落語

落語を題材にしたおススメ作品まとめ。江戸時代以来の「平成落語ブーム」に乗り遅れるな!

こんにちは、アフリカ在住ブロガーのぴかりん(@dujtcr77)です。

最近は「平成の落語ブーム」と言われ、
落語家さんの数は江戸時代以来最多の約800人

私は最近まで落語はまったくと言ってよいほど見なかったのですが、
落語って奥が深くてとても面白いんです。

もっと落語を多くの人が楽しんでくれたらいいなと思っています。

古いものを残していこうという延命的な意味ではなく、
こんなにも良いものなのにその魅力に気が付いていない人が多く、
もったいないと感じるんですね。

しかし、ただ「面白いから落語を見てね」と言ってもなかなか興味を持つのは難しいもの。

そこで今回はあらゆるジャンルの落語作品を紹介したいと思います。

漫画・アニメ

昭和元禄落語心中

平成落語ブームの火付け役となったと言っても過言ではないのが『昭和元禄落語心中』。

刑務所を満期で出所した元チンピラの与太郎が、
ムショの中で聞いた八雲師匠の『死神』を忘れる事ができずに弟子入りを志願。

与太郎が八雲の弟子となって落語の世界にのめり込んでいく「与太郎放浪篇」
八雲の若き日と今は亡き天才落語家・助六の過去を描く「八雲と助六篇」
再び物語の中心となって助六のその後の人生を描く「助六再び篇」
の3部構成となっています。

2016年1月に放送されて大人気となった第1期アニメは
「与太郎放浪篇」~「八雲と助六篇」でした。

そして2017年1月からはアニメ第2期として「助六再び篇」が放送予定です。

『昭和元禄落語心中』の詳しい紹介記事を書いているので詳細は以下をご覧ください。

映画

映画 立川談志

2011年11月21日に逝去した天才落語家・立川談志(七代目)を生前に追ったドキュメンタリー番組。

談志の現代落語論が顕著にあらわれる「やかん」、そして十八番であった「芝浜」。
この2つの演目を通して談志師匠の落語に対する考え方を知ることができます。

「落語は人間の業の肯定である」「イリュージョン」といった談志師匠の独自の落語論に触れながら、
この作品を観終えるころには、おそらく多くの人が「談志中毒」になっていることでしょう。

古典落語(上)(下)

古典落語の名作が物語の形式で収録されています。

『古典落語(上)』は「芝浜」「まんじゅうこわい」などの32作品が、
『古典落語(下)』には「寿限無」「子別れ」など30作品が収録されています。

それぞれの落語には解説付き。

落語名作200席

「落語の紹介+解説」という構成は上述の『古典落語』シリーズと同じです。

収録作品が多い分、一つ一つの噺は『古典落語』シリーズよりも短く要約チック。

本として噺を楽しみたい場合は『古典落語』シリーズ
事典のように手軽に落語の内容を調べたい場合は『落語名作200席』がおすすめです。

落語にハマる! 週刊ダイヤモンド 2016年 7/9 号

平成落語ブームをあらゆる角度から分析しています。

落語家の金銭事情や寄席の紹介、おすすめの噺や落語家など、
落語の全体像をいちどざっくり見たい場合にうってつけの1冊。

テレビ番組

タイガー&ドラゴン

TOKIOの長瀬智也さん主演の落語ドラマ。

毎回1つの噺をベースとして、
テーマとなった作品と物語中の展開がリンクしてストーリーが進みます。

1話見る度に1つの落語を楽しみながら知ることが出来るのが魅力。

脚本は宮藤官九郎さん、出演者に西田敏行さんや阿部サダヲさんなどがおり、
観ていて何度も爆笑してしまいます。

超入門!落語 THE MOVIE

映像化した落語2作品を紹介するNHKの30分番組。
落語家さんの語りに合わせて、役者たちがアテブリで演技をしています。

「噺家さんの表現から自分たちで登場人物たちを描く」
という落語の醍醐味をぶっ壊した、よく考えたらとんでもない番組。

この番組の存在を知った時は「おいおい、いいのか!?」
って感じでしたが、見てみたらすぐに考えが変わりました。

普通に面白くて、余計落語に興味がわきました。

今回紹介した中では一番本物の落語に近い作品なので、
既に落語に興味はあるけどまだどれから聴いていいかわからないし…
という方におススメです。

こちらのページからは映像をあてる前の噺家さんの高座を見る事ができます。

NHKで毎週水曜日22時50分~(再放送:金曜日0時25分~)放送。

イケメン・美女

滝川鯉斗さん

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画像出典:滝川鯉斗の性格や彼女は女医!?イケメン落語家の実力は?

麹家りんりんさん

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画像出典:りんりんツッコミ塾

落語の楽しみ方のひとつに「贔屓(ひいき)の落語家さんを見つけること」が挙げられます。
今風に言うと「推しメン」ですね。

落語関連作品ではないですが、
楽しみ方のひとつとして自分が応援したくなる落語家さんを見つけるのもアリかもしれません。

さいごに

いかがでしたか?

もともと落語が気になっていた方、
この記事を見て少しでも興味がわいてきた方、
是非好きなものから挑戦してみて欲しいと思います。

まずは自分の好きな分野から入ってみることで、
落語との距離がグッと縮まるはずです。

 

つぎにおススメ!

漫画・アニメ『昭和元禄落語心中』を10倍楽しむ手引き【作中の落語解説付き】

落語『死神』あらすじ・解説~初心者でも楽しめる落語~

年末に聞きたい古典落語『芝浜』あらすじ・解説

 

 

 

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