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『ぼくらの勇気 未来都市2017』感想・レビュー~遊び心もりもり!色んな意味でこの20年を振り返る懐かしの作品だった~

こんにちは、アフリカ在住ブロガーのぴかりん(@dujtcr77)です。

帰ってきたぞ!
ヤマトとタケルが!

20年前にキンキキッズの2人が共演した名作ドラマ『ぼくらの勇気 未来都市』が一夜限りで帰ってきました。

ドラマの最終回でした「20年後、またこの場所で会おう」という約束が本当に20年の時を経て果たされるわけですね。胸アツ!

ニュースでもだいぶ話題になっていましたし、この日を楽しみにしていた方も多いのではないでしょうか?

ふだんはHuluやAmazonプライムビデオなど動画配信サービスばかりでテレビを観ない私が久しぶりにテレビに釘付けでしたよ。

という訳で今回は『ぼくらの勇気 未来都市2017』の感想を書いていきたいと思います。

ネタバレ要素がありますので、まだ観ていない方はご注意ください。

あらすじ

20年前の『ぼくらの勇気 未来都市』あらすじ

1997年、千葉県幕原市で大型の地震が発生したと報道されました。
ところがそれは政府による嘘で、実際には「T幕原型」という大人だけが死に絶えてしまうウィルスが蔓延していたのでした。

幕原には、ヤマト(堂本光一)、タケル(堂本剛)ら20歳未満の子供たちだけが生き残ることに。

そんな20歳未満の子どもたちだけが住む「未満都市」で、はじめは食料などをめぐり争い、奪い合いをしていた子どもたち。
しかし次第に生き残るために力を合わせるようになります。

こどもたちは国家の陰謀に立ち向かい「20年後、またこの場所で会おう」と約束をして別れたのでした。

『ぼくらの勇気 未来都市2017』のあらすじ

悲劇から20年、幕原市は国家をあげて復興し、発展を遂げようとしていました。
国の政策で幕原市には新しく近未来型の図書館を建設する計画が進められていましたが、ある問題が。

図書館の建設予定地は20年前に人工衛星が落ち、「T幕原型」の感染がはじまった場所でした。
そして死滅したはずのウィルスは地中で突然変異を遂げ、建設中に新たな被害者を生んでしまったのです。

しかし幕原の復興に莫大な予算をかけた政府はこの事実を隠蔽。
20年前と同様、真実は闇に葬られようとしていました。

「20年後、またこの場所で会おう」
その約束から20年、学校教師になったヤマトと弁護士になったタケルは再開を果たします。
同じく幕原で過ごしたアキラ(相葉雅紀)とも再開しましたが、どうも様子がおかしい。

アキラは建築士として幕原市の図書館建設に関わる過程で、新たなウィルスの存在に気が付いてしまったのです。

再開したときのアキラの異変に気が付いたヤマトとタケルは、モリ(松本潤)やスズコ(矢田亜希子)、キイチ(小原裕貴)とコンタクトを取りその理由を探ります。

「もしやウィルスが再び・・・?」

大人になりそれぞれの生活を持ったヤマトたちでしたが、真実に気が付いたことにより再び政府との戦いがはじまろうとしていました。

感想

キンキの曲名や名ゼリフがいたるところに

本作品は、ストーリーを楽しむのと並行してもう一つ楽しみ方がありましたね。

スズコ(矢田亜希子)が読んでいる絵本、ゲームのアバター達の名前、ミネラルウォーター、看板。
至る所にキンキキッズの曲名がかくされていました。

遊び心が入っていたのは小道具だけではありません。

最後の場面でタケル(剛)は『金田一少年の事件簿』の名ゼリフ「じっちゃんの名にかけて」、そしてヤマト(光一)は『銀狼怪奇ファイル』で演じた役で口にしていた「俺に不可能はない」と、キンキキッズ好きには嬉しいパロディ要素までありましたね。

製作陣の思い入れとこだわりを感じました。

剛も光一も変わんないねえ

今回のドラマでは、松潤のように「大人になったなあ」と20年の時を感じさせる人がいる一方で、キンキキッズの2人はあまりの変わらなさに驚きました。

めちゃくちゃ若い。
2人とも38歳とは思えませんね。

矢田亜希子さんもキレイだし。

やっぱ人に見られる仕事してると若さキープできるんでしょうかね。

リュウが見たかった


(画像出典:『ぼくらの勇気 未満都市』第9話)

個人的に残念だったのは、リュウが出てこなかったこと。

ドラマでは前半めちゃくちゃ嫌な奴だったんですが、どこかカリスマ性もあってかなりの存在感でした。
自分たちのゲームの邪魔をされたくらいでキイチの太ももナイフでぶっ刺してたヤツですからね。笑

でもヤマトの優しさに触れることで少しずつ変わっていき、最後には協力してくれる典型的なツンデレキャラです。

ずるいよねツンデレキャラって。
どんなに悪いことしてても「ちっ、しょうがねえ。別にお前らを助けるわけじゃないからな」とか悪態ついて力を貸すだけで一気に好かれちゃうんだから。

まあ安易なツンデレで見事に好きになってしまったリュウ、20年後の姿みたかったですね。

ドラマでもう1人好きだったのはユーリ(宝生舞)ですが、20年前に死んじゃってるし宝生舞さんは芸能界引退しているし、まあこちらが出ないのは覚悟できていました。
宝生さんは撮影現場に差し入れを持ってきたらしいですけどね。

まさかの次世代「未満」たち

ドラマ終盤、ヤマトとタケルが図書館の下でピンチに陥ったとき、現れたがまさかのオタクの少年たち。笑
ヤマトの教え子・高木(道枝駿介)とそのゲーム仲間たちが現れたんですね。

「ああなるほど、ここで次世代のこどもたちが活躍するのか」と感動しましたが、それより笑いが勝ってしまって…。

腐女子の、

「うちら、Wi-Fiじゃなくて心で繋がってっから」

は笑いましたね。

みんなで「おお、リアルダンジョン!」とか緊張感ねえし。笑

さいごに

パロディ要素あり、予測不能の展開ありといった感じで、ストーリーにどっぷり浸かるというよりは製作陣の遊び心に寄り添って一緒に楽しむ番組だったなという印象でした。

いやー、しかし懐かしかったですね。
と言っても実は、私は今回の『ぼくらの勇気 未満都市2017』やるって知ってHuluで急いで前作を観たんですけどね。

私のように20年前に観ていなくたけど今回の作品を楽しみたいって人は、Huluなら前エピソード観ることができるのでおススメですよ!

※『ぼくらの勇気 未満都市』を観ることができるのは記事執筆2017年7月21日時点の情報です。
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