き様を、ストイックに描いた傑作警察小説集。全8編。

続いても横山作品です。主人公の倉石はザ・ハードボイルド。

他の調査官の見立てを聞いて「俺のとは違うな」と独自の見立てを繰り広げる様が格好良く、驚きあり、感動ありの短編集です。

6.64(横山秀夫)

トリック衝撃度:★★★☆☆
キャラ・世界観:★★★★★
本の読みやすさ:★★★☆☆

内容紹介(Amazonより)

昭和64年に起きたD県警史上最悪の誘拐殺害事件を巡り、刑事部と警務部が全面戦争に突入。広報・三上は己の真を問われる。究極の警察小説!

横山作品を挙げるのであればこれは外せませんね。

最近映画化もされました。横山作品にしてはめずらしい長編です。

7.すべてがFになる(森博嗣)

トリック衝撃度:★★★☆☆
キャラ・世界観:★★★★★
本の読みやすさ:★★★☆☆

内容紹介(Amazonより)

孤島のハイテク研究所で、少女時代から完全に隔離された生活を送る天才工学博士・真賀田四季。彼女の部屋からウエディング・ドレスをまとい両手両足を切断された死体が現れた。偶然、島を訪れていたN大助教授・犀川創平と女子学生・西之園萌絵が、この不可思議な密室殺人に挑む。新しい形の本格ミステリィ登場。

正直ストーリーの詰めというか納得感はここで紹介している他の作品には少し劣ります。

ただこの物語の鍵を握る人物である天才工学博士・真賀田四季が知的でとても魅力的です。

最後のどんでん返しだけを楽しむのでなく、道中の知的で美しい会話も楽しむのが正解な作品。

8.ワイルドソウル(垣根涼介)

トリック衝撃度:★★★★☆
キャラ・世界観:★★★★☆
本の読みやすさ:★★★☆☆

内容紹介(Amazonより)

その地に着いた時から、地獄が始まった――。1961年、日本政府の募集でブラジルに渡った衛藤。だが入植地は密林で、移民らは病で次々と命を落とした。絶望と貧困の長い放浪生活の末、身を立てた衛藤はかつての入植地に戻る。そこには仲間の幼い息子、ケイが一人残されていた。そして現代の東京。ケイと仲間たちは、政府の裏切りへの復讐計画を実行に移す! 歴史の闇を暴く傑作小説。

政府の怠慢で壮絶な人生を送ることを余儀なくされた主人公の衛藤。

普通のミステリーでは後半で明らかになることの多い犯行の「動機」の描写から物語は始まります。

衛藤の運命に胸が締め付けられ、上巻を半分も読んだ頃には登場人物同様すっかり日本政府にたいする怒りがこみあげているはずです。

しっかりと政府に対する憎しみを植え付けてからの後半のスピード感ある復讐劇と、読者の引き込み方が上手です。

9.容疑者Xの献身(東野圭吾)

トリック衝撃度:★★★★☆
キャラ・世界観:★★★★☆
本の読みやすさ:★★★☆☆

内容紹介(Amazonより)

数学だけが生きがいだった男の純愛ミステリ。
天才数学者でありながらさえない高校教師に甘んじる石神は愛した女を守るため完全犯罪を目論む。湯川は果たして真実に迫れるか。

トリックもさることながら、石神の愛、タイトルの通りその”献身”には悪い事をしているのに美しさを感じてしまいます。

東野圭吾さんの作品はいつも軽い感じがして苦手だったのですが、『容疑者Xの献身』は読了後に満足感がありました。

10.満願(米澤穂信)

トリック衝撃度:★★★☆☆
キャラ・世界観:★★★★☆
本の読みやすさ:★★★★☆

内容紹介(Amazonより)

人を殺め、静かに刑期を終えた妻の本当の動機とは――。 驚愕の結末で唸らせる表題作はじめ、交番勤務の警官や 在外ビジネスマン、フリーライターなど、切実に生きる 人々が遭遇する6つの奇妙な事件。入念に磨き上げられた 流麗な文章と精緻なロジック。「日常の謎」の名手が描く、 王道的ミステリの新たな傑作誕生!

「このミステリーがすごい」1位を2年連続で受賞した米澤穂信さんの2015年受賞作品。

無駄がなくどれも読みごたえのある短編集です。

11. 殺戮に至る病(我孫子武丸)

トリック衝撃度:★★★★★
キャラ・世界観:★★★★☆
本の読みやすさ:★★★★☆

内容紹介(Amazonより)

永遠の愛をつかみたいと男は願った――東京の繁華街で次々と猟奇的殺人を重ねるサイコ・キラーが出現した。犯人の名前は、蒲生稔! くり返される凌辱の果ての惨殺。冒頭から身も凍るラストシーンまで恐るべき殺人者の行動と魂の軌跡をたどり、とらえようのない時代の悪夢と闇を鮮烈無比に抉る衝撃のホラー。

これは個人的にはおすすめですが好き嫌いがはっきり分かれる作品。

グロさがそこまで気にならないようであれば、最後の大どんでん返しによる満足感が勝って「読んで良かった」と思える本です。

12.そして誰もいなくなった(アガサ・クリスティー)

トリック衝撃度:★★★☆☆
キャラ・世界観:★★★★☆
本の読みやすさ:★★★★★

内容紹介(Amazonより)

その孤島に招き寄せられたのは、たがいに面識もない、職業や年齢もさまざまな十人の男女だった。だが、招待主の姿は島にはなく、やがて夕食の席上、彼らの過去の犯罪を暴き立てる謎の声が……そして無気味な童謡の歌詞通りに、彼らが一人ずつ殺されてゆく! 強烈なサスペンスに彩られた最高傑作!

1939年に刊行されたアガサクリスティーの代表作。

80年近く前の本ですが、今でも根強い人気で読まれています。

まとめ:ミステリー好きも、そうでない方も

いかがだったでしょうか?

ミステリー小説好きの方はまだ読んでいない本があれば、そうでない方も気になる本を是非読んでみて下さい。

どれも一読の価値ありです!

 

 

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