読書

メンタリストDaigo『人を操る禁断の文章術』/ブロガーやサイト運営者が使えるテクニックてんこ盛り!

こんにちは、アフリカ在住ブロガーのぴかりん(@dujtcr77)です。

テレビでも活躍しているメンタリストDaigoさんの『人を操る禁断の文章術』。
本書にはブロガーやサイト運営者が使えそうなテクニックが詰まっていました。

今回はそのテクニックの一部を紹介したいと思います!

人を操る禁断の文章術

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「人を操る」「禁断の」といかにも怪しいタイトル。
なんか胡散臭いワザが紹介されてるんじゃないの?って思っちゃいますね。
ですが、中身を見ると「読み手の心を動かし行動へ導くための」「まっとうな心構えとテクニック」が記されていました。

ビジネスやブログで使う事が出来るのはもちろん、普段のメールなどで相手を思い、良好な人間関係を築くためにも役に立つテクニックばかりです。
今回はその中でもブロガーにとって使えそうなものに絞って紹介します。

本書は大きく分けて3部構成となっているので、この順番でまとめていきたいと思います。

  1. 人を操る文章の3つの原則
  2. 人を動かす7つのトリガー
  3. 5つのテクニック

人を操る文章の3つの原則

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原則2:きれいに書かない

原則の番号は、本書で登場したナンバーと整合を持たせています。

以下、トリガーとテクニックも同じ。

国語の教科書に出てくるような、文法的に正しいきれいな文章では感情を動かすことは出来ません。

こちらが感情を抑えてしまうと、それは鏡のような効果を生み、相手の心から湧き上がってくるはずの感情をも押さえつけてしまうのです。

ポイントは、「話しかけるように書くこと。」

【悪い例】
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【良い例】
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今でこそだいぶマシになりましたが、私もどうしても「きれいに書こう」としてしまうクセがあるんですよね。

キレイに書かれた文章はたしかにキレイだけど面白味がない。

専門的な内容ならまだしも雑記ブログですからね。
「話しかけるように書く」というのはこれからも常に意識していきたいと思っています。

人を動かす7つのトリガー

人を動かすきっかけ(トリガー)となる要素。原則をおさえたら、どのトリガーで人を動かすか決めます。

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トリガー3:悩み

人は、悩みやコンプレックスを解消したいと思っている。悩みが解決できるとわかれば、必ず行動する。

人間の悩みは「HARM」の4文字に集約されると言います。

Health:健康、美容
Ambition:夢、将来、キャリア
Relation:人間関係、結婚、恋人、会社
Money:お金

※同じ悩みでも、年齢によって変わってきます。

【Moneyの例】

10代:小遣い、バイト
20代:自己投資、貯金
30代:マイホーム
40代:教育費
50代:老後
60代:年金

これは検索向けの記事を書くときに意識したいこと。

検索をしている人はなにかしらの悩みを抱えていることが多いですもんね。

  • 買おうとしている商品について十分な情報がない
  • ネットトラブルの対処法がわからない
  • マウンテンゴリラを飼ってみたいけどエサは何をあげたらいいかわからない

自分がいま書いている記事はどんな悩みを持っている人のためのものか、意識しながら書いていきたいものです。

トリガー5:みんな一緒

人は、「みんながしていることは正しい」という心理が働きます。
特に自分が所属しているカテゴリーにつなげることで効果を発揮するんだとか。

例えば、家を買いたいと考えている30代のカテゴリーに対しては不動産広告にこんな文面を用いると効果的。

ご存知ですか?30代の人たちの75%が、家を買おうと考えています。

これは記事タイトルとかに使えそうなテクニックですね。

「まだ導入してない?有名ブロガーがみんな使ってる分析ツール〇〇」

とか書いてあったら開いちゃいますもん。

5つのテクニック

実際に文章を書くにあたり、そのまま使えるテクニックです。

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テクニック2:なんども繰り返す

同じ「意味」と「感情」を言葉を変えて繰り返す

言葉を変えるというのがポイントで、同じ言葉を使わない事。

同じ言葉を3回以上使うと、相手が飽きてしまい逆効果となります。

【ヒント】
「5W1H」を意識する事でバリエーションが増やせる。

例:嬉しかった場合

Who:「誰」が、もしくは「誰の行動」が、うれしかったのか。
What:「何が」うれしかったのか
When:「いつ」うれしかったのか
Where:「どこが」うれしかったのか
Why:「なぜ」うれしかったのか
How:「どのように」うれしかったのか

たしかに、同じ単語が繰り返し使われていたらくどい、と感じてしまいますもんね。

テクニック3:話しかけるように書く

人は、文章よりも会話のほうが内容を覚えやすい。
文章に会話の要素を取り入れことで、最高の誘導装置になります。

まずは1人2役で会話を作ります。

相手「人を動かす文章を書くなんで難しそう」
自分「安心して、この方法ならカンタンに書けるから」
相手「そうなの?どうすればカンタンに書けるの?」
自分「まずは、会話文を作るんだ。」
(以下略)

これをひとつの文章にする。

もしかするとあなたは、人を動かす文章なんて難しそう、と思うかもしれません。

しかし、安心してください。この方法を使えば、誰でも簡単に人を動かす文章が書けるようになりますから。

まずは、会話文を書きます。(以下略)

原則2の「きれいに書かない」でもちらっと出てきましたが、話しかけるように書く

確かにまずは会話を想定すると自然な流れの文章が書けるかもしれませんね。

まとめ

3つのステップで人を動かす文章を書く。

ステップ1:「書かない」3つの原則をおさえる

ステップ2:7つのトリガーから1つを選ぶ

ステップ3:5つのテクニックを駆使して実際に文章を書く

「人を操る」「人を動かす」なんて言うとあまり良い響きではないかもしれません。
でもせっかくなら自分が書いた文章を多くの人に届けて、満足してもらいたいし、心を動かしたい。

そのためにできることというのはやっておいて損はないはずです!

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