『キングダム第6巻』感想・ネタバレ~お前は漢だ縛虎申。でも歩兵は大事にしてやれ~

こんにちは、アフリカ在住ブロガーのぴかりん(@dujtcr77)です。

今回は、『キングダム』6巻のあらすじと感想を書いていきたいと思います。

第6巻のあらすじ(ネタバレあり)

キングダム 6 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL)

目次

第53話 軍編成
第54話 五身一体
第55話 伍の戦い
第56話 戦車隊
第57話 羌瘣の防壁
第58話 一騎打ち
第59話 嗅覚
第60話 騎馬隊怒涛
第61話 栄誉と恩賞
第62話 肉迫
第63話 奇蹟

あらすじ

蛇甘平原での戦いに向け、軍編成が行われる。

信たちの伍は、特攻好きの千人将・縛虎申の部隊に入ることになってしまう。
しかも最前列。
最前列の多くは最初の衝突で命を落とすと言われており、不安を抱くメンバーであった。

そして運命の突撃命令。
魏が「岩陣」と呼ばれる強固な壁を作って最前列は全滅かと思われたが、そこで信が飛び出した。
信は敵の中に飛び込み前線へ戻ることで突破口を作ることに成功する。

予想外に前線が押された魏は「装甲戦車隊」を投入する。

そのあまりの強さに秦の歩兵たちは絶体絶命かと思われたとき、羌瘣が死体を積んで防壁を作る策を提案。
これによりなんとか戦車隊をしのぐことに成功するが、戦車隊は旋回して戻ってくる。

この危機も、羌瘣の助言を受けた信が戦車隊の攻略に成功し無事切り抜ける。

とはいえ信たちの活躍は戦局を覆すには程遠い小さな出来事。
魏は信たちの抵抗を認識すらしていなかった。
しかしこの小さな動きを見逃さなかったのが秦の大将・公(ひょうこう)であった。

公の指示で第4軍の騎馬隊が一気に動き出す。
その流れをくみとった縛虎申も動く。
残った歩兵たちと共に丘頂上の宮元を討ち取るというのだ。

疲労困憊の歩兵たち。
丘の中腹まで残ったのは50人弱であった。

人数も減り、士気が下がりはじめた兵たちに縛虎申は丘をとったら普段の10倍の恩賞を約束。
再びやる気を取り戻した兵たちに立ちはだかったのが魏の黄離弦(こうりげん)率いる連弩隊による矢の雨であった。

なんとか信の見切りでこれを防ぎ宮元のいる丘頂上までたどり着いた縛虎申と信たち。
しかし縛虎申は黄離弦の矢により致命傷を負っていた。

もはや視力すらない縛虎申の胸に宮元が剣を突き刺した時、奇蹟とも思える最後の力で宮元を討ち取る縛虎申であった。

感想

6巻の最初は嫌いだった縛虎申、最後は好きになっちゃう

第6巻でひときわ存在感を放っていたのがこの巻で初登場の縛虎申。

「歩兵如きが戦の全容を知る必要はない!!」
「上官に口答えをするな 貴様っ」

など乱暴な言動で歩兵たちには恐れられていました。

壁とも対照的で、出てきたときは「縛虎申イヤな奴だなあ」と思ったもんです。
しかし漫画史上最速のツンデレ

6巻の最後で丘を登ったときにはかなりイケメンでしたね。
軍馬への想いを語るシーン(後述)、そして宮元を討ち取るシーンにはしびれました。

ただ、こんなに武将としての才があるならもう少し下を思いやる気持ちがあった方が良かったですね。
なかなか完璧な人はいません。

壁のあんちゃんも頼もしく

王弟反乱のときはどちらかと言うと頼りなかった壁でしたが、千人将となった壁は少し違いました。

「魏兵の血で平原を朱く染めよ!!諸君らの武運を祈る!!」

なんて立派な檄を飛ばし、兵の士気を高めていました。

壁いわく、王弟反乱のときに政や山の民、そして信の活躍に自信を無くした彼は大将軍になる決意をしたとのこと。

はじめて壁が出てきたときは信のポテンシャルをより鮮明に描くための噛ませ犬的な存在かと思いました。

こうやって脇役もしっかり成長して大事に描かれるのが、キングダムの面白さですね。

名言・名シーン

悲しみではなく誇りで送ってやれ(縛虎申)


画像出典:『キングダム』6巻

主のために死力をふりしぼる

いい軍馬とはそういうものだ

そういう馬の主となれたら

悲しみではなく誇りで送ってやれ

引用:『キングダム』6巻

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